小麦粉を含んだ食品をとらないグルテンフリーダイエットを始めてから、長年悩んでいた原因不明の頭痛が完治したため、それを機にずっと小麦粉を食べない生活を続けてきた。今、楽天市場の購入履歴を確認すると、去年の今日に乾燥おからを注文しているので、グルテンフリーを始めてから約1年経過したことになる。
今は小麦粉の代わりになる米粉の存在を知っているのでそれほど辛くはないが、当初、今まで普通に食べていたお菓子、関西人が大好きなお好み焼きやたこ焼き、そして、日本人が大好きな麺類のほとんどが食べられなくなったのできついものがあった。小麦粉は様々な食品に含まれていて、気にしだすとカレーのルーや唐揚げも食べられなくなるほど。
そして、今でも耐えられないのが、冷蔵庫を開けたときにケーキ・ミスタードーナツ・シュークリームのようなクリームを含んだ甘いものと遭遇したときだ。おそらく小麦粉とクリームを組み合わせた食べ物は、薬物や煙草に匹敵するのではないかというくらい依存度が高いのではなかろうか。体調悪くなってもいいかと開きなおって手を伸ばしてしまうほど。
そこで、ホームベーカリーで作った米粉のパンにクリームを塗って食べようと思い、色々クリームについて調べていると、水と混ぜるだけでカスタードクリームが作れるカスタードパウダーというものを発見。これは卵や牛乳を混ぜなくても作れるので、料理が苦手な男の自分でも作れそうだと思い迷わず購入。約1,000円で1.5kgのクリームが作れるので経済的だ。
普通に泡立て器で混ぜればいいものを、やはり電動工具を持ってる男であれば、誰しも一度は電動ドライバーに泡立て器を取り付けて撹拌してみたいという願望があるのではなかろうか。今回、この絶好の機会を逃すわけにはいくまいと、ドリルドライバーを使って泡立て器を回転させながら、カスタードクリームを作りに挑戦することに。
まずは説明通りカスタードパウダー(500g)をボールに投入。3分クッキングでお馴染みのキューピーさんも見守ってくれている。
袋に記載されている説明では粉/水(1:2)なので、粉500gに対して冷水を1ℓ加える。我が家で一番大きいボールが溢れそうなほど一杯になってしまった。
次にパウダーと水が均一になるまで一分以上撹拌。この工程ではモーターの力を借りているので、10秒ほどで終わると思っていたのだがしかし!
回転スピードをあげた瞬間、均一に混ざり合ってないクリーム水が周りに飛散。しかもテーブルソーの上で混ぜていたので、テーブルソーの中にクリーム水が流れ込んでしまったという。
数分も撹拌していると粘りがでてきてクリームっぽくなってきた。粘りがでてくるとボールが動きやすくなるので、下にゴム板を敷いた。
均一になるまで撹拌したらラップを掛けて5分間静置する。
そのあいだに飛散したクリームとテーブルソーの中に流れ込んだクリームの掃除をする。写真は掃除が終わってキューピさんが検査しているところ。
5分間静置したらまた1分以上撹拌するのだが、ドリルドライバーより手で混ぜたほうが簡単だった。泡立て器をひっかけて回転させると両手が塞がるうえ、泡立て器が洋灯吊から抜けないように引っ張り気味の状態にしないといけないので使い勝手が悪いという。
-完成-
後日、米粉で作ったパンにつけて食べた。
味はクリームパンの中にはいってるアイボリークリームと同じで美味しかったが、こんなのを毎日大量に食べてたらさすがに飽きるので、加減して作ったほうがよいだろう!
- 賞味期限が短いため、一度に作りすぎないように注意
- 両手が塞がるため、泡立て器をビットに固定したほうがよかった
- 飛散しないように、底の深い容器を使用したほうがよかった
- テーブルソーにクリームを食べられるのでテーブルソーの上で料理はしないほうがよい
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