基本的にDIYで使う用品はネットで購入しているが、「鬼目ナット」や「樹脂プラグ」が一つ必要となれば、まとめて購入しないといけなくなるので不要分がでてくることも。バラで販売しているショップもあるが、送料を考えると割高となってしまう。基本的にひきこもりなので、数キロ離れたホムセンまで行って買ってくるのも面倒。
そこで、ものぐさでケチなわたしは、グルーガンでネジ山を立てられないか検証してみることに。ちなみに、グルーガンは工作やDIY等で使用することが多く、グルースティックも7mmや11mmのものが100本近くストックしてある。グルースティック100円ショップで20本入りが販売されているので、代用できればかなり経済的だ。
グルーガンで木部にタップを立てるまき
使用するボルトを用意する。
今回の検証では外径10mmのM10のボルトを使用。
今回の検証では外径10mmのM10のボルトを使用。
ネジ山を立てたい木部に14mmの穴をあける。
潤滑剤をボルトのネジ山と頭部に吹き付ける。
潤滑剤を吹き付けないとグルーガンが付着して失敗するので必須。
潤滑剤を吹き付けないとグルーガンが付着して失敗するので必須。
グルーガンを穴に流し込む。
ボルトを穴の中央に差し込む。
グルーガンを穴の上まで注入すると、写真のようにボルトを差し込んだときに溢れるので少し少なめにしたほうがよかった。
グルーガンを穴の上まで注入すると、写真のようにボルトを差し込んだときに溢れるので少し少なめにしたほうがよかった。
グルーガンが冷えて固まったら、ボルトをスパナ等で緩める。電動工具にソケットビットを取り付けて緩める場合、低速にして緩めたほうがよいだろう。高速にすると熱でグルーガンが溶けるかもしれないからだ。
はみ出たグルーガンをカッターなどを使って切りとる。
ネジ山を立てることができた。
ネジ山を立てたい素材の厚みがあれば、木部だけでなく、樹脂やコンクリートにもネジ山をつくることができるので、壁や床などに何か固定する用途で活用できそうだ。
壁が厚ければ耐荷重はそこそこ高そうだが、しょせんはグルーガンなので耐久性は不明。このため、軽いものの保持くらいに使えないとしか言いいにくい。一度潤滑剤を垂らしておけば、何度締め付けたり緩めたりしてもネジ山はバカにならなかったので、治具などで材料を支持する用途にも使えそうだ。
全ネジ棒か長いボルトを使えば失敗しない(多分)
下は失敗した写真である。M10ボルトに対して12mmの穴をあけたため、ボルトをうまく中央に差し込めなかったのだ。ボルトの頭部が邪魔で中央に差し込めたか確認ができないのが原因。
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このため、ボルトの外径より4mm大きい穴を推奨したが、ボルトと同じ規格の全ネジ棒を差し込めば、穴が小さくても中央に差し込めたかもしれない(視界の邪魔となる頭部がないため、中央に差し込みやすいため)。光があたるのでレジンでネジ山を立てられるかもしれない。
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このため、ボルトの外径より4mm大きい穴を推奨したが、ボルトと同じ規格の全ネジ棒を差し込めば、穴が小さくても中央に差し込めたかもしれない(視界の邪魔となる頭部がないため、中央に差し込みやすいため)。光があたるのでレジンでネジ山を立てられるかもしれない。
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