題名: 電動ドリル、ドライバー?
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工具の選び方を読ましていただきました、私はペイントミキサーRELIEF88103を取り付けて、陶芸用の釉薬をかき混ぜたいのですが、低速切り替えがあって、ハンドル付き、トルクが大きい、電気コードありを選びたいのですが、どれを買えばいいのかわかりません、何かアドバイスがいただきたいのですが、よろしくお願いします、予算は15000ぐらいです、安くて済めばうれしいのですが、普通のバケツの量でたこ焼ききじをまぜるようなかんじです。そのバケツを5つぐらい混ぜたいのです
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少量だとカクハン機は使いづらい
お問い合わせありがとうございます。
塗装屋さんや左官屋さんが使っている「低速用のカクハン機(パワーミキサー)」が適していると思います。しかし、スクリューが大きいので家庭にあるようなバケツだと飛び散ってしまったり、バケツが破損するかもしれないので、ドリルドライバー等に装着できる小型のミキサーのほうがよいかもしれませんね。(バケツが小さいと使い勝手が悪い)
プラスチックタイプも販売されている
材料が飛び散る場合は大きくて底が深いバケツにしたほうがよいと思います。RELIEF-88103はリング付きのスクリューなので、樹脂製のバケツでも破損しにくいと思いますが、バケツが破損する場合は金属製のバケツに変えるか、樹脂製のミキサーに変えたほうがよいと思います。
6.35mm軸だから電気ドリルにも使用できる
マキタ、日立工機、リョービのラインナップ(現行機種)を確認してみましたが、予算内で補助ハンドル付きのドリルドライバーは見つかりませんでした。お役に立てなくて申し訳ありません。補助ハンドル付き以外の条件を満たしている安価なモデルに、リョービの「CDD-1020」というドリルドライバーがあります。
「D-1100VR」という電気ドリルでよければ、補助ハンドル付きのものが、約5,000円で販売されているので予算内でおさまります。電気ドリルにはクラッチ機能が備わっていないので、ドリルドライバーのようにネジを締め付ける作業には適していませんが、粘土の低い塗料をかくはん(掻き混ぜる)する作業であれば、問題なく使用することが可能だと思います。
ちなみにこのD-1100VRには速度切り替えレバーがありませんが、無段変速機能がついているので、トリガースイッチの引き具合でスピードを調整をおこなうことが可能です。面倒であれば、スピードコントローラーというツールを使えばスピードを調整することが可能ですが、煩わしくないと思うのでなくても問題ないと思います。
ドリルドライバーと電気ドリルの違い
ドリルドライバーにはクラッチ機能があるので、穴を開けるだけでなくネジを締めつけたり緩めることが出来ます。クラッチ機能とはトルク(締めつける力)を調整できる機能です。設定したトルクに達するとクラッチがかかって空回りする仕組みになっているので、ネジの締めつけすぎてネジ溝が馬鹿になるのを防ぐことが出来ます。電気ドリルにはこの機能がないので、穴開け作業にしか使用することが出来ません。