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コードレスファンの選び方

外でも涼しく過ごせる

電動工具を販売している一部のメーカーは、電動工具に使われているリチウムイオンバッテリーで動作することができるコードレスファンを販売しています。
家庭用の羽根の枚数が多い扇風機と風を比べると、コードレスファンは3枚羽根なので、近くで風に当たった場合は涼しく感じず、風切り音も少し大きくなる欠点があります。
しかし、羽根の枚数が少ないほど風を遠くに送る能力が高いので、個人的に窓際などに置いて送風させた方が効果的だと思います。
涼風だけでなく、サーキュレータのように〔ガス〕〔粉塵〕が発生するような環境の空気の換気や循環目的で使用することも可能です。

軽量+スリムで持ち運びに便利

コードレスファンは家庭用扇風機に比べると、厚さが薄く質量が軽い作りになっているので、電源のない環境や作業現場でも使用に最適です。
軽量重視+作業現場での使用を考慮した作りになっているので、前後のガード部は樹脂製になっており、異物が混入してファンが破損しないように細かい網目になっています。

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用途

バッテリーの差込口

作業現場での涼風・送風

夏場の作業現場は、汗だくになるほど暑いです。
直接体に向けて涼風を得られることはもちろんのこと、窓や扉(外側)に向けて送風することで熱気のこもった部屋を換気することも可能です。
また体に有害のあるガスが発生する塗装現場、粉塵が発生する作業場所での換気としても役立ちます。

レジャーシーンでの涼風・送風

バッテリー式で長時間運転可能+持ち運びが便利なこともあって、アウトドアレジェーでも使われることが多いようです。
暑い場所で食事をしている時の涼風やバーベーキューでの煙避け、結露しやすく熱がこもりやすいテント内の空気の循環などアイデア次第で様々なシーンで使えます。

アイデア次第で様々なシーンで活躍

家庭内でも角度が変えられるので、洗濯物の下に置いておくことで早く衣類を乾かすこともできます。
もちろんコードレス式なので、コンセントのないベランダでも使用することも可能です。
またバッテリーを装着しなくても、ACアダプタが付属されているので、バッテリーの容量を気にせずにコンセントの電源を供給して使用することも可能です。

お風呂を沸かして湯船につかったときに、下の方が冷たいといった経験があると思いますが、これと同じ様に室内でも対流が起こっています。
対流は暖かい空気や水が上に上がるので、下の温度とは大きな差がある場合があります。
対流が起こった室内をコードレスファンで循環させ、エアコン(冷房・暖房)などと併用することによって節電効果も得られます。

ACアダプタジャック

アイデア次第で様々なシーンで活躍

上下左右の角度が変えられるので、洗濯物の下に置いておくことで早く衣類を乾かすこともできます。
もちろんコードレス式なので、コンセントのないベランダでも使用することも可能です。
またバッテリーを装着しなくても、ACアダプタが付属されているので、バッテリーの容量や劣化を気にせず、家庭にあるコンセントの電源を供給しながら使用することも可能です。

お風呂を沸かして湯船につかったときに、下の方が冷たいといった経験があると思いますが、これと同じ様に室内でも対流が起こっています。
対流は暖かい空気や水が上に上がるので、下の温度とは大きな差がある場合があります。
対流が起こった室内をコードレスファンで循環させ、エアコン(冷房・暖房)などと併用することによって節電効果も得られます。

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主な機能

角度の調整が可能

上下の角度を45°の範囲で可変させることができるので、下から上に向けて風を送ることも可能です。
あまり倒しすぎると本体の重みで自立できなくなります。
そのまま折りたためてしまうので、持ち運びだけでなく、狭い場所での収納にも便利です。

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操作パネル(機能)

操作パネル

簡単操作

本体の前部に操作パネルがあり、押しボタン式の電源ボタンや各機能ボタンがあります。
タイマー機能はUF18DSDL以外のモデルには全て備わっていますが、古いモデルには首振り機能が備わっていないものがあります。

風量調整機能

風量切り替え

風量を切り替えることができるボタンです。
風量の段階数は2~3段階に変えられるモデルがあり、このモデルは2段階の風量調整が可能です。
UF18DSDLにだけ、風量を調整する機能がありません。

このモデルと家庭用の扇風機の風を比べるために、近くで風に当たってみましたが、家庭用の5枚羽根の扇風機のほうが涼しく感じました。
羽根の枚数が多いほど拡散力が強くなり、1枚の羽根が送る風の塊が小さくなるので、自然な風のように当たりが柔らかく感じ涼しく感じます。
しかし、風を遠くまで届ける能力は、5枚羽根以上の扇風機より3枚羽根のファンのほうが上でした。
羽根の枚数が多いほど1枚の羽根が送る風の塊が小さくなるので、3m程離れて風に当たると小さな風の塊は潰れてしまい、3枚羽根のほうが涼しく感じました。
風を遠くに送り、室内の空気を循環させる目的で使用されるサーキュレーターも3枚羽根のタイプが多いので、風を拡散させる扇風機より、サーキュレーターに近い作りです。

音の大きさ

モーター音は静かなのですが3枚羽根なので、最近主流の羽根の枚数が多い家庭用扇風機と比較すると、風切音が少し大きくなります。
家庭用の扇風機も羽根の枚数が多いほど、音が静かになり拡散力が上がります。
しかし、羽根の枚数が多くなるほど、風を遠くに送る能力が下がる欠点もあります。
ですから、風を遠くに送る目的で作られている、サーキュレーターや工場扇は3~4枚羽根のタイプが多いです。

タイマー機能

タイマー機能

一般家庭の扇風機と同じようにタイマー機能がついています。
設定したタイマー時間になるとモーターが停止するので、自動で停止したい場合や消し忘れ防止にもなります。
現在、日立工機・マキタから販売されているほとんどのモデルにタイマー機能が搭載されており、設定可能なタイマー時間は、〔1時間〕・〔2時間〕・〔4時間〕3種類の選択が可能です。
※日立工機-UF18DSDLにだけ、タイマー機能が搭載されていません。

首振り機能

一般家庭の扇風機と同じように、首振り機能が搭載されているモデルがあります。
これまで小型のモデルには、首振り機能が搭載されておらず、大型のマキタのモデルにしか搭載されていませんでしたが、2014年に日立工機が販売した小型のモデルには、首振り機能が搭載されています。
古いモデルには首振り機能が搭載されていないので、首振り機能が必要な場合は注意が必要です。

ACアダプタジャック

ACアダプタ

コードレスファンはバッテリーだけで動作するのではありません。
本体と一緒にACアダプタが付属されているので、電源コンセントから電気を供給することも可能です。
バッテリーを装着した状態で、アダプタをコンセントに差した場合はACアダプタが優先されます。
現在(2014.7)販売されている日立工機とマキタのコードレスファンには、全てACアダプタが標準付属されているので、どのモデルもコンセントに差し込んで使用することが可能になります。

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充電ファンの羽根の掃除の仕方

UF18DSAL 羽根の掃除

効率よく掃除するにはナイロンブラシがおすすめ

追記:3年間、夏の間だけ毎日使用していると羽根の部分に付着した埃の汚れが目立ってきた。この頑固にこびりついた埃はコンプレッサーやブロワーの強い風でも吹き飛ばすことができなかった。家庭用の扇風機や工場扇風機は、前ガード(網の部分)を取り外して羽根を取り外して掃除することができるが、このモデルは羽根を取り外すことができないと日立工機に言われた。おそらくマキタも製品も簡単に羽根を取り外すことはできないのではないだろうか。色々試してみた結果、腰の強いナイロンブラシを羽根につけた状態で、スイッチを入れて羽根を回転させると効率よく頑固にこびりついた埃を除去することができた。写真のブラシは100円ショップに販売されていたものだが、ブラシの長さga
8cm以上あるミニホウキほうが隅々まで綺麗にできるだろう。さらにガード部分に付着した埃も同じナイロンブラシで効率よく落とせた。ちなみに、ブラシの腰が弱いダスター刷毛では落とせなかった。

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連続使用時間(目安)

電圧バッテリー容量強風弱風
BSL18303.0Ah約2.8時間約4.5時間
BSL18404.0Ah約3.5時間約6.0時間
BSL18505.0Ah約4.5時間約7.3時間
BSL14151.5Ah約1.0時間約1.6時間
BSL14202.0Ah約1.5時間約2.5時間
BSL14303.0Ah約1.8時間約3.0時間
BSL14404.0Ah約2.5時間約4.0時間
BSL14505.0Ah約3.8時間約6.5時間

稼働時間を延長したい場合はバッテリーを変えよう

バッテリーの容量はAhという単位で表示されており、同じ電圧の場合は容量が多いほど、長い時間 連続使用することが可能になります。上記の表は日立工機のページに記載されている、各バッテリーを満充電にした常態でUF18DSLを連続使用できる時間です。バッテリーの状態、モデル、メーカーによって連続使用できる時間は変わります。ちなみに現在(2014.7)日立工機やマキタから販売されているコードレスファンは、全て14.4Vと18Vのバッテリーを兼用することが可能です。
コードレスファンの性能比較表

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