トリマー | トリマービットの種類 | トリマーの使い方 | 性能比較表 |
トリマーとは?
トリマー特徴
トリマーとは、トリマービット(切削ビット)を高速回転させて、木材を切削することができる電動工具です。トリマービットには、様々な形状のものがあるので〔溝加工〕〔面取り〕〔飾り面取り〕などを行うことができます。
トリマーの利点
トリマービットの種類は非常に豊富なので、初心者でもトリマーがあれば様々な加工を行える利点があります。一般的にDIYでは、トリマーで以下のような加工を行いますが、ビットの種類が豊富なので記載している以外の用途や加工も行えます。
溝加工(溝切りカッター)(鑿・ノミ)(細工用鉋)が使えなくても、ストレートビットとガイドを仕様することで精度の高い溝が掘れます。ストレートビットの他にアリ錐ビットや丸溝ビットもあるので、U溝やアリ溝を掘ることもできます。 |
面取り (手鉋・カンナ)を使えなくても、直線、曲線関係なく効率よく面取り加工がおこなえます。 |
装飾 材料の縁や側面をトリマーで飾るとアンティーク調のヨーロッパ家具のような仕上がりになります。 |
トリミング
薄板などで自作したテンプレートガイド(治具・jigu)を使うことにより、ジグソーより精度の高いトリミング〔切り抜き加工〕や〔曲線加工〕なども行えるので、全く同じ形状をしたものを量産することもできます。基本的に厚い材料の場合は、ルーターやトリマーで1発で切り抜くことができないので、糸鋸やジグソーなどで大まかに成形したものを最後にトリマーで仕上げると負荷をかけずに切り抜けます。
安全上の注意
トリマーは軽く扱いやすい電動工具ですが、回転数が30,000min-1ほどあり、トリマービットには鋭い刃がついているので、正しい使い方をして、細心の注意を払う必要があります。