最近、自作で木のノブボルトを作ったのだが、木材をホールソーで円形にくり抜くと中心にセンタードリルが貫通した穴があくため、その穴に通したいボルトが太い場合は穴を広げる必要があった。
しかし、既存の穴の中心にさらに大きい穴をあけるとちょっとしたひと手間がかかるため、何かないかと工具箱を物色していると、昔、鉄工用で使っていたタケノコドリル(ステップドリル)が目についた。
タケノコドリルとは、電気ドリル・インパクト・ドリドラなどに取り付けられる先端工具。文字通りドリルが竹の子のように円錐形になっており、用途は鉄やアルミ等の軟らかい金属の穴加工・面取り・バリ取りから既存の穴を拡張することができる優れもの。
と、これまでずっと思い込んでいたのだが、商品説明を見ていると金属だけでなく木材や樹脂にも対応しているようだ。さらに昔と比べると3セット1,000円前後で買えるほどリーズナブルな実勢価格になっているのだ、持ってないサイズを買い足したという。
これは以前作った木のノブボルト。ホールソーのセンタードリルがあけた穴には、使用したいボルトが通らなかったため、ステップドリルでさっと拡張して入れた。穴の中心を維持したまま穴を拡張できるので、加工後の見た目も不細工にならない。
買い足したステップドリルは最大32mmまで穴を広げられるので、太いボルトが入る穴もかんたんにあけることができる。
そういえば、最近床にコンセントを差し込む穴をあけたが、数ミリ穴が小さくて差し込みプラグが通らなかった。そのため、穴のまわりを削ったがステップドリルを使えばすぐに終わったと後悔。
先日買い足したステップドリル。ネットでは3種類のサイズが1セット1,500円ほどで販売されておりお財布にやさしい。いらないけれどベルトに取り付けられるケースもついてた。
この記事「木にあいてる穴を広げる方法」の動画はこちらからどうぞ。
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