ヨーグルトファクトリーを購入した理由
胃が痛くてヨーグルトを食べだした引き篭もり
一時期、胃の調子が悪くなり、その症状をネットで調べると十二指腸潰瘍とよく似ていた。十二指腸潰瘍はピロリ菌が関係していると知り、引きこもり生活が長くなると病院へ行くことさえ億劫になるので、ピロリ菌を減少させるという売り文句の「LG21」を食べ始めた。
このヨーグルトは普通のヨーグルトより少し値段が高く、毎日食べ続けると意外と出費がかさんだ。そこで、自分でヨーグルトを作れないか調べていたところ、家庭で牛乳からヨーグルトを作れる「ヨーグルトファクトリー」の存在を知った。
この製品は、市販のヨーグルトを種菌として使えるため、お気に入りのヨーグルトを家庭で増やすことができる。ただし、ヨーグルトは商品によって使用されている菌が異なり、中には家庭ではうまく増やせない菌もあるようだ。
ヨーグルトファクトリー(ヨーグルトメーカー)の種類
「ヨーグルトファクトリー」は「ヨーグルトメーカー」とも呼ばれ、大きく分けると下記の2種類がある。自分はどちらのタイプも実際に使ったことがあり、それぞれにメリット・デメリットがあるため、自分の使い方に合ったものを選んでほしい。
容器の中に牛乳をいれてヨーグルトを作るタイプ
最初に購入したのは、山善(YAMAZEN)の「YMR-9100-W」だった。当時(2012~2013年)、Amazonで約1,000円前後で販売されていた。
YMR-9100-Wは、付属の専用容器でヨーグルトを作るタイプだった。しかし、使うたびに容器を洗うのが次第に面倒になり、ある日カッとなって本体ごと壊して捨ててしまった。
とはいえ、今振り返ると、容器の口が広いため、完成したヨーグルトを取り出しやすいというメリットもあった。
ちなみに、発酵時間が8時間または10時間になると、かすれたようなメロディーが鳴って、完成を知らせてくれていた。
牛乳パックの中で直接ヨーグルトを作るタイプ
YMR-9100-Wは、牛乳を専用容器へ移し替える作業と、使用後に容器を洗う手間が面倒になり、一時はヨーグルト作り自体をやめていた。
しかし、2014年に牛乳パックのままヨーグルトを作れる「ヨーグルトファクトリー」の存在を知り、「これなら続けられる」と思って購入したのが、TO-PLAN(トープラン)のTKY-41だった。
このタイプは、牛乳パックの中に種菌を入れてセットするだけでよく、食べ終わった後も牛乳パックを軽く水洗いして捨てるだけなので、YMR-9100-Wと比べて後片付けの手間が大幅に減った。
一方で、牛乳パックの底に残ったヨーグルトは取り出しにくく、その点だけは不便に感じていた。この問題は、柄の長い「ヨーグルトスプーン」を使うことで解消できた。
高機能タイプ
TKY-41は牛乳パックをセットしてコンセントを差し込むだけで使える、操作が非常にシンプルなヨーグルトメーカーだった。一方、現在販売されているモデルには、温度設定やタイマー機能を搭載した製品も多く、より自分好みの発酵時間や温度でヨーグルトを作れるようになっている。
ヨーグルトは種類によって最適な発酵温度や発酵時間が異なるため、温度や時間を細かく設定できれば、作りたいヨーグルトに合わせた発酵がしやすくなる。また、タイマー機能があれば設定時間になると自動で運転が終了するため、切り忘れや発酵しすぎによる酸味の強いヨーグルトになるのを防ぎやすい。
一方、「毎回同じヨーグルトしか作らない」「価格をできるだけ抑えたい」という人であれば、シンプルなモデルでも十分だろう。
しかし、さまざまな市販ヨーグルトを種菌として試してみたい人や、発酵具合を自分好みに調整したい人には、温度設定・タイマー機能付きのモデルを選ぶことをおすすめする。
電気を使わないヨーグルトメーカー
夏場は気温が高いため、温度をそれほど気にする必要はなく、ヨーグルトファクトリーがなくてもヨーグルトを作れるようだ。上写真は母が購入した「曙産業のCT-219」で常温で簡単に作れるヨーグルトメーカーだ。夏はこれに牛乳と種菌を入れ、キッチンに置いて作っているようだ。
わたしはこの容器で作ったことがないため、どのような仕上がりになるのかはよく分からない。ただし、寒い時期に使うとうまく固まらないようで、母は夏以外の季節になると、わたしが購入したヨーグルトファクトリーを使ってヨーグルトを作っているという。
この容器で作れるのであれば、ほかの容器でも作れるのではないかと思い調べてみると、牛乳を入れた瓶を発泡スチロール箱などに入れて保温しながら作っている人もいた。電気を使わないヨーグルトメーカーは有名どころだとパール金属も販売している。
ヨーグルト作りに適している牛乳
成分無調整の牛乳
ヨーグルトを作るなら、「成分無調整牛乳」を使うのがおすすめだ。インターネットで調べると、多くのサイトで「加工乳や低脂肪牛乳ではうまく固まらないため、成分無調整牛乳が適している」と紹介されている。
実際にわたしも低脂肪牛乳や豆乳でヨーグルトを作ったことがある。確かに最初はゆるく仕上がることもあったが、そのまま数時間長く発酵させるときちんと固まった。
そのため、低脂肪牛乳や豆乳では作れないというわけではない。しかし、多くの情報で成分無調整牛乳が推奨されていることを考えると、やはり成分無調整牛乳のほうが失敗しにくく、安定して作りやすいのだろう。わたし自身も、そのように感じている。
成分無調整牛乳は、パッケージに「成分無調整」と表示されているため、店頭でも簡単に見分けることができる。我が家でも、ヨーグルト作りには成分無調整牛乳を使用している。
ヨーグルトの種菌の入手方法
ヨーグルトの種菌を入手する方法
手作りヨーグルトを作るには、発酵のもとになる「種菌」が必要である。種菌の入手方法は、「市販の粉末種菌」「市販のヨーグルト」「作ったヨーグルト」の3種類が一般的だ。それぞれメリット・デメリットがあるため、自分の目的や作り方に合った方法を選ぶことが大切である。
市販の粉末種菌を使う
最も失敗しにくく、安定して手作りヨーグルトを作れるのが、市販の粉末種菌を使う方法である。粉末種菌はヨーグルト作り専用に販売されており、発酵に適した乳酸菌が含まれているため、毎回ほぼ同じ品質に仕上げやすい。また、常温保存できる商品が多く、必要な分だけ使えるため管理もしやすい。初めてヨーグルトメーカーを使う人や、継ぎ足しによる品質の変化を避けたい人に向いている方法である。
市販のヨーグルトを使う
スーパーやコンビニで販売されているプレーンヨーグルトを種菌として利用する方法である。牛乳に少量のヨーグルトを加えるだけで手軽に作れるため、最も始めやすい方法といえる。ただし、すべてのヨーグルトが種菌として適しているわけではなく、生きた乳酸菌が含まれているプレーンタイプを選ぶ必要がある。また、使用するヨーグルトによって酸味や風味、固さが変わるため、好みの味に仕上がる商品を探す楽しみもある。
作ったヨーグルトを種菌として使う
一度作ったヨーグルトは、次回以降の種菌として再利用することも可能である。毎回新しい種菌を購入する必要がないため、コストを抑えながら継続してヨーグルトを作れるのが大きなメリットだ。実際に、同じヨーグルトを何度も継ぎ足して使っている人も少なくないようだ。
ちなみに、完成したヨーグルトを次回の種菌として使う場合は、中央部分を取り分けたほうがよいとされている。理由は明確ではないが、表面よりも雑菌が混入しにくいためと考えられている。取り分けた種菌は、ヨーグルトの空き容器や小さな保存容器に入れて冷蔵庫で保存している。
専用のヨーグルト保存容器も販売されているが、写真に写っているような100円ショップの小型保存容器でも十分使用できる。また、種菌は冷凍保存することも可能である。わたしも以前、保存容器に入れて冷凍しておいた種菌をそのまま牛乳にドボンと入れてヨーグルトを作ったことがあるが、問題なく発酵し、おいしいヨーグルトが完成した。
なお、種菌を繰り返し使い続けると乳酸菌のバランスが変化したり、雑菌が混入したりする可能性があるため、数回使用したら新しい市販のヨーグルトや粉末種菌から作り直すと、品質を維持しやすい。
ヨーグルトの菌によって効果が違う!?
| ヨーグルト | 主な菌 | 期待される働き |
| 明治ブルガリアヨーグルト | LB81乳酸菌 | 腸内環境を整える働きが期待されている |
| 明治プロビオヨーグルトR-1 | 1073R-1乳酸菌 | 健康維持や体調管理を目的に食べる人が多い |
| 明治プロビオヨーグルトLG21 | LG21乳酸菌 | 胃の健康維持に関する研究で知られている |
| 森永ビヒダス | BB536(ビフィズス菌) | 腸内環境や便通改善が期待されている |
| ダノンビオ | BE80菌 | 腸内環境への働きが期待されている |
| 恵 megumi | ガセリ菌SP株・ビフィズス菌SP株 | 腸内環境をサポートするとされている |
市販のヨーグルトはどれも同じ菌を使っていると思っていたが、実際にはさまざまな種類の乳酸菌やビフィズス菌が使われている。また、市販されているヨーグルトの種類は7,000種類以上あるといわれている。
使用されている菌の種類によって期待できる働きも異なるため、市販のヨーグルトを種菌にする場合、腸内環境の改善や便秘対策、免疫機能の維持など、自分の目的や体質に合ったヨーグルトを選ぶとよいだろう。
ヨーグルトでおなかをくだす場合の対処法
牛乳やヨーグルトを食べるとお腹をくだしてしまう人には、「アカディ」という牛乳がおすすめである。牛乳でお腹をくだす原因の一つは、牛乳に含まれる乳糖を十分に分解・吸収できない「乳糖不耐症」だといわれている。
この症状は生まれつきの人もいれば、大人になってから現れる人もいるようだ。わたしも若い頃は牛乳をガブガブ飲んでも何ともなかったが、歳を重ねてからは牛乳を飲むとお腹をくだすようになった。
アカディは、あらかじめ乳糖が分解されており、乳糖を約80%カットした牛乳である。わたしはこの牛乳を飲むようになってから、お腹をくださなくなった。
また、牛乳をヨーグルトにすると発酵によって乳糖の一部が分解される。しかし、すべての乳糖が分解されるわけではないため、ヨーグルトを食べてもお腹がゆるくなる場合は、アカディのように乳糖があらかじめ分解されている牛乳でヨーグルトを作ったほうがよいだろう。
ヨーグルトの作り方
種菌を牛乳にいれるだけだから簡単
作り方はいたって簡単だ。種菌を牛乳に入れ、ヨーグルトメーカーにセットするだけでよい。市販のヨーグルトを種菌として使う場合は、そのまま牛乳パックへ入れると容量がいっぱいになり、あふれてしまうことがある。そのため、あらかじめ牛乳を100mlほど飲んで減らすか、別の容器へ移してスペースを確保しておこう。
牛乳パックの口を大きく開き、ヨーグルトを入れてよくかき混ぜたら、あとはヨーグルトメーカーへセットするだけである。
インターネットでは、牛乳を30~40℃程度に温めてから作ると発酵が早く進むと紹介されていることが多い。しかし、わたしは一度も温めずに作っている。それでも何度も問題なくヨーグルトを作ることができている。
牛乳を温める場合は、鍋へ移して加熱するよりも、牛乳パックのまま電子レンジで30~40℃程度まで温めたほうが手軽だろう。
なお、雑菌が繁殖すると失敗の原因になる可能性があるため、ヨーグルトメーカー本体や使用するスプーンなどは、できるだけ清潔な状態を保ったほうがよい。
とはいえ、以前テレビでヨーグルトの本場であるブルガリアの製造風景を見たことがあるが、手袋もしてない婆さんが、年季の入った壺や木の棒を使って作っていた。それでも問題なくヨーグルトができていたので、家庭で作る際も必要以上に神経質になる必要はないのかもしれない。
ヨーグルトを発酵させる時間
最初は発酵時間を細かく気にしていたが、取り出す時間が早すぎたり、気温が低かったりすると、ヨーグルトジュースのような柔らかい仕上がりになることが多かった。わたしの場合、柔らかすぎるヨーグルトを食べるとお腹をくだすことがあるため、12時間以上温めるようにしている。
わたしの経験では、ヨーグルトは12時間以上発酵させれば、まず失敗することはない。長く温めるほど、冷蔵庫で冷やしたときに固くなり、わたしは柔らかいものよりも固めのヨーグルトのほうが好みである。
冬場は室温が低く、ヨーグルトファクトリー内の温度も下がりやすい。そのため、うまく固まらない場合は、本体の周囲を熱伝導率の低い発泡スチロールなどで囲って保温するとよいだろう。
ヨーグルト作りであると便利なもの
電源プラグを抜かなくてもスイッチが切れるスイッチ付きタップ
わたしが購入した安価なヨーグルトファクトリーには電源スイッチが付いていないため、ヨーグルトが完成したらコンセントから電源プラグを抜く必要がある。しかし、この抜き差しが次第に面倒になってきたため、スイッチ付きの電源タップを購入した。
これを使えば、電源タップのスイッチをOFFにするだけで電源を遮断できるため、わざわざ電源プラグを抜き差しする手間が省ける。また、雷サージ機能付きなので、近くで落雷が発生した場合や停電時でも、機器が故障するリスクを軽減できる。
プログラムタイマーで設定した時間に電気を遮断
レビューを見ていると、設定した時間に家電の電源を自動でON/OFFできるプログラムタイマーを利用している人も多かった。ちなみに、スイッチを切り忘れて丸1日電源が入りっぱなしになっていても、食べられなくなることはなかった。
わたしは、ヨーグルト作りは時間に神経質になる必要はないと思っている。24時間近く保温していても普通においしく食べられるし、むしろ長時間保温したほうがしっかり固まり、失敗する可能性は低くなるからだ。
経験上、うまく固まらなかったのは、寒い時期に作ったときや、保温を終えるタイミングが早すぎたときだった。
混ぜるのにも便利!底までかき取れるヨーグルトスプーン
牛乳パックでヨーグルトを作る場合、上のほうは容器を傾けるだけで取り出せるが、1000mLの牛乳パックは底が深いため、残ったヨーグルトは取り出しにくい。牛乳パックを切れば簡単に取り出せるものの、毎日作っているとパックを切ったり、包丁を洗ったりするのが面倒になったため、柄の長いヨーグルトスプーンを購入した。
このヨーグルト用スプーンを使うようになってから、牛乳パックとほぼ同じ長さがあるため、牛乳パックを切らなくても手を汚さず、底までしっかりすくい取れるようになった。種菌を入れてかき混ぜる際も、底から上まで均一に混ぜられるため便利だった。
ヨーグルトを取り出すだけでなく、種菌を混ぜる用途にも使えるため、1本あると重宝するが、あと5cmほど柄が長ければ、さらに使いやすかったと思うので、このスプーンの全長(270mm)より長いものを選ぶことをおすすめする。
口をチャックして衛生的!牛乳パック用キャップ
牛乳パックでヨーグルトを作る場合、そのままヨーグルトファクトリーにセットすると、注ぎ口が開いてしまう。そこで最初はクリップで留めていたが、金属製のため錆びることがあり、衛生面も気になったので、上で紹介したスプーンと一緒に「牛乳パック用キャップ K-533」を購入した。
この牛乳パック用キャップは、牛乳パックの注ぎ口に取り付けるだけで簡単に密封できるため、ホコリや雑菌の侵入を防ぎやすく、ヨーグルト作りにも便利だった。わたしが購入した当時は、Amazonの商品写真には1個しか写っていなかったが、実際には2個入りだった。
ちなみに、プラスチック製の洗濯ばさみで注ぎ口を留めることも試したが、ヨーグルトファクトリーのフタに干渉して閉まらなくなるため使用できなかった。洗濯ばさみを代用する場合は、ヨーグルトメーカーのフタに干渉しない小型のものを選ぶか、事前に問題なく閉まるか確認しておくとよいだろう。
実際に自分で作ってみた
金塊のような大きさのヨーグルト
今回、この記事でヨーグルトの写真が必要になったので自分で作ったみた。使った材料は明治が販売している「おいしい牛乳」と「プロビオヨーグルトLG21 」。
このヨーグルトは2500種類の菌から選ばれたLG21乳酸菌が入ってるみたいで、1パック126円とけっこういい値段がするが、ヨーグルトファクトリーを使うことで約1000gと、金塊のような大きさのヨーグルトにまで増殖させることができた。
ちなみに寝坊して15時間近くも温めてしまったが、お腹をくだすことなくおいしく食べられた。
菌によって発酵の適正温度が違うようだが、経験上 固くなりにくいヨーグルトは時間をかけるとちゃんと固まる。上のヨーグルトは作ったものを冷やしても、ちゃんと市販のヨーグルトのように固まっている。
作ったヨーグルトを種菌にしたほうが経済的
もちろん、今回作ったヨーグルトを種菌にして、またなくなったときにヨーグルトを作る予定だ。ちなみに種として取り除く種菌だが、完成したヨーグルトの真ん中部分を種菌にしたほうがいいみたいだ。(菌が多く繁殖している部分なのだろうか?)種菌を保存しておく容器は、ヨーグルトのパックか小さいタッパにいれて保存している。
専用のヨーグルト保存容器も販売されているが、写真に写っている100円ショップに売ってるような小さいタッパで十分だと思う。冷凍庫に保存しても大丈夫であった。失敗主義者なので過去にタッパに入れて冷凍したものを牛乳にドボンしてヨーグルトを作ったこともあるがちゃんとヨーグルトになった。
ヨーグルトは体にいいのか?
長寿地域で親しまれているヨーグルト
ブルガリアの山岳地帯では、現在でも自家製ヨーグルトが日常的に作られており、食生活に欠かせない食品の1つとなっている。ヨーグルトをそのまま食べるだけでなく、スープや煮込み料理など、さまざまな料理にも利用されている。
ブルガリアは古くから長寿者が多い地域として知られ、100歳を超える人も少なくないといわれてきた。長寿の理由は、食生活や運動習慣、生活環境など複数の要因が関係しているため、ヨーグルトだけが健康や長寿の秘訣とは断言できない。しかし、乳酸菌によって腸内環境を整えやすく、たんぱく質やカルシウムも手軽に摂取できるヨーグルトは、健康維持に役立つ食品の1つと考えられている。
快便には菌活よりイヌリンのほうが効果的だった
ただし、ヨーグルトで乳酸菌やビフィズス菌を摂取するだけでは十分とはいえない。これらの善玉菌が増殖するためには餌となる食物繊維が必要であり、食物繊維が不足すると十分に働きにくいとされている。
そこでおすすめなのが[イヌリン]である。イヌリンは水溶性食物繊維の一種で、善玉菌の餌となり、腸内環境を整える働きが期待されている。ヨーグルトに混ぜても味がほとんど変わらず、手軽に食物繊維を補給できるのが大きなメリットである。
わたし自身、長年過敏性腸症候群(IBS)に悩まされていたが、毎食ポテトサラダと生キャベツを食べるようになってから症状が改善した。しかし、食欲がない日や調理が面倒な日は十分な量の野菜を食べられないこともある。そのような日の食物繊維補給として、現在はイヌリンを利用している。
個人的には、1日15g程度を3回に分けて摂取すると、翌日のお通じの回数が増え、以前は1日1回程度だった排便が2~3回になることが多かった。もちろん効果には個人差があり、摂取量が多すぎるとお腹が張ったり、ガスが増えたりすることもあるため、最初は少量から試し、自分に合った量を見つけることをおすすめする。
野菜不足が気になる人や、野菜が苦手で十分な食物繊維を摂取できない人はもちろん、ヨーグルトなどで菌活を続けていても、善玉菌の餌となる食物繊維が不足している人にも、イヌリンは手軽に食物繊維を補える便利な食品である。





















































































































































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