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木ダボ(木栓)を簡単に抜く方法

ダボ(木栓・埋木)を抜く方法

  1. 木栓が埋め込まれた家具などを分解したい
  2. 木栓を取り出すのに苦労している
  3. 木栓を簡単かつ効率的に取り出す方法を知りたい

木栓はビスを隠すために使用される木材の丸棒で、家具や建築物などを組み立てる時に見た目を美しく仕上げたいときに便利です。

しかし、ビスを容易に抜くことができなくなるため、簡単に分解できなくなるデメリットがあります。

また、木工用ボンドで強固に材料と接着した場合、さらに取り出すことが難しくなったり、ドリルビットでくり抜くと材料の破損の原因となることがあります。

そこで、この記事では木栓を簡単に抜く方法を紹介します。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - スリムビス

まずはじめに、割れが発生しにくいスリムビスを立てるために、木栓の中心に軽く玄翁を使って打ちつけます。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - ダボにスリムビスを打つ

次にドリルドライバーやインパクトドライバーなどを使って、スリムビスを右回転させて締めつけていきます。

木栓を取り出す方法

奥に入り込んだスリムビスの先端がビスの頭に当たると、木栓が回転しながら穴からでてきます。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - 空回りしたダボの抜き方

木栓がスリムビスと一緒に空回りして穴から出て来ない場合は、Sバールやペンチなどを使って引っこ抜きます。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - コーススレッド

木栓が木工ボンドで接着されていると、前述した方法はでは取り出せませんでした。このため、スリムビスより軸の太いコーススレッドで木栓を研削しながら穴をあけます。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - コーススレッドで穴の周りを研削

コーススレッドを少し斜めにして、穴の縁についた木栓も削りとります。

ダボ(木栓・埋木)を抜く手順 - インパクトドライバでコーススレッドを抜く

ドライバービットが入る穴ができたら、ビットを差し込んでビスを緩めながら抜きます。この際に木栓の残骸も綺麗に穴から除去できました。ドリルビットだと刃が欠けて駄目になるので、コーススレッドがおすすめです。

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