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スイッチ 無段変速機能 回転数 |
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インパクトドライバ |
スイッチ(トリガー)
スイッチの入れ方
電動ドライバードリルのスイッチはトリガー式(引き金)になっています。グリップをしっかり握りながら、人差し指でトリガーを引くことにより、スイッチが入り回転します。正逆転切り替えレバーを押すことにより、反対方向に回転させることもできるので、ネジやボルトを締めつけるだけでなく緩める作業も可能です。
スイッチの止め方
先端ビットの回転を止めたい場合は、トリガーから指を離せば止まります。ブレーキ機能がついているモデルは、スイッチを離すとピタっと一瞬で止まるようになっているので、ネジがなめったり・材料が破損しにくくなる利点があります。ブレーキ機能がついていないモデルはピタッと止まらずに少し回転しながら止まります。
無段変速機能とは?
無段変速機能の説明動画 | マキタ 充電式ドライバドリル DF330DWX |
手軽にスピード調整
無段変速機能とは、スイッチの引き具合によって回転スピードの調整が行える機能です。車や単車も同じようにアクセルの踏み具合や握り具合により、回転数の調整がおこなえる無段変速機が利用されています。
ドリルドライバーの商品説明欄には、「無段変速」 「無段変速機能付き」などと記載されているモデルがありますが、これは上で説明した無断変速機能がついているということになります。
上の動画は無段変速機能付きのドライバードリルです。ゆっくりスイッチを引いていますが、徐々にスピードも速くなっていくのが分かります。
無段変速機能のメリット
容易にスピードの調整がおこなえるので、ビスの締め始めをゆっくり回転させることにより、真っ直ぐに打ちこむことが可能です。また、デリケートな場所でも回転スピードを下げることにより、慎重に締めつけられることが可能なので、ネジがなめったり、もろい材料を破損させない利点もあります。穴径の広い穴を開ける場合にも、素材や切削ビットにあわせてスピード回転の調整が行えるので、切削ビットに適した回転スピードで安全に穴開け作業が行えます。
現在、販売されているほとんどの電動ドライバードリルには無段変速機能がついていますが、古いモデルや小ネジ(機械ネジ)を締めつける小型の電動ドライバーにはついていない場合があるので注意して下さい。性能比較表では各モデルに無段変速機能がついているのかすぐにわかります。
回転数:0〜2,500min-1 |
回転数(min-1)
min-1とは?
ドリルドライバーのスペック(仕様・能力)にある回転数(min-1)は、無負荷の状態で1分間に回転する回数のことです。数字が高いほど回転スピードが速くなります。切削ビットなどには適正回転数があるので、回転数が高いモデルほど、取り付けられる切削ビットの種類の幅が広がります。
■低速:〔0~500min-1〕
■高速:〔0~1000min-1〕
上のように[低速]と[高速]と分かれて回転数が記載されているモデルは、2段階の速度切り替え機能が搭載されており、1分間に最大で〔低速モード:500回転〕〔高速モード:1,000回転〕することになります。回転数が[0~]と記載されているモデルは、無断階調整がついてるモデルなので、上で説明したトリガーを引く力を弱めることによりスピード調整が行えます。