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使い方
CL140FD (14.4V)トリガースイッチ | CL100D (10.8V)トリガースイッチ |
パカッと開けて捨てるだけ
充電式クリーナーはコードがなくなっただけで、一般的な掃除機の操作方法や使い方と同じです。
しかし集じん容量が少ないので、大量の木材の切り屑や大鋸屑を掃除する場合は、あらかじめホウキでざっと掃きとっておいたほうがよいでしょう。
集じん方式は〔カプセル集じん〕〔紙パック〕〔ダストバッグ〕と3種類ありますが、フィルタの取り付け方もゴミの捨て方も、誰でも簡単に行えます。
集じん方式の種類や詳細は、上部メニューにある集じん方式のページを参考にしてください。
スイッチ
スイッチの種類
現在、販売しているマキタのクリーナーには、どの電圧にも以下の2種類のスイッチのタイプのモデルが販売されています。どちらのスイッチタイプのモデルも吸引力は同じなので、用途や使用する人にあったモデルを選びましょう。リョービや日立工機のスイッチは、スライド式のスイッチになっています。(2015年トリガー式モデルが発売されました。)
トリガー式
トリガーとは、電動工具のスイッチにも多く採用されており、ピストルのような引き金式になっているので、トリガーを引くことによりスイッチがはいる仕組みになっています。指をトリガーから離せば、トリガーも元の位置に戻るのでモーターは停止します。
清掃範囲が狭く清掃場所が限られてる場合や、数秒しかスイッチをいれない清掃を繰り返す場合にはトリガー式のほうが向いています。しかし、連続で使用する場合や女性や年配の方が使用する場合は、手が痛くなったり疲れるというレビューが多く見られました。
私自信も本体は軽くトリガーも電動工具より軽く引けましたが、長い時間掃除をしていると腕とトリガーを引いてる指がだるく感じられました。(数分だとだるさは感じられません。)電動工具のように連続使用する際にトリガーを引かなくてもいいようにロックできるボタンはありません。
ワンタッチスイッチ
ワンタッチスイッチは押しボタン式なので、トリガー式のようにスイッチを引き続けなくても連続使用することができます。連続使用したときにスイッチを押す指が痛くなる欠点が解消されています。しかし、部分的に掃除する場合や目についたゴミを掃除する目的で使用する場合はトリガー式のほうが掃除がしやすかったです。
High/Low 吸引力の調整が可能
ワンタッチスイッチのモデルはスピード調整(弱/強)を2段階に切り替えることが可能です。吸引力の強さはスイッチを二回押すことにより、切り替えられることができます。
機能
LEDライト – 隙間を照らす便利な機能
現在、販売されているマキタのクリーナーには、14.4Vと18VシリーズのクリーナーにだけLEDライト機能がついています。
明るい場所ではLEDライト機能がなくても掃除はできますが、暗い作業場所や光の当たらない角や家具の隙間にあるゴミがよく見えるので便利な機能です。
他の電圧(7.2V~10.8V)やリョービ・日立工機・パナソニックのクリーナーにはLEDライト機能がありません。
バッテリー切れお知らせランプ – 容量が少なくなるとランプでお知らせ
バッテリーの容量が少なくなってくると、ランプが点滅してお知らせしてくれる機能が搭載されたモデルがあります。さらに容量が減るとバッテリー切れランプが点滅から点灯したままの状態になり自動停止します。
通常リチウムイオンバッテリーは、寿命を長持ちさせるためにパワーが弱くなってきたら、使い続けるのをやめてすぐに充電を行います。
これは過放電を防ぐためで、過放電して放置しているとバッテリーにダメージをあたえてしまいます。
ダメージをあたえると、本来の容量を充電することができなくなるので使用時間が減ってしまいます。
バッテリー切れお知らせランプにより、充電する目安が誰にでもすぐにわかります。
保護機能により容量に余裕を残して自動停止するので、放置せずに充電を行えば過放電を防ぐことができます。
フック+ハンドストラップ付
充電式クリーナーは自立させて収納することができませんが、壁にかけることのできるフックやハンドストラップが本体後部についています。
マキタの7.2Vと10.8Vシリーズにフック、14.4Vと18Vシリーズにハンドストラップが付いているので、壁のフックなどにかけて収納することが可能です。
ノズル
斜めにカット接続口 – そのままでも掃除可能
本体のホース接続口は斜めにカットされているので、ノズルを取り付けなくても掃除がしやすくなっています。
ストレートホースを取り付けなくても、この接続口に直接〔T型ノズル〕や〔サッシノズル〕を取り付けることも可能です。
T型ノズル – 浮きにくい構造で自由自在
上の動画はCL141FDに付属されているT型ノズル(ヘッド)です。
見た目は安っぽいですが、首が自由自在に可変するので小回りがきき、ノズルがはいる高さであれば家具の下など奥の方まで掃除することが可能です。
可変する際にゴムが擦れるような音が鳴るので、シリコンスプレーを可変する箇所に吹き付けました。
サッシノズル – 狭い隙間の掃除に便利
上のサッシノズルも標準で付属されています。
ストレートホースに収納できるようになっているので、すぐにノズルを取りかえることができます。
サッシなど狭い隙間や溝の清掃作業に便利なノズルです。
フレキシブルホース | 柔軟性があるので、ブラシなどを取り付けると狭い場所の掃除に便利です。 | |
じゅうたん用ノズル | じゅうたんに絡みついた髪などを取るのに便利です。 | |
棚ブラシ | 傷をつけずに棚やサンの掃除ができます。 | |
ランドブラシ | エアコンなどのフィルターの掃除に便利です。 |
別販売品アタッチメント
別売りで上記のアタッチメントも販売されており、組み合わせることにより様々な用途で使用できるので、掃除の範囲が広がります。