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組立て家具や家電製品の組立/分解に便利なミニ電動ドライバー

電動ドライバーとドリルドライバーの違い

  • 組立て家具や電化製品の組立て/分解に
  • 手すりや照明器具の取り付けに
  • 時計や額の取り付けに

「ドリルドライバー」と「電動ドライバー」の違い

当サイトで紹介している「ドリルドライバー」や「インパクトドライバー」は、トルク(ネジを締めつける力)が強いので、大人の男性が手回しドライバーでネジを締めつける力より強くなります。そのため、大きな家具や構造物を作ったり、大きな穴を開ける用途に適しています。

このページで紹介している電動ドライバーは、安価で小型なタイプなので、「ドリルドライバー」や「インパクトドライバー」よりトルクや回転数が低くなります。そのため、大きな家具や構造物を作るような用途には使えませんが、トルクを必要としない組み立て家具や家電製品の組み立て・分解する性能は十分あります。

大手電動工具メーカーのドリルドライバーやインパクトドライバーは、コード式のものが5,000円~10,000円ほどします。コードレス式のものになると、バッテリーと充電器が付属されているので、軽く10,000円以上します。

いっぽう、小型の電動ドライバーは1,000円前後で購入することができるので、組み立て家具や家電製品の組み立て/分解程度の用途であれば、高性能なドリルドライバーを購入するより、電動ドライバーを購入したほうが経済的です。

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電動ドライバーの特徴

10本以上のネジをスムーズに締めつけられる

組立て家具や家電製品の組立てや分解で、1~3本のネジであれば手回しドライバーでも簡単に締めつけたり・緩めることができます。しかし、ネジが10本以上もあると時間がかかるだけでなく手もだんだんと疲れてきます。

そこで、電動ドライバーを使うと時間をかけてネジを締めつけたり緩めていた作業があっという間に終わります。電動ドライバーにはコード式だけでなく、内蔵バッテリーや乾電池で稼動するコードレス式のタイプもあります。

コードレス式ですと、電源のない場所で使えるだけでなく、コードを抜き差しする手間も省けるので、サッと取り出してサッと使う利便性もあります。コードレス式には高価なバッテリーでなく、単3乾電池が使えるタイプもあるので経済的です。

軽い電動ドライバー

コンパクトだから女性や子供でも使える

建築現場の職人さんが持っているようなドリルドライバーやインパクトドライバーはごつくて重たいイメージがあるかと思います。電動ドライバーは子供でも持てるほど小さいうえ、本体の質量も300g前後しかないので、誰でも軽々とあつかうことができます。

電動ドライバーの使い方

トリガーを引くだけだから使い方も簡単

電動ドライバーの使い方はとても簡単です。スイッチはピストルの引き金のようなトリガースイッチになっているので、このトリガーを指で引けばドリルビットを回転させることができます。また、ドリルビットは逆回転させることも可能なので、ネジを緩める作業にも使うことができます。

例えば、今わたしが文字入力しているキーボードは17個のネジを緩めないと分解できません。これだけネジがあると手回しドライバーでは時間がかかるので一苦労ですが、電動ドライバーを使えば分解/組立てに使う時間は数分もあれば終わります。

穴開け用 ドリルビット(錐)

ドリルビットを購入すれば穴も開けられる

電動ドライバーに装着するドライバービットの軸は6.35mmのものなので、ドリルドライバーに装着できるビットと互換性があります。ドリルドライバーのビットの種類には+-のドライバーだけでなく、ドリルビット(錐)もあるので、これを装着することにより木材やプラスチックなどに穴を開けることも可能です。

ドリル軸の小さなドリルビットは100円ショップでも販売されているようです。電動ドライバーでは、締めつけられないような長いネジや太いネジだったとしても、材料に下穴を開けておくことによって、ある程度であれば長いビスでも締めつけられるようになります。

ちなみに小型の電動ドライバーは、ドリルドライバーや電気ドリルのように回転スピードが遅く、トルクもないので、大きな穴を開けたり、鉄や石のような硬いものには穴を開けることはできません。大きな穴を開けたい場合は、ドリルドライバーや電気ドリルを使用します。

電動ドライバーのトルク

クラッチ機能がついていないから締めすぎに注意

当サイトで紹介している大きな「ドリルドライバー」には、基本的に「クラッチ機能」が搭載されています。ドリルドライバーのクラッチ機能とは、ダイヤルを回すことにより、ネジを締めつける力を調整することができる機能のことです。

クラッチ機能があると、ネジの締めつけすぎないように力をコントロールできるので、素材やネジの種類に適正なクラッチ調整をすることにより、デリケートな素材を破損させないようにしたり、締めつけすぎてネジ溝がナメるのを防ぐ効果があります。

電動ドライバーには、ネジの締め付け力を調整できるクラッチ機能が搭載されていないので、これ以上締めつけすぎたらやばいなと思ったら、すぐにトリガースイッチを指から離して停止させなければいけません。加減をしないで締めつけすぎると、素材を破損させてしまったり、ネジ溝が馬鹿になることがあります。調整が難しい場合やデリケートな素材に使用する場合は、ネジの頭が素材につく前に離してから、手回しドライバーで本締めしたほうがよいでしょう。

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電動ドライバーの種類

コード式電動ドライバー

コード式 – たまに使う程度であればコレ

電動ドライバーには「コード式」と「コードレス式」の2種類があります。コード式は電源プラグをコンセントに差し込めば、使いたいときに確実にフルパワーで使うことができます。

また、コードレス式のように作業の途中で充電が切れたりパワーが弱くなることもないので、電池の残量を気にせずに使え、最初から最後までフルパワーで使用することが可能です。

たまにしか使わない程度や、長時間使う作業の場合では、コード式のタイプがおすすめです。

コードレス式 電動ドライバー

コードレス式 – 場所を選ばずサッと使いたいならコレ

コードレス式に本体にバッテリーが内蔵されているタイプと乾電池を差し込んで使うことができるタイプがあるので、電源コンセントが近くにない場所で使用することが可能です。コードを抜き差しする手間もはぶけるので、サッと取り出してすぐに使いたい方におすすめです。

また、本体にコードがついていないと非常に取り回しやすいので、一度コードレス式を使うとコード式には戻れほど利便性があります。電動ドライバーのコードは1mと短いうえ、作業シーンによってはコードがわずらわしくなることがあるので、コードが邪魔と思う方にもおすすめです。

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おすすめの電動ドライバー


EARTHMAN-DDR-140CL_レビュー

EARTH MAN 乾電池式ミニドライバー DDR-140CL 乾電池式だから安価!サッと取り出してサッと使える!

わたしはドリルドライバーを持っているので、電動ドライバーは不必要だと思っていましたが、コンパクトなので電化製品などをばらすときに便利でした。写真を見ると分かりますが、机の上や引き出しにしまっておけるような小ささです。

EARTH MANのDDR-140CLを選んだ理由ですが、コードレス式の電動ドライバーには、ブラック&デッカーやボッシュなど工具で有名なメーカーも販売していますが、内蔵バッテリー式なので5,000円前後とけっこういい値段になります。

DDR-140CLは、身近な単三電池×4個で使用することが可能なうえ、1,000円と安価な価格で販売されていたのでこのモデルを選びました。他にも乾電池式の製品は販売されていますが、EARTH MANは高儀が販売しているブランド名なので、聞いたことのないメーカーのものよりかは信頼できます。

DDR-140CLを使った感想は、予想以上にトルク(締めつける力)があり驚きました。スリムビスのような細ネジだと、木材(針葉樹)をめりこませるくらいのトルクがありました。下穴の開いているような組立て家具や電化製品の組立/分解には最適でしょう。

ただ、動画の太いネジ(コーススレッド)や大きなドリルはちょっとしんどいです。というか負荷のかかり具合からして、連続で負荷をかけてると故障すると思います。強い負荷がかかり辛そうな感じがしたら、あらかじめドリルビットで下穴を開けてから締めつけたほうがよいでしょう。

使い捨ての乾電池を使用する場合は、マンガン電池より電圧が安定し、大容量のアルカリ電池(1.5V)のほうがよいでしょう。頻繁に使うのであれば、繰り返し充電することが可能なエネループ(ニッケル水素乾電池(1.2V))を使用したほうが経済的です。ただしアルカル電池のほうが6Vになるのでパワーは上でしょう。充電池は、比較的安価な「Amazon電池」や「エネロング」がおすすめです。

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EARTHMAN_CC-10 レビュー

EARTH MAN コード式 ミニスクリュードライバー CC-10 コード式だからパワフル!電池の残量を気にする必要なし!

CC-10はDDR-140CLと同じメーカーが販売しているコード式の電動ドライバーです。DDR-140CLと比較するためだけに購入しました。スペックを見てみるとトルクは3.5N・mとDDR-140CLより0.5N・mほど強く、1,400円と安価なのに締めつける力を調整できるクラッチ機能付きです。

付属品には+ドライバービットだけでなく、ドリルビット(2mm/3mm/4mm)も付属されており太っ腹です。コードの長さは約1mとかなり短いので、作業する場所が固定されているときは便利であるが、手すりや照明器具等の取り付けでは、延長コードがないと届かないでしょう。

DDR-140CLとはトルクが0.5N・mほどしか変わらないので、大してパワーに差はないと思っていましたが、トルクが強く感じたDDR-140CLが非力に思えるくらいトルクが強いものでした。このトルクであれば、組立て家具だけでなく、ちょっとした小物の工作品も作ることができるでしょう。

このページで紹介している電動ドライバーより、高機能/高性能なドリルドライバーの性能比較表では、各メーカーが販売しているモデルの仕様や搭載されている機能を分かりやすくまとめています。電動ドライバーより作業効率を求めている人や、強いトルク(締めつけ力)を求めている人はご参考になさってください。

ドリルドライバーの性能比較表

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