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指から血が止まらない対処法!速効で血を止める方法

何も使わずに素早く指先の血を止血する方法

怪我の応急処置における現場の困難

刃物や先端工具で指を切りやすい

DIY作業では、危険な電動工具を使用する際の安全には十分に心がけていますが、それでも刃物やビットで指先を切ることがあります。出血するような傷を負ったとき、血を拭き取ってから消毒し、絆創膏を貼るのが一般的な処置ですが、これにはいくつかの課題があります。

出血時のリスクと医療道具携帯性の問題と準備の重要性

まず、滅菌ガーゼや、消毒剤、絆創膏を常に持ち歩くのは不便で、作業をする場所によっては、必要な時に手元にないことが多いです。また、出血が止まらない場合は、材料が汚れたり、傷口が感染するリスクが高まります。

作業中の怪我対策:最小限の時間で血を止める方法

そこでこの記事では、伝説のガマの油を凌駕する効果を持ちながら、なにも使わずに2~3分で血を止める方法をご紹介します。この方法を知っていると、作業中に指を切っても、治療に中断する時間を最小限に抑え、効率的に安全を確保しながら作業を続けることができます。

簡単な止血方法:手を挙げて振るだけ

指先の出血を速攻で止めるための手順

止血方法は非常に簡単で、出血しているほうの手を垂直にあげて、1~3分ほどブルブルと細かく震わせるだけです。

効果的な振動方法

指先の出血を止めるための注意点

腕全体を振動させたほうが効果的なので、この際に肘を曲げず、指を閉じることを意識したほうが早く止血できます。

動静脈吻合の役割

動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)収縮時

毛がない手や足の平などには、動静脈吻合という、心臓から出た血液を通す動脈と、心臓から戻って来る血液が流れる静脈を直接つなぐ特殊な血管経路が多くあります。動静脈吻合は、通常時は収縮して閉じていますが、体温が必要以上にあがると、熱を放出するために拡張して開きます。

動静脈吻合(どうじょうみゃくふんごう)拡張時

通常、血液は体のいろいろなところに酸素や栄養を運ぶため、細かい毛細血管を通ります。しかし、体温が上昇しすぎたときに、たくさんの血液を肌の近くに流れさせて、熱を外に出して冷ますため、動静脈吻合を開き、手足の末端に血を流すステップを飛ばして、直接、動脈から静脈へと血液を効率よく流します。

このように、動静脈吻合は、交通の流れをスムーズにするバイパスと同じような役割を担っており、経路の開閉は主に体温調節のために行われます。

止血を助ける重力と動静脈吻合の活用

血ができにくくなるメカニズム

手を心臓より高く上げると、重力が血液が心臓へ戻るのを阻害します。これにより、傷口から心臓に向かう血液の流れが自然に減少します。さらに傷口の部位の血圧が低下するため、血液が傷口から出る速度が遅くなり出血が減少します。

さらには、この状態で腕を小刻みに振動させると動静脈吻合が拡張するので、動脈から静脈へ血液が直接流れるようになり、指先にある毛細血管を通らないため、指先などの末端部への血流がさらに減少し、出血が止まりやすくなるというものです。

深い傷でも迅速に止血できる

深い傷にも効果的

この止血方法は、縫合が必要とされるような深い傷でも、特別な道具を使わずに迅速に止血することができます。多くの現場猫が初めてこの方法を体験すると、傷口が開いた状態ですぐに血が止まるので、その効果に驚かれます。

作業中に指先を切って血を止めることが難しく、強い痛みがある場合は、この動画で紹介した方法を思い出し、実際に試してみてください。

記事の説明が不明瞭な場合は、YouTubeにアップロードした補足動画をご覧いただければ幸いです。

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