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空調服の特徴 | 空調服が涼しくなる仕組みを説明したページです。 |
バッテリーの種類 | 空調服に使われているバッテリーの種類を説明したページです。 |
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ファンの取り付け方 | 空調服に取り付けるファンの着脱方法を説明したページです。 |
涼しくするポイント | 空調服をさらに涼しく快適にするためのポイントを説明したページです。 |
空調服の種類一覧 | シーンにあった空調服が選べるように比較表です。 |
ファンの種類
ファンの役割
空調服は2つのファンを使って空気を服の中に取り込み、ファンから取り込んだ空気は首と袖から排出されます。上半身全てに空気の通り道ができるので、どの部位に汗をかいてもすぐに汗を蒸発させてくれるので、汗をかくたびに気化熱によって体をひんやりと冷やしてくれます。
他のラインナップと互換性のあるファン
以前は色が白いファンが標準付属されていましたが、2004年から写真の黒い『RD9260A』に統一されているようです。このファンはバッテリーと同じで単品でも販売されているので、故障しても空調服のセット品を購入する必要はありません。また、サンエス社が販売しているほとんどの空調服には同じファン『RD9260A』が標準付属されているので、同じメーカーの空調服つなぎや空調服ブルゾンと互換性があります。
電圧(風量) | モータの寿命 |
5Vで使用した場合 | 3,000時間以上 |
7.2Vで使用した場合 | 740時間 |
ファンの耐久性
私は同じメーカーは空調座布団を持っていますが、同じファンが使われています。このファンはUSBアダプタを履かせてコンセントから電源を取っているので、半年間(24時間)ずっと回り続けていますが壊れたことはありません。ファンのモーターの耐久性は5Vで稼動させた場合3,000時間以上と長いですが、7.2Vで使用した場合は740時間と短くなってしまいます。
ファンの着脱方法
ファンの取り付け方
空調服の左右の脇腹辺りにはファンを差込む穴が開いているので、服の表面からファンの凸になっている面を裏地に向けて差し込みます。このとき、空調ファンにはDCプラグ(凸)を差し込むジャック(凹)がついているので、このジャックを下に向けるように位置を調整します。
ファンの位置が決まったら、服の裏面からリングを空調ファンに差し込みます。差し込む際は、リングの1と書かれている部分を爪に合わせて「カチッ」と音がなるまで差し込みます。溶接作業などで使う厚手タイプの空調服は2を爪に合わせて差し込みます。
ファンの取り外し方
ファンに差し込んでいるリングを取らないと、空調服からファンを取ることができません。まずはじめに、ファンについている2つの爪を同時につまみながら、リングをファンから取り外します。
このファンは、株式会社サンエスの空調服であれば共用することができるので、洗い替え用などで2着目を購入する場合は、価格の安いバッテリーやファンのついていない空調服を単品で購入しましょう。
バッテリーとケーブルの取り付け方
ケーブルをファンとバッテリーに差し込む
ファンとバッテリーに差し込むケーブルは、短いケーブルと長いケーブルに分岐していているので、「短いケーブル」を右側のファンに、「長いケーブル」を左側のファンに差し込みます。そしてバッテリーにもケーブルを差込み、右側の内ポケットにバッテリーを入れます。
ケーブル留めでケーブルを固定する
次にケーブルは必ずマジックテープのケーブル留めで固定しましょう。固定しておかないと、ケーブルが服の下からはみでたり、作業中にプラグがファンから抜けてしまい危険です。