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集塵機能
有害な粉じんを吸塵するモデルを選ぼう
サンダーは粉塵が大量に発生する電動工具なので、集じん機がない場合は〔ダストバッグ〕や〔マイクロフィルター〕がついているタイプのものがおすすめです。(換気にも心がけましょう。)
清掃量も少なくて済みますし、呼吸器官への負担も少なくなります。
吸塵は100パーセントは行えないので、研磨作業を行うときは(防塵用マスクも必ず着用しましょう。)集じん機能がついてない状態で研磨作業をすると、着ている服も床も真っ白になります。
パッド(フック+クランプ式のメリット)
経済的にヤスリを交換
クランプレバーがついているモデルであれば、ホームセンターに販売されている数十円の安価なサンドペーパーを切って取り付けることもできのでおすすめです。
また、マジック式のサンドペーパーを取り付けられるサンダーには、パッドにフックがついています。マジック式のサンダーは、スムーズにペーパーの着脱をする利点だけなく、フックがついていることにより、〔クッションの役割〕+〔わずかな隙間〕ができるので、研磨熱がこもりにくくなり、パッドが損傷しにくくなります。
写真のモデルはどちらもクランプとフックがついているので、普通のサンドペーパーやマジック式のサンドペーパーも取り付けることが可能です。
静かなサンダー
左:DIY用KA320E | 右:プロ用GSS23AE |
スピード調整ダイヤル
サンダーは小型の電動工具の中ではうるさい部類にはいり、ドリルドライバーなどと比べると非常に大きな音がします。周りの環境により騒音が気になる場合は、回転スピードの調整ができるモデルを選んだほうがよいでしょう。なぜなら、スピードの調整を行うことにより動作音も静かになるからです。
ちなみにスピード調整ダイヤルがついていても、モーターが違うので甲高い音がするDIY用モデルより、プロ用モデルのほうが、重低音でさらに動作音が静かに感じます。当サイトで紹介しているスピードコントローラーを介して電源を取ることにより回転スピードを調整することも可能です。
DIYにおすすめの種類
よくDIYで使用するような木材(SFPやパイン)は、プレーナーがかかっているので表面がツルツルとなっています。なので、最初は『オービタルサンダー』で十分だと思います。
比較的安価なモデルも販売されており、パッドの面が広いので広い面の研磨や塗装剥がしを行なうことも可能です。組みあがった木工品などを研磨する場合は、コーナーや狭い部分も研磨できる『コーナーサンダー』がおすすめです。オービタルサンダーの場合、最大回転数に差があっても研磨能力に大差はないので、効率を求める場合は回転数よりパッドの広いものを選んだほうがよいでしょう。
ナイフマークや古いペンキをスムーズに落としたい場合は、研磨力の強い『ランダムサンダー』や『ベルトサンダー』のほうが向いています。ランダムサンダーはヤスリ以外にスポンジやバフなどのアダプターを取り付けることが可能で、ワックスがけや仕上げ磨きをすることも可能です。
塗装(ペンキ)を落としたり、粗材などを研磨する場合は、オービタルサンダーより研磨力が高いランダムサンダーを使用したほうがスムーズに作業を行えます。オービタルサンダーにポリネットシートを取り付けることにより目詰まりなどの欠点を補うこともできます。