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電動ドライバードリルの速度切り替え機能の解説


電動ドライバードリル-マキタ(DF330DWX)の各部名称

写真のモデルは10.8V_DF330DWX(バッテリー×2個付)です。

用途に合わせて速度を切り換え

ドリルドライバーは無段変速機能により、回転数のスピード調整を行うことが可能ですが、回転数のスピードモードを切り換えられる機能が搭載されたモデルもあります。調整の仕方は[速度切り換えレバー]をスライドさせることによりスピード調整を行うことが可能です。

回転スピードが低速モードになると最大回転数の上限が低くなり、スイッチの握り具合によるスピードも変わるので、デリケートな場所を慎重に締め付けたい場合や、低速専用の先端ビットを使用する場合に便利な機能です。モーターが回転している時に切り替えレバーをスライドさせると故障の原因となるので必ず停止させてから操作します。

高速モード

無段変速機能によりスイッチの引き具合でスピード調整が行えるので、通常の作業では効率の良い高速モードを使用する場合が多いです。ただし、高速モードは低速モードよりトルクが低いので負荷がかかる大きい穴あけ作業や長ビスを締めつける作業では不向きになります。負荷をかけた状態で作業を続けるとモーターが焼けてしまい故障の原因となります。

低速モード

低速モードは高速モードよりトルクが強くなります。負荷のかかる長ビスを締めつけたり、固いネジを緩めたり、負荷のかかる大きい穴をあける作業に使用すると便利です。ドリルドライバーの最大トルクは、この低速モード時のトルクをさしています。
負荷のかかる作業を行うと、切削ビットの刃が焼けたり、モーター故障の原因となるので低速モードに切りかえましょう。パナソニックのドリルドライバーには、負荷がかかると自働で低速モードに切り変わる機能が搭載されたモデルも販売されています。

ドリルドライバーの性能比較表

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