トリマー | トリマービットの種類 | トリマーの使い方 | 性能比較表 |
トリマービットの種類
トリマービットとは?
トリマービットとは木材などを加工する刃がついた先端ビットのことです。
トリマービットは数百種類もあり、トリマーのビットを取りかえることにより多彩な加工が可能です。
コロ付き(ベアリング)
ビットにはコロ付きのトリマービットがあり、コロを側面にあてることによりガイドを使用しなくても、削る面をなぞるだけで縁を装飾したり面取り加工することができます。
シャンク(スピンドル)
ビットにはシャンクと呼ばれる金属の軸棒がついています。
DIY用トリマーのコレット径はΦ6mmが多いので、軸径が同じΦ6mmのトリマービットであれば、他社のトリマービットを取り付けることも可能です。
変換用コレットチャック
6.35mm(4/1インチ)専用コレットチャックを購入すれば、軸径が6.35mmのトリマービットも取り付けることが可能になります。輸入されている6.35mmのトリマービットには、様々な形状のものがあり、専門店などで購入すると比較的安い価格で入手することができます。 詳細はトリマービットの交換方法からどうぞ。
コロ | コロは軸棒に固定されており、回転するローラーベアリングのようになっています。 コロ付きのトリマービットですと、材料の側面(縁)に沿わせながら切削していくことができます。 |
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シャフト (軸棒) |
ビットの金属棒の部分をシャンク、スピンドル(軸棒)などといいます。 | |
モーターシャフト | シャフトの中にコレットチャックがはいります。 ねじ山があるのでコレットナットでビットを固定することができます。 |
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コレットチャック | コレットチャックにビットの軸棒がはいるので、ビットのシャフト径とコレット径は同じでなければいけません。 別売りの6.35mm用コレットチャックを取り付けることにより、 1/4インチ(6.35mm)軸のルータービットが装着できるように なります。 |
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コレットナット | コレットナットをスパナで締め付けることにより、トリマービットがモーターシャフトに固定されます。 |
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溝切りビット(接ぎ)
ストレートビット(真ん中はV溝ビット) | 19mm | 19mm |
ストレートビット | V溝ビット(画像より細いものもあり) | U溝ビット |
平面の溝を掘ることができるビットです。 色々な幅のビットがあるので、レールからホゾや組み溝など、発想しだいで様々な用途に使えるビットです。 |
Vの字の溝をほることができるビットです。販売されているものは60°と90°の角度がついているものがおおいです。 | Uの字の溝をほることができるビットです。たくさんの幅のビットがあるので、色々な用途に使用できます。 |
溝加工
ストレートビット、V溝ビット、U溝を使って溝をつくることが出来ます。色々な幅のビットがあるので棚板などを差し込む溝、ホゾ、レール、取っ手の窪みなどを加工することもできます。発想や工夫しだいで様々な用途に使えるビットです。
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面取ビット
丸面ビット | ギンサジ面 | アップ写真 |
ボーズ面(丸面ビット) | ひょうたん面ビット | サジ面ビット | |||
丸いボールのように縦と横のカーブが同じ加工をすることができます。 | ひょうたんの実のように、2段階の曲面をつける加工ができます。 | サジ(計量スプーン)で柔らかいものをすくったようなくぼみをつける加工ができます。 |
ぎんなん面ビット | 角面ビット | ギンサジ面ビット | |||
銀杏の殻やラグビーボールのような縦長の丸みがある加工をすることができます。 | 45度の傾斜面をつくることができます。 | ギンナンビットの丸みとサジ面ビットのくぼみが同時につけられます。 | |||
面取り
コマのような形をしたビットで角の面取加工が行えます。丸みだけでなく、逆R加工、カサ付きのビットを使えば角面にすることも可能です。ギンサジビットも多様な形があるので、様々な装飾をすることが可能です。
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その他
アリ錐 | キーホールビット(だるま落とし) | モール加工 |
アリ溝(ハの字)に掘りこむためのビットで、ガイドを使うことにより、手間のかかるアリ組をスムーズに作ることができます。 | 木製の表札や掛け棚の後ろにあるような、ビスや釘をひっかける穴を加工することができます。 | 板の側面などを装飾するために使うビットです。様々な形のものが販売されています。 |
その他にも、様々な加工が行えるトリマービットがあります。ビットの種類は輸入物をあわせると数百種類とあるので私も全て把握しきれておりません。全て紹介できなくて申し訳ありません。