ハンドサンダーの各部名称
ハンドサンダー | サンドペーパー | 電動サンダー | ハンドサンダー比較表 |
用途
ハンドサンダーとは、市販のサンドペーパーをプレートに取り付け、木材などをサンディングする道具です。主に仕上げの研磨で使われ、材料の下地仕上げや塗装の下地処理で使用します。
広い面を荒材からサンディングしていくと非常に時間がかかるので、電動サンダーなどを利用する場合があります。電動サンダーを購入すると、広い面でのサンディングでハンドサンダーは活躍しなくなりますが、電動サンダーがはいらない狭い場所や小さい部材や作品、ビス穴のパテ処理、木ダボ(木栓)の平面処理など様々な場面でも役立ちます。
特徴
サンドペーパーの交換が簡単に行うことができ、アルミ製プレートを使用しているものが多いので軽く錆びる心配もありません。また、プレートの底に柔軟性のあるパッド(クッション)が貼られているので、素材への当たりが滑らかで、面取りされた角Rなどをサンディングをすることもできます。
億劫になってくる
手や木片にサンドペーパーを巻きつけて研磨すると、手が汚れたり皮がはげたり傷がつきやすくなります。また、広い面をサンディングしたり、壁面などを研磨作業をしていると腕が疲れやすくなり、次第に研磨作業が苦になってきます。ハンドサンダーは、そのような欠点を解消してくれるDIYツールです。
グリップ
スムーズに着脱
ハンドサンダーに取り付けられるサンドペーパーは、紙ヤスリ、布ヤスリ、耐水ペーパなど、どの種類のペーパーも取り付けることができます。
ホームセンターなどに販売されているロールペーパーや市販の(幅228mm×縦280mm)をプレートの幅に切断して、レバーを押し、たるまないように前後のクリップで挟みます。
マジック式の場合は、ファスナーがついているペーパーを購入し、ゆっくりと端から貼りあわせていきます。
交換時期
サンドペーパーの研磨力が落ちてきたら交換します。
サンドペーパーが破れたりして、そのまま使い続けているとパッドが損傷するので、すぐに取りかえましょう。
ハンドサンダーの使い方
使い方
木材の場合は、木目にそって前後にサンディングしましょう。
下に強く押す必要はなく、角を研磨する場合に軟らかいパッドが痛んだり、均一に研磨できなくなるので力加減に気をつかいましょう。
木口(切断面)や角など堅い部分を、軟らかいパッドがついたハンドサンダーでサンディングすると、硬い部分(冬目)が削れずに残ってしまう場合があるので、平面のでた堅い端材などにサンドペーパーを取り付けサンディングしましょう。
保管方法
使わないときは、凸凹した場所に置いているとパッドが変形してしまうので、平らな場所に置いて保管しましょう。