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集じんホースを浮かせて固定する方法

「ブラケット」を木工機に固定してホースを保持するというもの。卓上ボール盤専用ならこれでも十二分だが、複数の木工機等にも使用した場合、複数用意する必要があるうえ、うまく保持できるのかわからないので断念。
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Loc-Line社が販売しているダストコレクションシステム。一般的な集じんホースと違い、自由自在に曲げることができるだけでなく、その曲がった状態で形状を保持することが可能。吸口に取り付けるノズルも魅力的。理想していたホースだが高額なため断念。
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自在ホース(硬質ダクトホース)

国内メーカーでも「自在ホース」や「硬質ダクトーホース」と検索をすると、ロックラインホースのように任意の位置に固定できるホースが販売されているが、内径が50mm以上のものしかなく、自分が必要としている30~40mmのものはないようだ。
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木工機や電動工具と接続している集じんホースの吸口を好きな位置に固定したい場合、上のような「ブラケット」を作るか、「Loc-Line Hose」のような任意の位置に固定できるホースを使うのが一般的のようだ。

面倒くさがりの自分は自在ホースを購入しようと思ったが、Loc-Line Hoseは高額なうえ、安価な硬質ダクトは必要なサイズがないため、ヤザワコーポレーションが販売している「どっちもクリップ」という商品で固定できないか試してみることに。

集じんホースに針金を巻く

当初、集じん用のホースの蛇腹部分に針金を巻けば、好きな角度で保持できると想像していた。そこで線形(2.5mm)のステンレス線を巻いて試してみたが、好みの位置で固定することはできなかった。
スマホホルダークリップ式 フレキシブルアーム

TOPOOMY-スマホホルダー

なにかよき物はないかと探しているとフレキシブールアームのついたスマホ専用のホルダーを見つける。アームの先端にはスマホを挟むクリップがついているので、これなら作業台に固定したり、ホースを挟んで保持することも可能だろうと思った。ただし、軽いスマホ用なのでアームの耐荷重量が心配になり、他に強力なものがないか探してみることに。
ヤザワ-どっちもクリップ 強力タイプ CLW-3
ヤザワコーポレーションが販売している大きなライトや厚めの雑誌も挟めるという「どっちもクリップ」という商品を見つけた。前述したスマホスタンドとは違い、クリップが強力タイプなうえ、アームの耐荷重量が930gと強そう。価格も約700円とリーズナブルなこともあり迷わず購入。
どっちもクリップ(アームの長さ)
今回購入したどっちもクリップは「強力タイプ CLW-3」でアームの長さは約450mm。さらに長いタイプもラインアップされているので、木工機にクリップを止めるところがなくても、近くの作業台等に固定して引っ張ってくることも可能。
どっちもクリップ(クリップ)

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アーム部分は自在に曲げることができ、その状態を保持できるから、あらかじめ木材の切り屑や粉じんが発生する位置に集じんホースを挟んで設置しておけば、作業後の面倒な掃除も楽になること間違いなし。粉じんが0にできればマスクやメガネなどの保護具を装着しなくて済む利点はお大きい。
どっちもクリップ(クリップくわえ幅)
クリップの挟む力はかなり強力でパッケージにはA3コピー用紙なら約100枚まで使用できるとのこと。ただし、仕様に記載されているクリップのくわえ幅は(15~25mm)と、DIY用で使用するバネクランプと比べるとすこし狭い。ちなみに、自分が口開を測ってみたところ、角材の板であれば35mm前後、円柱形であれば約50mm前後まで挟んで固定することができた。
どっちもクリップ(クリップとアームの接合部)
アームの両端についているクリップはナットで固定されているため、保持したいものの幅が大きい場合は、クリップを他のものに変えることもできそうだ。ちなみに同社からはアーム部分だけも販売されているようだ。
どっちもクリップ(作業台固定)
家の作業台は厚みが35mm以上あるため、作業台に固定することができなかった。そこで薄い板を作業台にクランプで固定して、その板にクリップを挟んで固定することに。
どっちもクリップ(どっちもクリップ(ネジ止め)ネジ止め)
ちなみにクリップにはだるま穴があいており壁にネジ止めすることもできそうだ。
ボール盤(集じんホース固定)

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基本的にボール盤には集じんポートがないうえ、切削屑をこまめに掃除をしないと、下に飛散した切り屑の掃除が大変なのでこれは便利であった。ただ、ホースに接続している掃除機(こまめちゃん)の吸引力が弱いのか、吸口の反対側の切削屑まで吸引することができなかった(座ぐりドリル(20mm)の場合)。おそらく、こまめちゃんでもノズルの内径を狭いものか、平たいものに変えることで、ノズル吸口の風速が向上し吸えると思う。
ベルトディスクサンダー(集じんホース固定)

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リョービのベルトディスクサンダーは上部のエンドレスベルトで発生した粉じんは本機後部にあるダスト口に集じんホースを接続することで集じんすることができるが、ディスクペーパーで発生した粉じんを集じんするダスト口がないため、マスクを着用していないとあっというまに喉がいたくなるほど粉じんが飛散。そこで、粉じんが飛び出してくる位置に集じんホースを配置させると粉じんの舞い上がりを低減させることができた。ただし、まだ作業をこなしてると喉が痛くなるので、すべての粉じんを集じんできていないようだ。下のカバーに穴をあけてホースを接続したほうがよいのかもしれない(今度試してみたい)。
糸のこ盤(集じんホース固定)

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糸のこ盤はワークテーブルの下に置いた大鋸屑はダスト口から集じんすることができるが、材料の上やテーブルにも大鋸屑が溜まっていくので、糸鋸刃のよこに集じんホースを配置することで大鋸屑は発生しなくなった。加工によってはノズルが邪魔になるときがあるので、ノズルを細いものに変えたほうがよいのかもしれない。

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広口のダストフードを取り付ければ、粉じんが発生する作業でもマスクなしで作業することができた。すぐに好きな場所に設置できるのが嬉しいポイント。

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