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初心者にも簡単にできる!ビス(ネジ)を隠す方法

ビス(ネジ)を隠す方法

DIY初心者の木工では木と木をコーススレッドやスリムビス等のビスを用いて接合するのが一般的であるが、見た目が気になるために釘やビスを使わない方法で接合したい人も少なからずいるようだ。確かに物によってはビスがなければ不格好な手作り感満載オーラーが消え、どうやって接いでるのか目を惹くことも。

釘やビスなどを使わずに木を接合する場合、「ホゾ組みなどの継手」「ダボ・ビスケット・ドミノを使ってジョイント」「金具を使って接手する」等の方法があるが、これらの方法は難易度が高い・手間がかかる・必要な工具を揃えるのに費用がかかりすぎるなどの問題が存在することから断念してしまう人も多いようだ。

そこでこのページでは誰でも簡単にビスを隠しながら木同士を接合する方法を紹介。

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皿取錐&埋木錐(スターエム)

皿取錐&埋木錐

個人的に一番のおすすめはスターエムから販売されている皿取錐&埋木錐のセット品である。なぜなら、スターエムの皿取錐だと(木材の割れ防止となる下穴)(ビス頭がきれいにおさまるビス頭)(木栓の埋め込み用の穴)が同時に開けられるため、効率的に木材加工が行えるからである。さらに、埋木錐で同じ材料から木栓を作ることが出来るため、木栓の埋め込み用穴が目立たなくなるうえ、丸棒を購入する必要もなくなり経済的。

同社の皿取錐&埋木錐は色々なサイズが用意されているが、ちょっとしたDIYが用途で1つだけ購入するのであれば、9mmのセット品がおすすめである。なぜなら、9mmだとDIYで使用頻度の高いサイズのスリムビスやコーススレッドの頭がスッポリはいるサイズだからである(スリムビスの頭の直径:6mm/コーススレッドの頭の直径:8mmとなります)。
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kreg ポケットホール治具

Kreg ポケットホールジグ

海外DIYer御用達のKregのポケットホールジグは、斜めにビスを打つための下穴と木栓埋め込み用の穴を同時にあけることができる治具で、目立ちにくい箇所にネジを打つことができる。例えば、ポケットホールジグで机や椅子を作ると表面からではビスが見えないため、ホゾ加工をして組み立てているのかと勘違いするほど。また、板継ぎができたり、柱と柱のあいだに金具を使わずに材を渡すこともできるので、建築物をDIYしている人には重宝する。

Kregのjigは色々なサイズが用意されており、幅が19mm(1×1材)程度であれば「Pocket-Hole Jig 310」、幅が38mm(1×2材)程度であれば「R3」、幅が89mmの(1×4材)程度であれば「Pocket-Hole Jig 320」が最適である。予算に余裕がある場合は材料の固定がスムーズに行えるトグルクランプや集じんポートが搭載されたベース付きの「K4/K5のMaster System」や「Pocket-Hole Machine」を選びたい。Amazon等では価格が2倍近く変動することもあり注意(リンク先の本国の価格を参考)。

Kregのjig専用の本体を材料に固定する「ベンチクランプ」、木同士の接合に使う「パンヘッドスクリュー(ネジ)」、どうしても穴が目立ってしまうときに使用する「ポケットポールプラグ(木栓)」は、市販のクランプ・コーススレッド・丸棒等で代用することができるので、割高と感じる場合は無理に購入する必要はない。

kreg ポケットホール 本物と偽物の比較

2019年頃からAmazonで類似商品が大量に販売されるようになり、興味本位で安価なものを購入してみたが、本家と違って強烈なバリが発生する酷い仕上がりとなった。写真のように付属されているビットがブラッドポイントタイプだとベースを削ってしまったり、仕上がりもヤスリがけで修正できないほど酷くなるので、類似品を購入する場合はKregと同じタイプのビットが付属されたものを選んだほうが無難かもしれない。
https://amzn.to/2CnBlT8
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ビスを隠す方法(鑿 or 彫刻刀)

鑿 or 彫刻刀

こちらは鑿や彫刻刀を使って木の表面をめくりあげて、そのめくった箇所に錐や皿取り錐で下穴を開けて、ビスを打ち接合するという方法。刃物でめくった木の表面は木工ボンドを塗って元の状態に戻して貼り付けるため、乾燥後に研磨してしまえば、ビスを打った本人もどこにビスを打ったのかわからなくなる仕上がりとなる。

https://amzn.to/2ZDXoy2

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