RAIDEN NQ709Pを実際に使ったレビュー
「スマホのアラームでは起きられない」「目覚まし時計を何台買っても二度寝してしまう」と悩んでいないだろうか。
私も以前は夜型生活だったため、朝起きることが苦手だった。仕事で朝早く起きなければならなくなり、何種類もの目覚まし時計を試したものの、音に慣れてしまったり、無意識のうちに止めて二度寝してしまったりして失敗を繰り返していた。
そこで購入したのが、セイコークロックの大音量ベル式目覚まし時計「RAIDEN(ライデン) NQ709P」である。
この記事では、実際に長期間使用した感想だけでなく、騒音計で測定したアラーム音の大きさや、耳栓を装着した状態でも起きられるのか、二度寝しないための使い方まで詳しくレビューする。
爆音目覚まし時計を探している人は、ぜひ参考にしてほしい。
RAIDEN NQ709Pはこんな人におすすめ
RAIDEN NQ709Pは、次のような人におすすめできる。
- スマホのアラームでは起きられない
- ベル式の大音量目覚まし時計を探している
- 二度寝を防止したい
- 耳栓を着けて寝ている
- 静かな秒針の目覚まし時計が欲しい
特に「絶対に起きたい」という人には向いている。
一般的な電子音の目覚まし時計とは異なり、金属製ベルを高速で打ち鳴らすため、非常に大きな音が鳴り響く。私も初めて鳴ったときは、火災報知器が鳴ったのかと思い飛び起きたほどだ。
RAIDEN NQ709Pの主な特徴
RAIDEN NQ709Pの主な特徴は次のとおり。
- 大音量ベルアラーム
- 音量は2段階で切り替え可能
- スヌーズ機能搭載
- 静かなスイープ運針
- ライト機能付き
- 単三電池3本で動作
最大の特徴は、商品名にもある「大音量ベル」である。
最近は電子音タイプの目覚まし時計が増えているが、本製品は昔ながらのベル式を採用しているため、電子音とは比較にならないほど迫力のある音が鳴る。
また、秒針にはスイープ運針を採用しており、「カチカチ」という音がほとんど聞こえない。そのため、寝室に置いても秒針の音が気になりにくいのも魅力だ。
私がRAIDEN NQ709Pを購入した理由
購入の決め手は、レビュー評価の高さに加え、商品名に書かれていた「大音量ベル」という言葉だった。
当時の私は、朝早く起きる生活を習慣化したいと考えていた。
パソコンを使った仕事で生計を立てるようになってからは、朝6時頃に起きて朝食を済ませてから作業したほうが、明らかに作業効率が高いと感じるようになったからである。
さらに、朝型生活になると「まだ昼前なのか」「まだ午後2時なのか」と感じることが増え、1日を長く有効に使えるようになった。
しかし、夜型生活に慣れていると朝起きること自体が難しい。
そこで、「これなら起きられるかもしれない」と期待して購入したのが、このRAIDEN NQ709Pだった。
爆音は本当?騒音計でアラーム音を測定してみた
爆音目覚まし時計と聞くと、「本当にそんなに音が大きいの?」と思う人もいるだろう。
そこで、RAIDEN NQ709Pのアラーム音を騒音計で測定してみた。
本機はアラーム音量を「小」と「大」の2段階で切り替えられる。音量切替スイッチは電池ボックス内にあるため、電池をセットするときに一緒に設定しておくとよい。
ちなみに、単三電池3本は購入時に付属していた。私の使用環境では約8か月経過しても電池交換することなく使用できているため、電池の持ちは悪くない印象だ。
小音量モードでも十分すぎるほど大きい(約88~90dB)
騒音計で測定したところ、小音量モードでも約88~90dBを記録した。
「小」と表示されているため控えめな音を想像していたが、実際は一般的な電子音の目覚まし時計とは比べ物にならないほど大きい。
スマートフォンやデジタル目覚まし時計によくある「ピピピピッ」という電子音は、睡眠が浅い日なら起きられても、夜更かしした日や疲れている日は音に気付かず寝過ごしてしまうことがあった。
しかし、このベル音は金属製のベルを高速で打ち鳴らすため、耳に飛び込んでくるような音で目が覚める。
私の場合、小音量モードだけでも十分に起きられた。
むしろ毎日使うのであれば、この音量のほうが驚きすぎず、ちょうど良いと感じている。
大音量モードは約92~94dB 火災報知器と勘違いするレベル
音量を「大」に切り替えて測定すると、騒音計は約92~94dBを示した。騒音値は電車が通るガード下に匹敵するレベルだ。
初めてアラームが鳴った瞬間、「火災報知器が鳴ったのではないか」と思い、思わず飛び起きたほどである。
動画では普通のベル音のように聞こえるかもしれないが、実際には複数のハンマーが猛烈な勢いで金属ベルを叩き続けるような迫力があり、体感では動画よりもはるかに大きく感じる。
また、耳栓を装着した状態でも問題なく目が覚めた。
それほどまでに音のエネルギーが強く、「絶対に起きたい」という人には十分な音量といえる。
一方で、この音量はメリットばかりではない。
94dBは家庭用目覚まし時計としてはかなり大きな部類に入り、防音性能が高くないアパートやマンションでは、隣室まで聞こえる可能性がある。
早朝に使用する場合は、家族や近隣住民への配慮も必要だろう。
とはいえ、「何を使っても起きられない」「スマホのアラームでは二度寝してしまう」という人にとっては、この爆音こそがRAIDEN NQ709P最大の魅力だと感じた。
二度寝を防ぐスヌーズ機能
目覚まし時計で一番多い失敗は、アラームを止めて安心し、そのまま二度寝してしまうことではないだろうか。
RAIDEN NQ709Pには、そんな二度寝を防ぐためのスヌーズ機能が搭載されている。
本体上部のボタンを押すとアラームは一旦停止するが、約5分後に再びベルが鳴り始める。実際に確認したところ、この動作は数回繰り返されるため、一度止めただけでは再び眠ってしまう人でも起きやすい。
スマートフォンにもスヌーズ機能はあるが、ベル式アラームの爆音で繰り返し起こされるため、起床効果はこちらのほうが高いと感じた。
ただし、慣れると起きられなくなることもある
実は、この目覚まし時計にも弱点がある。
購入したばかりの頃は爆音のおかげで毎朝飛び起きていたが、長期間使い続けるうちに、無意識のうちにアラームを止めてしまうようになった。
さらに、本体背面にはアラームのオン・オフを切り替えるスイッチがあるため、半分眠った状態でもベルを完全に止め、そのまま二度寝してしまうことが何度かあった。
これはRAIDEN NQ709Pに限った話ではなく、多くの目覚まし時計に共通する問題である。
どれだけ爆音でも、布団の中から簡単に止められる場所へ置いてしまうと、人は慣れによって起きられなくなる可能性がある。
起きられるかどうかは「置き場所」で決まる
そこで私が試したのが、目覚まし時計の置き場所を変える方法だった。
以前は枕元に置いていたが、それでは手を伸ばすだけで止められるため、再び眠ってしまうことが多かった。
そこで、部屋の出入口付近に置くようにしたところ、状況は大きく変わった。
アラームを止めるためには布団から出て歩かなければならないため、その時点で眠気がかなり覚める。
そのまま洗面所へ向かって顔を洗えば、再び布団へ戻ることもなくなった。
RAIDEN NQ709Pは非常に音量が大きいため、部屋の端に置いても十分聞こえる。
「爆音なのに起きられない」という人は、目覚まし時計そのものではなく、置き場所を見直すだけで改善する可能性がある。
朝型生活になって感じたメリット
この目覚まし時計を使い始めた一番の目的は、朝型生活を習慣化することだった。
パソコンを使った仕事で生計を立てるようになってからは、朝6時頃に起きて朝食を済ませてから仕事を始めるほうが、夜遅くまで作業するよりも集中力が高く、生産性も良いと感じるようになった。
また、朝早く起きるようになると、夜11時頃には自然と眠気が訪れるようになり、生活リズムも徐々に安定した。
さらに、「まだ昼前なのか」「まだ午後2時なのか」と感じることが増え、1日を以前より長く、有効に使えるようになった。
もちろん、早起きしただけで作業量が増えるわけではない。しかし、やるべきことがある人にとっては、朝の静かな時間帯は集中しやすく、結果として1日にこなせる作業量は確実に増えると実感している。
秒針の音が気にならないスイープ運針
RAIDEN NQ709Pを使い始めて意外に気に入ったのが、秒針にスイープ運針が採用されていることだ。
私は購入前まで気付いていなかったが、電池を入れて動かしてみると、一般的なアナログ時計のような「カチカチ」という音がほとんど聞こえなかった。
寝室では静かな環境になるほど時計の秒針が気になることがあるが、この目覚まし時計なら耳障りに感じることはほとんどない。
爆音アラームばかりが注目される商品だが、寝るときは静かで、起きるときだけ大音量というメリハリがあるのは大きなメリットだ。
なお、スイープ運針はステップ運針に比べて消費電力がやや多い傾向があるとされているが、本製品は電池寿命も十分長く、私の環境では約8か月間電池交換なしで使用できた。
RAIDEN NQ709Pの気になった点
実際に長期間使用してみて、大きな不満はなかったものの、気になった点もいくつかある。
音量調整は2段階のみ
本製品の音量は「小」と「大」の2段階しか選べない。
「もう少しだけ音を小さくしたい」「細かく調整したい」と思っても変更できないため、人によっては使いづらく感じるかもしれない。
集合住宅では音が大きすぎる可能性がある
実測で約94dBという音量は、一般的な家庭用目覚まし時計としてはかなり大きい。
木造アパートや壁の薄い集合住宅では、早朝に使用すると隣室まで聞こえる可能性があるため、使用環境には注意したい。
枕元に置くと二度寝しやすい
これは本製品だけの欠点ではないが、枕元に置いてしまうと無意識に止めてしまい、そのまま眠ってしまうことがある。
二度寝を防ぐためにも、布団から出なければ止められない場所へ置くことをおすすめする。
RAIDEN NQ709Pはこんな人におすすめ
実際に使ってみた感想として、RAIDEN NQ709Pは次のような人に特におすすめできる。
- スマートフォンのアラームでは起きられない人
- 二度寝を繰り返してしまう人
- 爆音のベル式目覚まし時計を探している人
- 耳栓を着けて寝ることが多い人
- 秒針の「カチカチ音」が気になる人
逆に、静かなアラームで目覚めたい人や、集合住宅で近隣への騒音が気になる人には、ややオーバースペックかもしれない。
総合評価
RAIDEN NQ709Pを長期間使ってみた率直な感想は、「爆音目覚まし時計」という商品名に偽りはないということだ。
実測では約88~94dBという大音量を記録し、初めて鳴ったときは火災報知器が鳴ったのかと勘違いするほどの迫力があった。
さらに、スヌーズ機能や静かなスイープ運針など、日常的に使いやすい機能も備えており、単に音が大きいだけの目覚まし時計ではない。
もちろん、どれだけ爆音でも枕元に置けば慣れてしまう可能性はある。しかし、部屋の出入口など布団から離れた場所へ設置すれば、二度寝防止にも高い効果が期待できる。
「スマートフォンのアラームでは起きられない」「何を使っても寝過ごしてしまう」という人なら、一度試してみる価値は十分にある目覚まし時計だと感じた。































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