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小さい塗料缶用のペイントミキサー(攪拌棒)を自作

小さい塗料缶用のペイントミキサー(攪拌棒)を自作 ブログ

小さい塗料缶用のペイントミキサーを自作!木製丸棒と結束バンドだけで簡単に作れた

ペンキが入った丸型の金属缶

下屋の塗装にアサヒペン「油性高耐久アクリルトタン用α 1.6kg」を使用した。塗料は使う前に十分な撹拌が必要だが、手作業で混ぜるのは意外と大変である。実際、木の棒を使って撹拌してから試し塗りしたものの、塗りムラができてしまった。

SK11 ペイントミキサー SPM-3

手元にはSK11「ペイントミキサー SPM-3」があったものの、ブレード径がΦ60mm、全長300mmあり、1.6kgの丸缶で使うには少々大きかった。実際に使用したわけではないが、狭い缶内では取り回しにくく、油性塗料を洗浄するのも手間がかかる。そこで、木工で使っている木製丸棒と結束バンドを使って、小型のペイントミキサー(攪拌棒)を自作することにした。

自作した理由

うすめ液で希釈して塗装した油性高耐久アクリルトタン用α

下屋の塗装は1日ですべて終わらせるのではなく、日をまたいで何回かに分けて作業していた。そのため、塗装するたびに1.6kgの丸缶を開け、塗料を撹拌してから必要な量を下げ缶へ移す必要があった。手作業では撹拌に毎回5分ほどかかって面倒なうえ、十分に混ぜたつもりでもムラが出てしまう可能性があった。

  • 毎回の撹拌時間を短縮したい
  • 缶底に沈殿した顔料まで均一に混ぜたい
  • 1.6kg丸缶の中で扱いやすいサイズにしたい
  • DIYで手元にある材料を活用したい

そこで、上記の理由から、小型のペイントミキサーを作ることにした。

材料は木製丸棒と結束バンドだけ

ペイントミキサー自作に使う丸棒と結束バンド

材料 サイズ
木製丸棒(1本) 直径8~10mm・長さ200mm
結束バンド(2~4本) 幅3~4mm程度

今回使用した材料は丸棒と結束バンド(タイラップ)のみである。丸棒がなければ割り箸など細い棒状のもので代用するとよいだろう。

自作ペイントミキサーで使う道具 ハサミとノコギリ

製作に使う工具も「のこぎり」と「ハサミまたはカッター」程度である。手持ちの材料を使ったため、今回の製作費は実質0円だった。

小型ペイントミキサーの作り方

ペイントミキサー自作用の丸棒を切るサイズ

まずは、ドリルチャックが加えられる直径の木製丸棒を用意し、塗料が入っている缶の高さより5cmほど高い長さで切断する。

丸棒に結束バンドを締め付ける

次に丸棒の先端から約1cm内側に結束バンド(タイラップ)を1本巻きつけて、しっかりと締めつける。

そして、そのすぐ上にもう1本の結束バンドを取り付ける。このとき、偏心しないように、2本のバンド部が丸棒を中心に180度反対方向へ伸びるように配置することがポイントである。

丸棒に締め付けた結束バンドを切断

最後に撹拌跳ねとして使うバンド部を左右それぞれ2cmほど残して、余分な部分をハサミやカッターで切断する。洗浄して繰り返し使う場合や1回切りしか使わない場合は、もう少し長めにしたほうがよいだろう(後述)。

結束バンド4本で作る自作ペイントミキサー

また、今回より大きな3L程度の缶であれば、結束バンドを4本に増やして十字状に配置したり、羽根部分を長くしたりすることで、撹拌力を高められそうに感じた。

ドリルドライバーに取りつける

ドリルドライバーに取り付けた自作ペイントミキサー

完成した小型のペイントミキサーは木製丸棒の反対側をドリルチャックがついたドリルドライバーや電気ドリルにくわえさせて使用する。今回使用したドリルドライバー(XFD10Z)のチャック能力は13mmなので、直径8mmの丸棒は加工せず、そのまま取りつけることができた。

ドリルドライバーを高速回転させても、丸棒がしなって割れたり・偏心したりすることはなかった。また、結束バンドも回転中に外れることもなかった。

1.6kgの塗料を約1分で撹拌できた

実際にアサヒペン丸缶に入った「アサヒペン 油性高耐久アクリルトタン用α 塗料 1.6kg こげ茶」を撹拌してみた。

小さな丸缶で電動工具を使って撹拌する以上、注意したいのが塗料の飛散である。そのため、最初は塗料を飛散させないために、ドリルドライバーを低速モードの約600min⁻¹に設定し、ミキサーを塗料の中に入れてから回転させた。

また、撹拌中にミキサーを液面付近まで上げると塗料が飛び散る可能性があるため、撹拌中はそのまま缶底付近を中心にミキサーを上下に動かしながら撹拌させた。

撹拌前は缶底に顔料が沈殿している感触があったが、約1分ほど撹拌すると塗料の色が均一になった。最初は手作業で約5分ほどかかっていたため、撹拌時間や手間を大幅に短縮できた。

市販のペイントミキサーに比べると撹拌力は弱いだろうが、今回の1.6kg缶では約1分で混ぜることができたので、十分な撹拌力があると感じた。ちなみに高速モードで撹拌させても、泡立ったり飛散したりしなかった。

洗浄せずに何度も再利用できた

自作ペイントミキサーに硬化した塗膜

水性塗料なら使用後すぐに水に漬けて撹拌すれば綺麗になるだろうが、油性塗料を使用したペイントミキサーは、使用後にうすめ液で洗浄しなければいけない。しかし、後片付けが面倒なので、今回は洗浄せず、同じ油性塗料の撹拌にそのまま使い回すことした。

ペイントミキサーが乾燥すると丸棒や結束バンドの表面に分厚い塗膜が形成された。そのまま約10回ほど再使用したが、その乾燥した塗膜が剥がれて塗料へ混入することはなかった。なぜなら結束バンドの羽が約2cmと短く、缶の内壁にぶつかりにくいため、固まった塗料が接触によって剥がれにくくなるからだ。

このため、前述したようにペイントミキサーを洗浄せずにそのまま使い回す場合は、羽の長さを内壁にぶつかりにくい長さ(約1~2cm)にし、ペイントミキサーについたペンキを綺麗に洗浄して使い回す場合や、一度で使い捨てる場合は、結束バンドの羽の長さをもう少し長くして撹拌力を大きくしたほうがよいだろう。

まとめ

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所持しているSK11「ペイントミキサー SPM-3」は、六角軸6.35mm、ブレード径Φ60mm、全長300mmのしっかりしたペイントミキサーである。

一方、今回使用したアサヒペン「油性高耐久アクリルトタン用α 1.6kg」の丸缶には、少々大きく感じたうえ、洗浄するのも面倒だと感じた。

そこで、直径8mm×長さ200mmの木製丸棒と結束バンド2本で小型版を作ってみたところ、今回の用途には十分だった。

手作業で約5分ほどかかっていた撹拌が約1分で済み、缶底に沈殿した顔料も混ぜやすく鳴った。撹拌後は色が均一になり、試し塗りで気になっていた塗りムラも改善した。

何より、DIYをしていれば手元にありそうな材料だけで、5分もかからず作れるのが大きなメリットである。

小さな塗料缶を何度も撹拌する今回のような用途では、わざわざ別の小型ペイントミキサーを購入しなくとも、丸棒と結束バンドだけでの簡易ペイントミキサーで十分実用的であった。

 

 

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