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木工用スライドマルノコでアルミフレームを切断してみた

アルミフレーム切断 適切な電動工具の選択

スライドマルノコでアルミを切断してみた

ミスミのアルミフレーム(5/6/8シリーズ)を切断する必要が生じましたが、わたしが持っている金属切断可能な電動工具はグラインダーレシプロソージグソーのみです。

チップソー切断機/チップソーカッター

効率・精度・仕上がりを重視する場合、「チップソーカッター」や「チップソー切断機」が適しているようなので、金属切断に特化した切断機の購入を検討していました。

所持しているスライドマルノコでアルミを切断する

アルミ用チップソー 部品番号:A-19803

しかし、マキタのカタログをよく見ると、わたしが持っている同社のスライドマルノコ(M244)に適用するアルミサッシ用のチップソー(A-19803)が別売されていました。

このチップソー(A-19803)の寸法は、M244に標準付属されているチップソーと同じ(外径190mm/穴径20mm)で、スライドマルノコ用として販売されています。

主に木工用として使用されるスライドマルノコですが、特殊なチップソーを取りつけることで、アルミサッシの切断も可能になることを初めて知りました。

タジマ チップソー-TC-JTA19072

さらに調べてみると、他社からもスライドマルノコ用のアルミ用チップソーが販売されていることがわかりました。

中でも知名度や信頼度が高いタジマから販売されているチップソー(TC-JTA19072)は価格も手頃で品質においても優れているとの評価が多く見られました。

これ以上電動工具を増やしたくない私は、タジマのTC-JTA19072を購入し、マキタのスライドマルノコ(M244)に取り付けて、アルミフレームを切断する方法をとることにしました。

TC-JTA19072

TC-JTA19072の寸法は、M244が使用可能な刃物寸法(外径190mm/穴径20mm)と一致しており、サイズに関する問題はありませんでした。

また、刃数が72Pと多いため、切断面が滑らかに仕上がり、切断面の端部に発生するバリも微小になり、後処理の手間が減少する期待もできます。

TC-JTA19072-最大回転数

さらに、M244の回転数が6,000min-1(回転/分)であることを考慮すると、チップソーに記載されている最大回転数8,000min-1を下回っているため、問題なく使用できることが確認できます。

チップソーの交換作業自体は、計測してみたところ2分11秒という短時間で完了しました。工具の交換や調整に慣れていない人でも5分ほどで交換できると思います。ちょっとした一手間がかかるものの、特に大きなストレスを感じることはありませんでした。

ただし、頻繁に交換する必要がある場合は、スムーズに交換できるわけではないので、少々手間がかかると感じるかもしれません。そのため、もし金属切断を主な用途として頻繁に行うのであれば、専用の金属切断に特化したチップソー切断機を用意したほうがよいと感じました。

アルミ用チップソーを使った感想

TC-JTA19072(切断面)

タジマのアルミ用チップソーを使い、アルミフレームを切断した際の体験は、正直言って予想以上のものでした。

まず切断中に驚かされたのは、切削抵抗の軽さです。刃が弾かれることなく、軽い力で軽快に切れるうえ、静かに切断できたるめ、作業中に危険や恐怖を感じることがありませんでした。

アルミの断面はツルツルではなく、多少ザラザラしています。しかし、がたつきや大きな段差がないため、キャップを被せる等の用途ではそのまま使用でき、追加の後処理を必要としない程度には綺麗です。

さらに切断面の角にできるバリの小ささも印象的でした。切断面の端部に発生するバリも爪でこすれば除去できるような程度なので、後処理の手間が大幅に軽減される点も大きなメリットです。

実際にマキタのスライドマルノコ(M244)にタジマのアルミ切断用チップソー(TC-JTA19072)を取り付けてアルミフレームを切断した動画を視聴したい場合はこちらからどうぞ。

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