愛猫の寒さ対策としてペット用ホットカーペットを導入
就寝時は暖房を消すため猫が寒がる
わが家では、冬になるとエアコン暖房を使うと湿度が大きく下がり、喉が痛くなりやすいため、乾燥しにくい石油ファンヒーターを使って部屋を暖めています。
ただし、就寝中は安全面を考えて石油ファンヒーターの電源を切るため、朝起きる頃には部屋の温度がかなり下がり、室内は冷え切った状態になります。
人間は毛布や布団に包まれて眠れるのでそれほど寒さは気になりませんが、猫はそうはいきません。暖かい季節には体を伸ばして気持ちよさそうに寝ていたのに、冬になると体を丸めて眠る姿をよく見かけるようになりました。
また、寒くなると膝の上に乗ってきたり、毛布の中へ潜り込んできたりと、普段以上に人のぬくもりを求めるようになります。これは猫によく見られる寒さ対策の行動で、室温が低いほど顕著になります。
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットを購入した理由
成猫でもゆったり使えるLサイズ
そこで、就寝中に石油ファンヒーターを切っている間の猫の寒さ対策として、猫用ホットカーペット(ペット用ホットカーペット)がないか探してみることにしました。
調べてみると、ペット専用のホットカーペットはさまざまなメーカーから販売されており、サイズや形状も豊富です。寒い季節に愛猫の寝床を暖かく保ちたい飼い主には定番の防寒グッズとなっています。
最初はAmazonで販売されている安価な円形タイプを購入しようと考えました。しかし、成猫がゆったり寝るには少し小さいように感じたため、最終的にアイリスオーヤマのペット用ホットカーペット 角型 Lサイズ(PHK-L)を選びました。
Lサイズなら体を丸めるだけでなく、手足を伸ばして寝られる十分な広さがあります。猫は寝返りを打ったり姿勢を変えたりすることも多いため、サイズに余裕があるほうが快適に使えると感じました。
実際にアイリスオーヤマのペット用ホットカーペット Lサイズを使ってみた結果がこちらです。
これまでは寒くなると体を丸めて寝ることが多かった愛猫ですが、ホットカーペットを設置してからは、部屋の室温が寒くても、暖かい季節と同じように体を伸ばしてリラックスしながら眠る姿が見られるようになりました。
かなり気に入ったようで、ホットカーペットに顔を乗せて眠ったり、お腹を見せて無防備な格好で寝たりすることもあります。猫がお腹を見せて寝るのは、安心して快適に過ごせているサインの一つともいわれています。
さらに驚いたのは、これまで私がお風呂やトイレへ行くたびに扉の前まで付いてきて、出迎えや見送りをしてくれていた愛猫が、寒い日はホットカーペットの上からほとんど動かなくなったことです。少し寂しい気持ちもしますが、それほど居心地がよく、暖かさを気に入っていることが伝わってきました。
ペット用のベッドやハウスの下に敷いて使うことも可能
わが家では、アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットをそのまま床に置くのではなく、ペット用ベッド・ペットマットの上に敷いて使用しています。ちなみにペットマットの下に敷くと、ペットマットが暖かくなります。
クッション性があるため猫も寝心地が良いようで、寒い日には自分からホットカーペットの上でくつろぐ姿がよく見られます。また、床からの冷気も伝わりにくくなるため、断熱対策としても効果的だと感じました。
さらに、普段から愛用しているサメ型ペットハウスを上に置いて使用すると、ハウスの中までじんわり暖かくなります。屋根付きのハウスは暖かい空気が逃げにくいため、まるでこたつのような快適な寝床になりました。
猫は狭くて囲まれた場所を好む習性があるため、寒い季節はホットカーペットとペットハウスを組み合わせることで、より安心してぐっすり眠れる環境を作ることができます。カーペット単体では固くて気に入らない場合、ペットベッドやドーム型・ハウス型ベッドと組み合わせて使うのもおすすめです。
24時間つけっぱなしでも電気代が安い!
ペット用ホットカーペットは、寒い時期には長時間、あるいは24時間つけっぱなしで使用することも多いため、「電気代はどれくらいかかるの?」と気になる方も多いのではないでしょうか。
結論からいうと、アイリスオーヤマのペット用ホットカーペット Lサイズ(PHK-L)は消費電力が18Wと非常に低く、電気代を抑えながら使えるのが大きな魅力です。
電気料金の目安単価をもとに電気代計算シミュレーターで試算すると、18Wのペット用ホットカーペットを24時間連続で使用した場合、1日の電気代は約12円、1か月では約350円です。
もちろん実際の電気代は、契約している電力会社や電気料金単価、使用時間によって変動しますが、ペット用ホットカーペットは省エネ性能が高く、冬の寒さ対策として毎日使っても家計への負担が少ない暖房器具といえるでしょう。
寒い季節でも愛猫・愛犬を暖かく過ごさせたい方にとって、電気代を気にせず使いやすい点も大きなメリットです。
二重保護コード採用で噛み癖のある猫にも配慮された設計
猫は狩猟本能から、動くものや紐状のものをおもちゃと勘違いして噛んでしまうことがあります。特に電源コードはいたずらの対象になりやすく、コードの被覆を噛み破って感電したり、ショートによる事故につながったりする危険性があるため、配線カバーなどのいたずら防止グッズも数多く販売されています。
ペット用ホットカーペットはコンセントから給電して使用するため、「愛猫がコードを噛まないだろうか」と心配していました。
しかし、アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットは、安全性に配慮した二重保護コードを採用しています。コードの外側は噛みに強い硬めのPVC樹脂で覆われており、その内側には丈夫なスチール製保護管が入っているため、一般的な電源コードより耐久性の高い構造になっています。
もちろん、二重保護コードだからといって絶対に噛み切られないわけではありません。実際にレビューの中には、犬がコードを噛み切ってしまったという報告も見られました。
そのため、コードが床に長く露出しないように配線したり、必要に応じて「コルゲートチューブ」を併用したりするなど、飼い主側でも安全対策を行うことが大切です。
カバーは取り外して丸洗いできるのでいつでも清潔
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットは、本体とカバーが分かれた構造になっているのも大きなメリットです。
一般的な部屋用ホットカーペットとは異なり、カバーの中にヒーターマットが入っている構造になっています。ファスナーを開けてヒーターマットを取り出せば、カバーだけを取り外して丸洗いできます。
猫や犬は毎日同じ場所で寝るため、抜け毛や皮脂、ホコリなどで寝床が汚れやすくなります。カバーを定期的に洗濯できるため、いつでも清潔な状態を保ちやすく、衛生面を重視する方にも安心です。
洗濯する際は、必ずヒーターマットを取り外し、カバーのみを洗濯表示に従ってお手入れしましょう。本体は水洗いできないため、汚れが付いた場合は乾いた布や固く絞った布で拭き取るのがおすすめです。
ペット用ホットカーペットは長期間使用するアイテムなうえ、真菌が原因の皮膚病になったこともあるので、カバーを丸洗いできるメンテナンス性の高さは、購入して良かったと感じたポイントの一つです。
アイリスオーヤマ ペット用ホットカーペットのデメリット
ON/OFFスイッチがない…
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペット Lサイズ(PHK-L)を使っていて気になった点が一つあります。それは、本体に電源のON/OFFを切り替えるスイッチが付いていないことです。
24時間つけっぱなしで使用する場合は特に不便を感じませんが、わが家では暖房を切る就寝中だけ使用しているため、毎回コンセントを抜き差しして電源を入れたり切ったりする必要があり、少し手間に感じました。
そこで現在は、スイッチ付きの電源タップを使用しています。コンセントを抜き差しする必要がなく、手元のスイッチを押すだけで電源をON/OFFできるため、毎日の操作がとても楽になりました。
ペット用ホットカーペットを決まった時間だけ使用したい方や、コンセントの抜き差しを面倒に感じる方は、スイッチ付き電源タップを併用するとより快適に使えます。
細かな温度調整ができない…
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペットには、一般的なホットカーペットのような温度調整スイッチは搭載されていません。
その代わり、本体の表と裏で温度が異なるリバーシブル仕様になっており、高温面は約38℃、低温面は約28℃に設定されています。気温や愛猫・愛犬の様子に合わせて、本体を裏返すだけで2段階の温度を使い分けることができます。
この仕様は、メリットでもありデメリットでもあります。温度調整ボタンやダイヤルなどの可動部分がないため、構造がシンプルで故障しにくい点はメリットです。また、ボタン操作も不要なので、誰でも迷わず使えます。
一方で、「今日はもう少し暖かくしたい」「少し温度を下げたい」と思っても、細かな温度調整はできません。また、温度を切り替えるには本体を裏返す必要があります。
さらに、本体だけでなく専用カバーも一度取り外し、カバーも裏返して再度取り付ける必要があるため、温度を変更するたびにひと手間かかります。ボタン一つで温度を切り替えられる製品と比べると、この点はやや面倒に感じました。
最近では、電源スイッチやタイマー機能、無段階または複数段階で温度調整できるペット用ホットカーペットも販売されています。そのため、「使用時間を細かく管理したい」「室温や愛猫・愛犬の様子に合わせて温度を細かく調整したい」という方は、それらの機能を搭載したモデルのほうが使いやすいでしょう。
わが家では、高温面(約38℃)を上にして使用しています。
「約38℃だと熱すぎるのでは?」と思う方もいるかもしれません。しかし、猫の平熱は一般的に約38~39℃と人間より少し高いため、実際に使ってみても嫌がる様子はなく、快適そうに過ごしていました。
マットの表面を手で触っただけでは、それほど暖かく感じません。しかし、一般的なホットカーペットと同じように、猫が乗って2~3分ほどすると体の下からじんわりと暖かくなります。急激に熱くならないため、安心して使いやすい印象でした。
初めて使用する場合は、猫が普段よく寝ている場所やお気に入りの寝床に設置するのがおすすめです。いつもの寝場所に置くことで、「ここは暖かくて快適な場所」と認識しやすくなり、自然とホットカーペットの上でくつろぐようになります。
購入から9年経過した現在の状態|耐久性もレビュー
カーペット本体は9年経っても現役
アイリスオーヤマのペット用ホットカーペット Lサイズ(PHK-L)を購入してから約9年が経過しました。
冬になると毎年使用していますが、現在もヒーター本体は問題なく動作しており、暖房性能も購入当初と大きく変わった印象はありません。
ただし、年使用しているため、熱や紫外線で変色したり、ヒーターマットの表面には物を置いていた跡や寝床の重みなどによる凹み跡がいくつか見られるようになりました。
見た目には使用感がありますが、発熱機能に問題はなく、現在も冬になると愛猫用ホットカーペットとして活躍しています。耐久性は十分高いと感じました。
カバーはジッパーが壊れて処分
付属の専用カバーは何度も洗濯を繰り返したこともあり、ファスナー(ジッパー)部分が破損してしまいました。現在は付属カバーは処分し、別のペット用マットやブランケットを上に敷いて使用しています。ヒーターマット単体ではやや硬さがあるため、現在はペット用マットやクッションを上に重ねて使用しています。
二重保護コードは9年間断線なし
コードについても、9年間使用していますが断線や故障は一度もありませんでした。わが家では猫がコードを噛み切ることもなく、安全に使い続けられています。長年使用したことで本体やコードには経年による黄ばみが見られるようになりましたが、使用には支障ありません。
育苗ヒートマットとしても活用
冬以外の時期には、植物の種まきや育苗を行う際の育苗用のヒートマットとして活用することもあります。発芽には適度な温度が必要な植物も多いため、ペット用ホットカーペットを利用することで、発芽率の向上や育苗環境づくりに役立っています。本来の用途とは異なりますが、自己責任の範囲で活用できる点も便利だと感じています。



















































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