特徴 | 種類 | 綺麗に丸く切る方法 | 比較表 |
コンパスカッターの種類
オルファ|コンパスカッター 57B 【紙専用】
57Bは、オルファーが販売している一番小さいタイプで、カットできるサイズは、直径1cm~15cmまでの円に対応。私が最初に購入したコンパスカッターで、非常に廉価な価格で販売されていました。
コンパクトサイズであつかいやすいので、これで空き缶の底に穴を開けたこともあります。
空き缶を開ける場合、油を塗っておくとスムーズにカットすることができますが、替え刃は一発でだめになるので普通のカッターの刃を折って挟んでました。
材料に穴を開けずに円形にカットできる、穴あき防止プレートが付属されています。
オルファ|ラチェットコンパスカッター 189B 【紙専用】
189Bは57Bより一回り大きくなっているので、カットできるサイズは直径1.6cm~22cmまでの円に対応。
57Bよりカットできるサイズが広いだけでなく、ハンドルがラチェット機構になっているので、無理に手首をひねりながら回転させなくても、簡単にカットすることができます。
またネジをゆるめることにより刃を収納させたり、針にかぶせる安全キャップがついているのがうれしい。
ハンドルは下部の太い部分を持ったほうが安定しやすかった。
材料に穴を開けずに円形にカットできる、穴あき防止プレートが付属されています。
エヌティー(NT) 円切りカッター C-1500PとiC-1500P 【紙専用】
NTが販売している円切カッターです。カットできるサイズは、直径1.7cm~17cmの円に対応。
別販売品のエクステンションバーを装着することにより、直径40cmまでに対応。
動画のモデルはC-1500P。iC-1500は透明ボディなので、押さえている素材を確認することができるようです。オルファのコンパスカッターと同じで、穴を開けずに切り抜くことも可能。
コンパスカッターと違い、慣れていなくても中心がずらさないように精度の高い円切ができそうな感じが。
また、量産する場合はこちらのほうが手が疲れなさそうな感じもします。
オルファ|ロータリーコンパスカッター 186B 【布・皮 専用】
通常のコンパスカッターと異なり丸刃になっているので、皮や布を円形にカットすることができます。
紙もカットすることができますが、紙は57Bや189Bのほうが、精度が高いカットができました。
カットできるサイズは、直径4cm~22cmまでの円に対応。
57Bや189Bや布をカットしようとすると、布がよれてしまって上手くカットすることができませんが、186Bは円形刃が回転しながらカットしていくのでよれにくい。
ハンドルは、189Bと同じでラチェット機構になっており、ネジをゆるめることにより刃を収納したりすることもできます。
普通のコンパスカッターのようにカットすると失敗しやすいので、コンパスカッターは固定して、カッターマットと布を回転させると綺麗に切断することができます。
エヌティー(NT) ローリングサークルカッター C-2000P 【布・皮 専用】
186Bのようにコロコロと転がる丸刃で、円切りカッターのようなタイプがあれば、布も綺麗に切れるだろうとNTのサイトで探していると、丸刃で位置ずれしにくいC-2000Pを見つけました。
これなら中心をしっかりおさえていれば、綺麗な円を切り抜くことができるでしょう。
オルファ | 円切りカッターL型 【厚い材料に対応】
円切りカッターL型は、ダンボール、カーペット、シート、パネル、ベニヤ板(3mm程度)など、コンパスカッターではカットしにくい厚い材料に対応しています。カットできるサイズは、直径7cm~30cmの円に対応。硬い材料や分厚い材料をカットする場合は、繰り返し回転させながらカットする必要があります。
回転するバーにオルファーのカッターが取り付けられており、大型用カッターの替え刃(大)が使用できるので、他の強力タイプの円切カッターより経済的に刃の交換が行えます。
もちろん、切れ味の鋭い〔特専黒刃(大)〕や〔スピードブレード〕の替え刃に交換することも可能。
ベニヤを4mmを切り抜く場合は、刃を2.2mmほどだします。そして、中心に貫通穴を開けて表面と裏面からけがいていけば穴を開けることができました。材料が動くのでクランプなどで固定する必要あり。