特長・機能 | 使い方 | 砥石の取り付け方 | 砥石の種類 | ||||
性能比較表 |
砥石を選ぶ前の注意点
砥石のサイズ
砥石やダイヤモンドカッターなどは、グラインダーと同じサイズのものを取り付けなければいけません。
例えば、100mmのグラインダーに、125mmの砥石を取り付けることは出来ません。
砥石を選ぶ際は、グラインダーに合った外径と内径(穴径)の砥石を選ばなければいけません。
スピンドル
- グラインダーのサイズによって、スピンドル(凸ネジ)のサイズも異なる。
- M=ネジ山部の外形 P=ねじ山の間隔
グラインダーのスピンドル先端は凸ネジになっており、ここに先端工具やフランジを差し込みます。
スピンドルの先端(凸ネジ部)のネジ径サイズは、グラインダーのサイズによって異なるので、凹ネジがついている先端工具(カップブラシ)などを取り付ける場合は、凹ネジのサイズがスピンドル部のネジのサイズ(M)とネジのピッチ(P)と同じ先端工具を選ばなければいけません。
例えば、写真のモデルのスピンドルのサイズはM10×P1.5なので、カップブラシなどを取り付ける場合には、カップブラシの商品説明にM10×P1.5と記載されているものを選ばなければ取り付けることができません。
一般的な100mmサイズのグラインダーは、スピンドルのサイズがM10×P1.5なので、このサイズの先端工具は種類が非常に豊富です。
フランジの種類
- 固定フランジ(支えワッシャー) ・・・本体側
- 移動フランジ(固定ナット) ・・・外側
フランジには、砥石の支え台となる固定フランジと、砥石を締めつけて固定させる移動フランジの2つがあります。
固定フランジは本体側に取り付け、移動フランジは砥石を取り付けた後にねじ込んで締めつけます。
それぞれのフランジには凸面と凹面があり、固定フランジは凹面をスピンドルの凸部に合わせてはめこみます。
移動フランジの取り付け方向は、砥石の厚さによって変わります。
切断砥石(金属用)はどちらに取り付けても切断することは可能ですが、移動フランジの締めつけ後の確認で、砥石が空回りする場合は凹面を砥石側に取り付けてください。
砥石の取り付け方
写真をクリックすると大きな画像が表示されます。 |
砥石の取り付け手順
①取り付け中に刃が回転すると危険なので、電源プラグが抜けているか確認を行います。
②固定フランジの凹面が、スピンドル側の凸部に噛み合うようにはめこみます。
③砥石(ディスク)をはめこみます。(砥石の方向は、種類やメーカーによって変わる場合があります。)
④移動フランジの凸面を本体側にはめ込んで、手でねじ込んでいきます。
④砥石の厚さが薄い場合、移動フランジを凹部を本体側にして取り付ける場合もあります。
⑤スピンドルロックボタンを押しながら、移動フランジを付属の専用スパナで締めつけます。
⑥砥石の取り付け後は、手で両方向に回したり、緩みやガタがないか必ず確認を行いましょう。
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