ぐぐるも解決策が見つからないまき
回転バレル研磨機に使用するメディアの種類には、工作物の表面を鏡面に仕上げる乾式用の[ソフトメディア]が用意されている。このメディアはクルミにアルミナ(研磨剤)を油脂系コーティング材で添着しているため、表面に若干ベトベト感があり、長く回してるとアクリルのバレル槽に張り付いてしまうトラブルが発生。
最初は一晩回転させてバレル槽の底部の角に張りつく程度だったので問題とは感じなかった。しかし、長く使用しているとバレル槽の内壁全体に張り付いてしまうようになるという。さらに使用しているとメディアが張り付くスピードも早くなり、しまいには10分もたたないうちにメディアが張り付き始める始末。
研磨剤が添着されてないクルミを混ぜたら解決するまき
これでは放置しながらワークを磨くことができないぞいと、シリカゲルをいれたり、天日干しするなどして、湿気を吸ったことが原因だと考えてたメディアを乾燥させようとしたが、バレル槽にメディアが付着する問題は解決しなかった。
そこで、以前ヤフオクで購入した研磨剤が添着されてないクルミの外殻混ぜたところ、メディアの張り付きトラブルは治まった。どうも湿気は関係なく、添着されている油脂の量が小型のアクリル製バレル槽と相性が悪かっただけのようだ。
1kgのソフトメディアに対して、研磨剤が添着されてないクルミの外殻を手づかみで5掴分くらい混ぜるだけ。
これで4日ほど連続で回し続けて放置しても、メディアはバレル槽底部の角に少し付着する程度におさまった。ワークが鏡面になっていれば問題なし。問題があればピカールでも少量足しておけばよいだろう。
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