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ルーターテーブルに取り付けたルーターの切り込み深さの微調整方法

Kreg ルーターテーブル PRS2100(マキタ-RP2301FC)

DIYを始めた当初、木に溝を入れる場合はトリマーやルーターを手に持って掘っていたが、治具やガイドをセットしたり、調整するのにちょっとした一手間がかかるため、ルーターをルーターテーブルに固定して加工するようになってから、手に持ってトリマーやルーターを使用する機会はなくなった。なぜなら、ルーターをテーブルに固定して、材料をフェンスに沿わせて加工したほうが、面取や溝掘が手っ取り早いうえ、精度の高い加工ができるからだ。

RP2301FC ルーターテーブル 欠点

ただし、今のルーター(RP2301FC)には、ベースに対して本体を上下にスライドさせられるプランジ機構が搭載されており、ルーターが強い力で元の位置に戻ろうとする(動画参照)。このため、切り込み深さの調整を行うのにさらに強い力を必要とするため、ルーターテーブルに取り付けた状態で切り込み深さを微調整するのが非常に難しいデメリットが存在。

マキタのRP2301FCには、テーブル上面から切り込み深さを微調整するネジも付属されているが、テーブルを加工してドライバーを使って刃の出代を調整するのは、決して使い勝手のよいものではない。なぜなら、何度も調整を行っているとネジの十字溝が滑ったり、ネジ部に木屑が詰まってネジの上げ下げが困難になることがあるからだ。

ルーターテーブル 車用ジャッキで切り込み深さの調整

そこで、これまでルーターの下に車のタイヤ修理で使うパンタグラフジャッキを置いて切り込み深さの微調整を行っていたが、ジャッキを昇降させるハンドルが床にぶつかって回転させることができないため、これまで指で固くて掴みにくいハンドルスリーブを手で回していた。

ルーターテーブルに取り付けたルーターの切り込み深さの微調整方法

ところが先日、自作の回転バレル研磨機で使用しているドリルドライバーをベストな高さで固定するために購入した「ラボジャッキ(ステンレスミニ昇降台)」をルーターの下に設置してみたところ、ノブボルトがついているおかげで簡単にルータービットの出代の微調整と、ルーターの昇降ができるようになった。

ラボジャッキ

ルーター本機の頭からものすごい勢いで空気を吸い込んでいるようで、ここを塞いでしまうとモーターが熱を持ったり、負荷がかかるかもしれないので、空気が入るように木を敷いて空気が流入されやすいようにしている。

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