ボール盤や電気ドリルで木の球(ウッドビーズ)を作る方法
佛珠刀とはなに? ボール盤や電気ドリル等で木を球状に加工できる先端工具 以前、頂いた質問(球状の樹脂のバリ取りと研磨を自動化する方法)の回答をするため、「佛珠刀」を購入する機会があったのでレビューしたい。 佛珠刀とはアクセサリーなどに使う木...
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ストッパー付きの直尺かノギス等を使って材料に使って印をつけます。
AとBの距離が等しくないとずれるので注意します。
木工用テーブルを作らなくても、矩のだした角材をボール盤のテーブルに固定すればガイドの代わりにできます。
ガイドをテーブルにしっかり固定したら、表面と裏面につけた印にセンタードリルの中心が合っているか確認します。こういった細い錐(ビット)は木の硬い部分に当たると曲がってしまい、垂直に穴があかない場合があるので、穴をあけて位置の確認をするのではなく、錐を回転させずに材料の表・裏面に押し当てながら確認したほうが確実です。
センタードリルを固定しているネジを緩めてセンタードリルを取り外します。このネジはしっかり締め付けるか・取り外しておかないと使用中に飛んでいくことがあるので注意。また、センタードリルを取り外した使用方法はメーカーは推奨していないため、破損や事故が発生した場合は、自己責任となるので予めご了承ください。
ウッドビーズを作る要領で加工します。真ん中に大きな段差が発生していなければ成功です。あとは材料の四隅を固定したガイドの角に押し当てて加工するだけで位置合わせが行えるので量産性に向いています。
加工したところを直角に切断して切り落せば、また、残った箇所で木球を作ることが出来ます。材料が小さい場合の切断はミニタイプのテーブルソーなどがあれば便利です。以前はプロクソンしか選択肢がありませんでしたが、最近はAmazon等で類似商品が大量に流通しているようです。
材料が小さくなればなるほど、先端工具の刃に手が近づいて危険なので、「ホールドダウンクランプ」や「身代わりちゃん」みたいなのを自作すれば恐怖心もなく安全に加工することができます。既製品であれば「ホールドダウンクランプ」や「トグルクランプ」がおすすめです。スピード重視なら専用の抑え棒を作ったほうが効率的かもしれません。
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