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ペンドリルドライバーの機能


ペンドライバードリル

写真のモデル:マキタ|DF010DS

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クラッチ機能

クラッチ機能とドリルモード

細かなトルク設定

クラッチ機能によりトルクの調整を行うことができます。トルクとはネジを締め付ける力のことをです。写真のモデルは21段クラッチなので、21段階のトルク調整が可能になります。数字が大きいほどトルクが強くなるので、部材やビスに応じたトルクを設定します。トルクの調整方法は、締め付け切り替えリングを回して設定したい目盛りを矢印に合わせることにより調整することが可能です。

ドリルモード

ドリルモードに切り替えるとクラッチが効かなくなるので、ドリルビット(錐)を取り付けることにより穴あけ作業も可能になります。ドリルモードに切り替えるには、ドリルのマークを矢印にあわせます。

■木ネジを木材に締め付けるとひび割れる。
■トルク不足で木ネジを最後まで締め付けられない。

あらかじめドリルビット(錐)で下穴を開けておくことにより、上記のような場合でも材料を割らず、負荷をかけることなく締め付けることが可能になります。

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オートストップ機能

正確なネジ締め作業

オートストップ機能とは、設定したトルクに達すると自動でモーターが停止する機能です。一般的なピストル型のドリルドライバーは、設定したトルクに達しクラッチが効いても、材料が柔らかかったりプラスチックの様なもろい素材ですと、ネジがめり込んで材料を破損させたり、ネジ山(凹)が潰れたりするデメリットがあります。
オートストップ機能付きの場合は、設定したトルクに達するとピタッとモーターが完全停止するので、ネジ山(凹)が潰れたり素材を破損させずに正確なねじ締め作業が行えます。

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スピード速度切り替えレバー

スピード速度切り替えレバー

用途に応じた回転スピード

ビット回転速度のモードを低速・高速に切り替えられるモデルがあります。作業用途に合った回転スピードに調整ができるので便利な機能です。このモデルは速度切り替えレバーを1 側にスライドさせると低速になり、2 側にスライドさせると高速になります。注意点として故障の原因となるので、回転中にレバーを切り替えないようにしましょう。

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手締め機能

増締めや固いネジに便利

■ネジの増し締め。
■締めつけ具合の確認。
■錆ついたネジを緩められる。
■急なバッテリーの残量切れにも対応。
■失敗が許されない部分の締めつけ。

手締め機能とは、スピンドルロック付で停止中はスリーブが回転しないので、手回しドライバとしても使用することができます。手締め機能により、細かい締め付け微調整や力を入れられるので上記のような利点があります。

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LEDライト機能

LEDライト機能(スイッチ)

暗い場所を照射

一般的なドリルドライバーはトリガーを引かないとLEDライトを点灯させることが出来ません。このペンドドリルライバーはLED専用のON/OFFスイッチがあるのでスライドさせることにより、任意にLEDライトを点灯させることが可能です。
奥めいた場所やブレーカーボックスなどの中は暗いですが、LEDライトが点灯することによりネジ部分が見やすくなり、トーチライトなどで照射する必要もなくなります。リョービのモデルはスイッチを入れると同時にLEDライトが点灯するようになっています。

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カウント機能

Panasonic 充電ドリルドライバー黒(カウンタ付) (本体のみ) EZ7411X-B

ネジ締め本数のミス防止

パナソニックの新しいモデル(EZ7411)にはカウント機能が備わっており、オートストップの回数を元に締めつけたネジの本数をカウントしてくれます。設定しておいた数字に達するとブザー音が鳴りお知らせしてくれるので、製品組み立て時にネジ締め忘れ箇所のミス防止になります。また、一緒に作業をしている隣の人のブザー音と混乱しないように3種類のブザー音が選べるようになっています。他のメーカーにない高機能なドライバーです。

ペンドリルドライバーの性能比較表

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