ドレッサーの特徴
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目詰まりしにくく、研磨力と耐久性が高い
NT社がドレッサータジマ社がサンダーという商品名で販売しています。
一般的なサンドペーパーと違い、研磨面が金属になっているので、研磨力が高いうえ目詰まりをおこしにくく、耐久性も紙ヤスリや布ヤスリなどに比べると非常に高くなります。
研磨面は鮫のような肌ざわりになっており、DIYでたまに使う程度であれば数年は研磨力が持続します。
木材以外に、〔パテ〕〔プラスチック〕〔アルミ〕などにも使用することができるので、木工以外の用途でも使用されているようです。
歪まないアルミボディ
ボディは樹脂製(プラスチック)の製品が多く、樹脂製のタイプは力が加わった時に歪みやすくなります。
力を入れてガシガシ切削したり、精度が必要な場合は、若干割高になりますがアルミボディのタイプがおすすめです。アルミボディの場合は樹脂製ボディに比べるとボディに力が加わっても歪みにくくなっています。
木材をハンドサンダーや電動サンダーで研削しようとすると、柔らかい部分だけが削れていきますが、ドレッサーを硬さに関係なく均等に研削することができます。
用途
平面のサンディングには不向きというレビューを見かけますが、慣れてくると平面をサンディングできるようになります。
ただし紙ヤスリに比べると目が荒目で潰れないので、仕上げ重視のサンディングには不向きです。
ドレッサーの番手には細目もありますが、研磨力が強く切削面が超硬質なので、仕上げ重視の作業では使用しません。
サンドペーパーでは手間のかかる、凸凹としたカット面のならし、バリ取り、曲面、コーナ面などの荒削りや整形など様々な場面で活躍します。
鉋のように綺麗で効率的にはいきませんが切削力があるので、鉋を出す幕もないような凸凹をならしたり、ちょっとした面取をすることも可能です。
色分け
タジマの商品は、ボディの色を目の荒さによって色分けしています。
NTの商品は、色分けはしていませんが、目の荒さや研磨面の種類が豊富です。
ドレッサーの種類
狭い平面用 | 曲面・丸孔用 | 狭い平面・細かい作業用 |
様々な面に対応
研磨面が巾が広いものから狭いものや、狭い場所、曲面、丸孔などの切削に適した形のものが販売されているので、様々な用途で使用することができます。
ドレッサーの種類のページでは、各社わかりやすくドレッサーの種類をまとめています。
ドレッサーの使い方
慣れが必要
少しコツが必要で、なるべく力をいれずに、木目にそって研磨していきましょう。
力をいれすぎると、引っかき傷がついたり、すぐに目詰まりしてしまいます。
材の形成で引っかかり上手く削れない場合は、進行方向を変えましょう。
〔押してひっかかるなら引きながら研磨〕〔引いてひっかかるなら押しながら研磨〕します。
平面をサンディングする場合は、優しくなでるようにサンディングすれば引っかき傷がつきにくいです。
目づまりした場合は、研磨面をワイヤーブラシなどでこすると研磨力がもどります。
慣れると、目詰まりしにくい研磨作業ができるようになります。
替え刃の交換方法
経済的
どの会社のドレッサーも替え刃が販売されています。
研磨力が落ちてきた場合は、本体を買いかえる必要はありません。
切削面にある止めねじをドライバーで外せば、替え刃を簡単に取り替えることも可能なので経済性があります。