グラフィックボードの故障!でも素人の自分で修理してみた日記

壊れたグラフィックボード(RTX 2060)がパーツクリーナーと接点復活剤で直った ブログ

壊れたグラフィックボード(RTX 2060)がパーツクリーナーと接点復活剤で直った

先日、デスクワーク中に突然モニタが映らなくなった。PCの電源は入るし、ファンも回っているが、グラフィックボード(RTX 2060)に接続した複数のモニターは真っ暗なまま…。

まずは問題を切り分けようと思い、オンボードの映像出力に切り替えると、とりあえず画面は映ったが、マウスがドリフトして作業ができない。

そこで、デバイスマネージャーからRTX 2060を無効にするとカーソルがドリフトする症状は直った。グラボが悪さしているのは間違いなさそうだ。

猫の毛でPCが故障

とりあえず、PCケースを開けて中を見ると衝撃の光景が広がっていた。なんと、RTX 2060には猫の毛や埃、そして細かい塵がびっしりとかぶっていたのだ。うちの猫は抜け毛が多い種類なので、メンテを怠るとこうなってしまうのだ。

HiKOKI(ハイコーキ) 36V ブロワ RB36DB

まずはHiKOKIの小型の充電式ブロワ(RB36DB)を使って、これらの埃や猫の毛を吹き飛ばしてみた。ところが、どれだけ吹き飛ばしても状況は変わらず、モニターは相変わらず真っ暗のまま。

ここで新しいRTX 2060を新調しようと考えたが、最新のグラボはそれなりに高額なので、注文する前に一か八かで分解して自分で直してみることにした。

パーツクリーナー

グラボをマザーボードから取り外して分解すると、基盤にはブロワで吹き飛ばせなかった汚れや塵塵がこびりついていた。これはもう、表面の埃を払うだけじゃどうにもならないと判断し、パーツクリーナーを1本まるまる使って洗浄することに。基盤全体にクリーナーを吹きかけて、汚れを一気に落とした。乾燥には1日かけてしっかりと自然乾燥させることにした。

GPUにCPU用のグリスを代用

冷却用のヒートシンクを外したとき、ヒートスプレッダーとヒートシンクの間に塗られていたグリスも固くなっていたので、組み立てる時に新しいグリスを塗り替えた。

グリス代をケチり、ドスパラでPCを購入したときに付属されていたCPU用のグリスを使った。CPU用グリスも熱伝導を助けるためにヒートスプレッダーとヒートシンクのあいだに使われ、熱を効果的に放散させる役割を果たすがあるので、GPUに代用しても問題にはならないだろう(多分)。

そして最後に、全ての接続口に接点復活剤を吹き付けて掃除。電気的な接触を改善するように仕上げた。これで準備は万端、すべてを元に戻して再度起動。

なんと、元の状態に見事復活!モニターにも無事映像が表示されたののだ!マウスの挙動も正常に戻り、ホッとひと安心。

とはいえ、簡易的な修理だと、またすぐに不具合が発生する可能性があるので、いつ故障するかという不安は残っている。とりあえず、猫の毛や埃が大量に付着してショートしていた可能性もあるため、対策としてPC内部に埃や猫の毛が入らないように、全ての排気口にPCケース用フィルターを貼り付けて対策を行った。枠がマグネットのものが簡単に取り付けられてよかった。

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