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【DIYでトイレ交換】LIXILのトイレを自分で設置する!取り付け手順を徹底解説【C-180S/DT-4840】

トイレを自分で交換(LIXIL-C-180S/DT-4840) ブログ

初心者でもできるトイレ交換の手順を解説

トイレを自分で交換(LIXIL-C-180S/DT-4840)

うん十年と座り続けた便器に亀裂が入り、うんこができなくなったため、新しいトイレに交換することにしました。ただし、業者に依頼すると3~4万円ほどの費用がかかるため、今回は自ら設置作業を行うことに決めました。

この記事は、忘れっぽくなった自分のために、今後再びトイレの交換や分解が必要になる場合に備える備忘録として、また、同じトイレを自分で交換したい方への参考になるよう、作業手順や注意点を記録したものです。

LIXILの型落ちモデルを選んだ理由

節水しても水道料金が変わらなかった

トイレ修理の見積もりを行う水道業者

使用水量 従量料金(1m3につき)
~10m³ 基本料金内
11~20m³ 11円
21~40m³ 181円

比較的新しいトイレは節水仕様ですが、水道料金は一定量までは基本料金に含まれるうえ、1m³(1,000L)ごとに従量料金が課されます。ところが自分の地域の水道使用料だと、1,000L節水できたとしても11~181円しか変わらないため、型落ちを選んでも料金的な差はほとんどかわらないという計算になりました。

実際にトイレを交換する前の月に毎日お風呂の残り湯で洗濯をしてみましたが、水道料金はほとんど変わらず、節水しても料金が大きく変わらない仕組みを体感しました。

古い便器に新しい便座を取り付けられる

INAX シャワートイレ取り付け可能便器一覧

さらに、LIXILのシャワートイレ(便座)は新しいモデルが発売されても古い便器にも取り付けられる互換性があり、便座側で最新機能を導入できるため、本体は型落ちでも問題ないと判断しました(参照:取付可能便器一覧)。

そこで、トイレ本体は割安なLIXIL(INAX)の「C-180S(便器)/DT-4840(タンク)」のセット品を選びました。購入時の価格は楽天市場で24,500円でした。便座は別途用意する必要があり、普通便座だと約4,000円、お尻洗浄機能がついたウォシュレット(シャワートイレ)は搭載される機能によって価格が大きく変動し、割安なもので1万円台、最新で高機能のものだと、トイレ本体より高価になることもあります。

初めてのトイレ交換|自分で設置するときの失敗しない選び方

「排水方式」と「排水芯」の選定

トイレリフォーム

便器を購入する際に注意すべき点は、まず「排水方式」と「排水芯」の確認です。一般家庭用の便器の排水方式は、、排水管が床から出ている「床排水」と、壁から出ている「壁排水」の2種類があります。排水方式が異なる便器を購入すると取り付けることができなくなります。

トイレ基礎工事

さらに「排水芯」の寸法も機種によって異なっており、排水芯が合わない便器を購入すると設置ができない場合や、別売りのアジャスターを追加購入する必要があり、結果的に余計な費用が発生することがあります。

そのため、購入前に必ず「排水方式」と「排水芯」が現状の設備と一致しているかを確認することが重要です。

排水方式の確認

便器の種類 床排水と壁排水の違い

先述した通り、排水方式には「床排水」と「壁排水」の2種類があります。わが家の場合は、床から排水管が出ているため「床排水」となります。

排水芯を測る

排水芯の測り方
選ぶ注意点で説明した「排水芯」とは、トイレの排水管の中心から後方の壁までの距離を示す寸法です。わが家の場合、便器の後方の壁から200mm前方に進んだ位置の床面に排水管の中心がありました。そのため、排水方式は「床排水」、排水芯は「200タイプ」の便器を選びました。

床排水の排水芯(種類)

なお、床排水の排水芯にはほかにも、マンションで標準的な「120タイプ」や、特殊な排水芯でも排水管を動かさずに設置できる「リフォームタイプ」などの種類があります。そのため、よほど特殊でない限り、配管工事なしで新しいトイレに交換できます。

排水ソケットの確認

トイレの排水配管の種類

便器を選ぶ際は、排水芯だけでなく排水管のサイズ(径)にも注意が必要でした。

一般的な住宅で使用される排水管(VU管/VP管)のサイズは、主に外径75mmと外径100mmがあります。購入した便器に付属する排水ソケットが、既存の排水管サイズに対応していない場合、ソケットや変換アダプターを別途購入する必要があるため、排水管サイズとソケットの有無を確認しておくと余計な追加費用を防げます。

VU管/VP管

ちなみに、VP管とVU管の違いは厚肉にあり、同じ呼び径であれば外径は同じですが、VP管のほうがVU管よりも厚みがあります。

排水タイプの選択

うちのトイレの排水管はVU75でした。購入したショップでは、注文時に「VU・VP75用」と「VU・VP100用」の排水ソケットから選べるようになっており、既存配管に合わせてVU・VP75用ソケットを選択して注文しました。

便器の取り付け方

構造用合板(24mm)の貼り付け

トイレの床を剥がす

トイレを交換するついでに古くなった床のタイルを破壊しました。

トイレの床に張った合板の厚さ

たわみや沈み込みに強い厚さ24mmの構造用合板を床に張りました。その他に24mmという厚さを選んだ理由は、便器に付属している便器固定用の木ネジをそのまましっかりと打ち込めるからです。床がタイルやコンクリートの場合、振動ドリルで穴径11mm、深さ70mmの下穴をあけ、別売のAYボルト(AY-55D)を打ち込む必要があります。

排水管の切断

排水塩ビ管の切断高さ

C-180Sのマニュアルには、排水管の規格がVU75の場合、床仕上げ面で切断するよう記載されていました。

トイレ排水管の切断

今回は合板の上に直接便器を据え付け、その後で型どったフロアシートを貼る予定だったため、合板の高さに合わせて排水管を切断しました。切断にはパイプ用ノコギリよりも、アサリのない木工用ノコギリのほうが効率よく切れました。

排水ソケットの取り付け

LIXIL C-180S(排水ソケット)

便器と床下の排水管を確実かつ水漏れなく接続するため、排水管に排水ソケットを取り付けます。VU管はVP管と違い、パイプの壁の厚さが薄肉のため、そのままソケットを取り付けると安定しません。

LIXIL C-180S(変換アダプター)

そのため、排水ソケットに変換アダプターをかぶせる必要がありました。

塩ビ管用接着剤の種類

わずかな隙間でも漏水や臭気発生の原因となるため、排水ソケットと変換アダプターの接合部はアルコールで丁寧に脱脂し、塩ビ管用接着剤を塗布して接着しました。説明書にも塩ビ管用接着剤を重ね塗りするようにと記載されていました。

安価な100gの速乾型の塩ビ管用接着剤で十分でした。

LIXIL C-180S(排水ソケットと変換アダプターを接着)

ただし、速乾型の塩ビ管用接着剤を薄く塗ると、排水ソケットと変換アダプターの密着部に塗っているあいだに乾いてしまうので、刷毛に接着剤をたっぷりと含ませて塗ったほうがよいと感じました。接着強度を高めるため、接着剤が硬化するまでの3時間、接合部の外側からヒモを強く巻き付けて圧着力を高めました。

LIXIL C-180S(排水管に差し込んだ排水ソケット)

変換アダプターを接着した排水ソケットは、排水管に対して垂直に差し込みます。変換アダプターと塩ビ管のあいだにわずかな隙間があったので、密着部分に塩ビ管用接着剤を多めに塗布してから差し込みました。ガタつきがある場合は、コーキング剤を併用しても問題ないようです。

VU管/VP管

このように、VU75の場合はソケットにジョイントを接着剤で固定したうえで、さらに排水管にも接着剤を塗って接続する必要があるため、取り付けにひと手間かかり、接着剤の乾燥時間も2倍になります。

VP75の接続方法

そのため、これから新たに排水管から工事をする場合であれば、ソケットと排水管を直接接着するだけで済む厚肉のVP75の排水管を採用するほうが、施工が簡単でおすすめです。

木ネジの位置決め

LIXIL C-180S(便器の排水口)

便器を排水ソケットに差し込む

差し込んだ排水ソケットの接着剤が乾燥したら、便器の排水口を排水ソケットに差し込み、便器を仮据えして便器固定用木ネジの位置を決めます。

LIXIL C-180S(濡らした排水パッキン)

このとき、あらかじめ、排水ソケットの排水パッキン表面を濡らしておくと、便器の抜き差しがスムーズに行えました。

LIXIL C-180S(便器固定用木ネジ 位置決め)

便器を正しい位置に仮置きしたら、便器の左右にある便器固定用穴の中心にネジや鉛筆を差し込み、床に印をつけます。

LIXIL C-180S(便器固定用木ネジ用マーキング)

マーキングが終わったら便器を持ち上げて外し、印をつけた箇所に下穴をあけます。

LIXIL C-180S(便器固定用木ネジの下穴)

付属されていた便器固定用木ネジの直径は6mmだったので、ドリルドライバーに4mmの錐を取り付けて下穴をあけました。

便器の取り付け

LIXIL C-180S(便器固定用木ネジ/化粧キャップ/ワッシャー)

下穴をあけた後、便器を正しい位置に戻し、付属の便器固定用木ネジにワッシャーを通し、ドリルドライバーで締めつけて便器を固定します。

LIXIL C-180S(便器固定用木ネジを電動ドライバで締め付ける)

注意点として、強いトルクで締め付けすぎると陶器が割れる恐れがあるため、クラッチを弱めに調整して締めつけました。

LIXIL C-180S(便器にドリルドライバーがぶつかる問題の対策)

また、ドリルドライバー本体の後部が便器に当たってしまうため、短いドライバービットを使用しないと本体を垂直に保つことができませんでした。

LIXIL C-180S(化粧カップ)

最後に便器固定用木ネジを締め終えたら、ネジの頭に化粧カップを取り付ければ、便器の取り付け完了です。

ロータンクの取り付け方

止水栓の取り付け

LIXIL C-180S(止水栓)

トイレにひねりだしたうんこを流すため、ロータンクには給水管を通して水を供給する必要があります。そのため、給水管に水の出入りを制御するための止水栓を取り付けます。止水栓は蛇口のような役割を持ち、水の開閉だけでなく、スピンドルの回し具合によって水量や水圧を調整することが可能です。また、ロータンク側で水漏れが発生した際には、止水栓を閉めることでトイレだけの給水を止められることができます。

錆びたトイレの給水管

水漏れの発見が遅れると、床の張り替えが必要になるほど深刻な被害につながることもあります。そのため、給水管側のネジ部に付着したサビや汚れをワイヤーブラシや歯ブラシで丁寧に除去し、アルコールで脱脂しました。さらに、止水栓のネジ部もアルコールでしっかり脱脂して、接合面に油分や汚れが残らないように処理しました。

LIXIL C-180S(止水栓にシール材を巻く)

次に止水栓のネジ部にシールテープを巻き付けます。巻き始めはネジ山の根元から1山分ほど内側(奥側)にずらし、時計回りでしっかりとテンションをかけながら巻きます。今回は8回~10回程度、ネジ山に沿って密着させるように丁寧に巻き付けました。巻き終わったら、指先で軽く押さえてテープをなじませ、剥がれにくい状態に整えます。

LIXIL C-180S(止水栓にヘルメチックを塗る)

さらに、水漏れ対策を強化するため、おねじとめねじの両方にヘルメシールを薄く均一に塗布して、給水管に止水栓を取りつけました。この塗り方はメーカーや業界規格は推奨していませんが、こうしないと古い給水管の水漏れを防ぐことができませんでした。

LIXIL C-180S(止水栓を閉める)

止水栓の取り付け後はスピンドルを右に目一杯回して閉めます。止水栓の給水口の向きについて、壁給水の場合は下向きが推奨されていたため下向きに取り付けました。ただ、メーカーの動画や画像では上向きで取り付けている例も多く見られました。そのため、この後に接続する給水ホースが床に接触したり、タンクまであと少し届かないといった場合には、上向きにしても問題ないのではないかと思います。

ロータンクの取り付け

LIXIL DT-4840(タンク)にC-180S(便器)を取り付ける図

ロータンクの底面にある2本の密結ボルトと便器側のボルト穴を合わせて、ロータンクを設置します。

LIXIL DT-4840(タンク)とC-180S(便器)の取り付け方

このとき、水漏れの原因となるため、ロータンクを差し込む前に、ディストリビューターの中心と密結ボルト穴の中心が一直線上になっていること、さらにロータンクが便器上面に対して垂直であることを確認します。

LIXIL C-180S(取付ナット)

取付ナットを締め付ける際は、片側だけに力がかからないよう、左右交互に少しずつ均等に締め付けます。

給水ホースの接続(ボールタップ側)

ロータンク(DT-4840)に青いキャップ付き給水ホースを通す

ロータンクの上部から青いキャップがついた給水ホースの先端をロータンク下部の穴に通します。

ロータンク(DT-4840)に通した給水ホース先端の黒いキャップを外す

ロータンクに通した給水ホースの上側になった先端から黒いキャップを外します。

ボールタップに給水ホースを差し込みクイックファスナーで固定

ボールタップに給水ホースを差し込み、その接合部に白いクイックファスナーを奥まで差し込みます。

LIXIL DT-4840(ボールタップと給水ホースをクイックファスナーで固定)

LIXIL DT-4840(給水ホースの接続(ボールタップ側)

クイックファスナーを時計回りに半回転させて、カバーをカチッと音が鳴るまではめ込みます。

給水ホースの接続(止水栓側)

LIXIL DT-4840(給水ホースから青キャップを外す)

ロータンクに通した給水ホースから青いキャップを外し、止水栓のソケットに差し込みます。

LIXIL DT-4840(グレーのクイックファスナーで給水ホースとソケットを固定)

グレーのクイックファスナーを給水ホースとソケットの接合部に差し込みます。クイックファスナーのカバーを折り曲げ、カチッと音がなるまではめ込みます。

止水位の確認

LIXIL DT-4840(ロータンク内の黒い内フタの取り外し方)

ロータンク内にある黒い内フタを上方向に引き上げて取り外します。

LIXIL DT-4840(ボールタップ接続管の向き)

中にあるボールタップの接続管の出口を斜め下に向けます。この接続管からタンク内に水を流し込むため、黒いインナータンク内に水を落とす形であれば問題はありません。その際、オーバーフロー管の中へ直接水が落ちない配置にします。

LIXIL DT-4840(止水栓全開)

止水栓を全開にしてロータンクに流水します。

LIXIL DT-4840(水位のマーク)

給水が終わったら、ロータンク内に溜まった水位がオーバーフロー管のウォーターラインマークと一致しているかを確認します。このウォーターラインマークはオーバーフロー管と同じ色のため、目視ではやや確認しにくくいです。そのため、指で触れてラインの突起を確かめる方法のほうが確認しやすかったです。

LIXIL DT-4840(水位の調整方法)

なお、水位がウォーターラインマークと一致していない場合は、四角い浮きの上部にある調整ねじで水位を調整する必要があります。調整ねじは右に回すと水位が下がり、左に回すと水位が上がる仕組みになっています。

ロータンクフタの取り付け

LIXIL DT-4840(止水栓を閉める)

全開にしていた止水栓を閉め、ロータンクへの給水を一時的に止めます。

LIXIL DT-4840(内フタをはめ込む方法)

手洗いなしタイプのロータンクの場合は、取り外した内フタをインナータンクにはめ込み、その上にロータンクのフタを載せます。内フタは矢印で示された4か所をしっかり押し込むことで確実にはめ込むことができます。

LIXIL DT-4840(内フタをはめ込む手順①接続官を立てる)
LIXIL DT-4840(内フタをはめ込む手順②接続官を立てる)

手洗い付きタイプのロータンクの場合は、接続管を上に向けて内フタの穴に接続管を通しながら、内フタをインナータンクにはめ込みます。

LIXIL DT-4840(内フタをはめ込む手順②接続管立ち上がり部の取付位置に接続管をはめ込む)

続いて、斜めに立ち上がっている接続管を内フタの取付位置に正しく差し込み、しっかりとはめ込んで垂直に立てます。

LIXIL DT-4840(ロータンクフタをはめ込む)

接続管をロータンクフタの手洗い吐水部に差し込みながら、ロータンクの上にフタを載せます。

LIXIL DT-4840(止水栓全開)

閉めた止水栓を開き、ロータンクに通水させます。

LIXIL DT-4840(ロータンク内様子)

止水栓のスピンドルは基本的に全開で問題ありませんが、給水中に水跳ねした水がインナータンクとタンクの間に入り込む場合や、水圧が強すぎて接続部やパッキンに過度な負荷がかかる場合は、水漏れの原因になることがあります。そのため、スピンドルを少し絞って様子を見るほうが安全です。

便座の取り付け(洗浄タイプ)

おしり洗浄機能がついた便座(ウォシュレット/シャワートイレ)を取り付ける場合は、こちらの記事(INAXシャワートイレ「CW-RG1/CW-RG2」の取り付け方)をご参照ください。

写真や動画でわかるINAXシャワートイレ(CW-RG1/CW-RG2)の取り付け方|給水ホース接続トイレ版
「CW-RG1」と「CW-RG2」の違い 業者に頼んだときの工賃(1万円前後) おしり洗浄機能がついた洗浄便座(ウォシュレット/シャワートイレ)が一般的になりましたが、新しい洗浄便座に交換すると工賃だけで1万円前後かかることも少なくありませ...

便座の取り付け(普通タイプ)

着脱式 固定式
CF-49AT型 CF-39AK型 
CF-47AT型 CF-37AK型  
CF-39AT型 CF-39CK型 
CF-37AT型  CF-37CK型  

普通タイプの便座を取りつける場合、迷わず着脱式便座(CF-47AT、CF-49AT、CF-37AT、CF-39AT)を選んだほうがよいでしょう。着脱式は便座を簡単に取り外せるため、跳ね汚れが付きやすい便座裏も丸洗いできるからです。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(便座と便フタを重ね合わせる)

便座と便フタを正しい位置で重ね合わせた状態にします。

LIXIL-cf-47at(スローダウン便座)

ちなみに画像の便座はスローダウン付きのCF-47ATで、本体の注文時に選択することが可能でした。CF-47ATはスローダウン機能付きで、普通便座(CF-37AT)と違い、手を離してもゆっくり静かに閉まりまるので、衝撃や騒音が少なくなっています。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(ヒンジを差し込む)
LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(ヒンジを差し込む)

シャフトとヒンジを取付穴に差し込みます。なお、CF-47ATとCF-49ATについてはシャフトが付属されておらず、ヒンジのみを差し込む仕様となっています。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(パッキンを差し込む)

ヒンジを便座に差し込んだら、パッキンをヒンジのネジ部の根元までしっかり通します。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(ネジ部を取付穴に差し込む)

次にヒンジのネジ部を便器の取り付け穴に差し込みます。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り付け方(パッキンとナットで固定)

便器の下から突き出たネジ部に半球パッキンを通し、簡単ナットを奥までしっかり押し込みます。その後、便座の位置を調整してから、簡単ナットを手で強く締め付けて固定します。

LIXIL-CF-47AT 便座の取り外し方

着脱式便座のヒンジにはハンドルが付いており、ハンドルを外側に回した状態でヒンジをそのまま持ち上げると、便座を取り外すことができます。取り付けはこの手順を逆に行い、取付時はハンドルを内側に回します。

水漏れ点検と洗浄確認

給水後の初期動作確認

LIXIL C-180S/DT-4840(水漏れ確認)

ロータンクへの給水後は、まず洗浄ハンドルを操作して便器洗浄を数回行いながら、接続部やパッキン周辺から水漏れがないかを確認します。止水栓・ボールタップ・給水ホース・ロータンク下部など、接続部を一通り目視で点検し、必要に応じて指で軽く触れて水滴が付着していないかも確認します。

排水性能を確認

LIXIL C-180S/DT-4840(ティッシュペーパー排出確認/フラッパー弁の点検方法)

また、このときに一回の洗浄でティッシュペーパーを7個丸めたものを問題なく排出できるかもあわせて確認しておくと安心です。正常に排出されない場合は、洗浄レバーを操作したとき、フラッパー弁がスムーズに上がってしっかり下がっているかを点検します。チェーンがたるんでいる、または引っかかっていたりすると上がりが悪くなります。

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