割安な電動の蓄圧式フォームガンは、1つの企業が製品の設計と製造を一手に担っているODM製品なのか、色やデザインは異なるものの、同じ様な設計と仕様になっています。
このフォームガンのレビューを見ていると、洗剤のメーカーによっては、希釈指示を守っても泡がシャバシャバになってしまうことがあるようです。
そこでこの記事では、通常の希釈倍率でも消えにくい泡を作るための電動蓄圧式フォームガンの改良方法について詳しく解説します。
ちょっとした工夫で表面に長く留まるモコモコの泡を生成することで、泡が長く車のボディや外壁に留まり、より綺麗に洗浄することが可能になります。
フォームノズルを取り外します。
フォームノズルの中にあるフィルターを取り出します。
薄くて網目状になった合成繊維を用意します。
写真のものはセリアで販売している「水切りストッキングネット」で、材質はポリエステルとポリウレタンからです。
小さく切ります。
切ったものを丸めます(丸めたものは2つ必要です)。
丸めた1つ目のネットをカートリッジの中に詰め込みます。
丸めた2つ目のネットを元のフィルターがあったとこに詰めます。
0
動画では伝わりにくいかもしれませんが、2段式フィルターを使用することで、洗剤量を増やさずに泡の弾力が向上します。これにより、泡がゆっくりと流れ落ちるため、洗剤が汚れや油分を分解しやすくなります。泡が表面に長く留まることで、一度の噴射でより長い時間汚れを浮かせて作用させることができるため、洗剤の使用量を節約できます。しかし、重ね塗りをすると泡の流れ落ちるスピードが速くなるので、かけすぎには注意が必要です。
コメント