たくさんのペットボトルを輪切りにしたかったので、ペットボトルをまっすぐに切る方法と検索したものの、効率よく真っ直ぐに切れるような方法がhitしなかったので模索してみた。ペットボトルは横に寝かした状態で切る方法が多く紹介されているが、垂直状態に立てて回しながら切ったほうが簡単かつ真っ直ぐに切ることができた。
ただし、カッターの刃だと一発でPEを貫通させることができないので、切断にはダイヤモンドカッターを装着したルーターか電気ドリルと、それを垂直状態で固定する治具を自作する必要があった。治具を作る技量や手間がかけられない場合は、ここで紹介するルーターや電気ドリルを垂直で固定できる専用スタンドも購入する必要あり。
ミニルーターは10年前に購入したPROXXONのNo.28512を使用。古いモデルだが現在も販売されているようだ。仕様は(DC12V/20W)(8,000~20,000min-1)で、12V(1.0A)タイプのミニルーターでもプラスチックやガラスも切れるものの、連続使用時間が約15分と短いので、長時間の作業をする場合は定格使用時間のスペックにも気をつけたい。
切断する刃はガラスやタイルを切断できるダイヤモンドカッターを使用(サイズの選定は後述)。
ダイヤモンドカッターをミニルーターに取りつける。ダイヤモンドカッターは電気ドリルなどにも取り付けられるので、ドリルスタンドを持っていたり、本機を垂直に固定できる治具を作れるのであれば必ずしもミニルーターを使用する必要はない。
ミニルーターの固定にNo.28512用のドリルスタンド(No.28606)を使用。現在このスタンドは金型の老朽化により廃盤となっており、後継機種は(No.27800)となっているようだ。
ダイヤモンドカッターの刃のサイズ選定は注意を要する。ミニルーター取付口(ホルダー)の幅より大きいものを取り付けないと、取付口にペットボトルがぶつかって切ることができないからだ。No.28606の場合、50mm以上のサイズが最適だった。
本体を支柱に固定している[高さ固定ネジ]をゆるめて本体を右に水平移動させる。
使用中にスタンドが転倒すると危険なのでクランプで固定。
ダイヤモンドカッターを低回転で回し、ペットボトルを刃に軽く押し当てながら回していくと簡単に切断できた。ペットボトルを手で回している最中に指を離した際にペットボトルがブレやすいので水を入れて重たくしておくとよかった。
輪切りにしたペットボトル。スタンドの本体は高さ調整できるので、任意の場所を切断することが可能。
輪切りにしたハイターの容器。シャンプーや柔軟剤がはいっている厚みのある容器も問題なく切ることが可能。
実際にスタンドに固定しているミニルーターでペットボトルを切っている動画。
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