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Anker-PowerHouse専用のソーラーパネル(Anker PowerPort Solar 60-A1601011)

発電機入らず!備蓄した電源を持ち運べるポーターブル電源

数年前からキャンプ場、車中泊、イベントなどの電源コンセントがない場所で活躍する「ポータブル電源」が売れに売れているようだ。特にGOAL ZEROの独壇場に飛び込んできた「Anker」「Smart Tap」「suaoki」などの製品は、一般ユーザーでも購入しやすいリーズナブルな価格となっており人気が高い。また、災害が発生して停電になったときにも役立つことから、自然災害が発生している近年ではさらに需要が高まっているようだ。

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Anker-PowerHouse-出力

AnkerのPowerHouseを購入するまき

ポータブル電源のメリット

  • ●電源が取れない場所でも電気が使えるからレジャーに最適
  • ●モバイルバッテリーより大容量だから災害時も安心(スマホ約40回分充電可)
  • ●災害時に停電が発生しても行列に並んでモバイルバッテリー・電池・ライトを買う必要がない
  • ●ACコンセント(120W)付きだからミニ冷蔵庫・扇風機・TV・ファミコン・Wiiを動かせる
  • ●リチウムイオンバッテリーだから女性でも持ち運べるほどコンパクトで軽い

そんな自分も去年Ankerの「PowerHouse」をセールのときに34,800円で購入した。基本的にAmazonで販売されているAnkerの製品は価格が変動しないため、狙っているAnker製品のセールが行われてたときは迷わず購入したほうがよいだろう。

PowerHouseは、スマホを約40回、ノートPCを約15回も充電できる大容量(434Wh/120,600mAh)。災害が起きて停電になるとショッピングエリアでは、ライト・電池・モバイルバッテリーを求める人で長蛇の列ができすぐに売り切れてしまうが、ポーターブル電源を持っていればその心配はない。

さらに、フル充電に9時間かかるものの、出力が120Wまでに対応した「110V家庭用コンセント」が1口。そして、スマホなどの充電に便利な急速充電機能を搭載した「USBポート」を4口。さらには、車と同じ12Vの「シガーソケット電源」を備えているため、スモールデバイスだけでなく、TV・扇風機・ミニ冷蔵庫なども使用することができる。

さらには、従来のポータブル電源に使用されていた鉛電池ではなく、軽くてメモリー効果の影響をうけないリチウムイオンバッテリーが採用されており、重さが4.2kgと女性や子供でも持ち運べる軽さとなっているため、災害時だけでなくレジャーなどでも活躍する。

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Anker PowerPort Solar 60のレビュー

Anker-PowerHouse-ソーラーパネル

2年間待ってもAnkerから専用ソーラーパネルが販売されない

PowerHouseの説明書にはソーラーパネルを接続して充電することができる旨のイラストが描かれているのだが、専用のソーラーパネルが販売されていない。入力がDC16.8V/7.5Aなので、他社のソーラーパネルを使用して充電することも可能だが、そのうち同社から専用のソーラーパネルが販売されるだろうと買わなかった。口コミやレビューを見ると私のようにソーラーパネルを待ちかねている人も多い。

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ソーラー充電できないから災害時に停電が続くと役に立たない

先日、西日本を平成最大の豪雨が襲い各地で大規模な水害が発生した。TVで電気や水が止まってしまった地域や困り果てた被災者のニュースを見て不安になり、PowerHouseに対応したソーラーパネルが発売されたか確認するとまだ販売されてなかった。

PowerHouseの発売時期を調べると2016年に日本で販売されているので、早い段階で購入したイノベーターやアーリーアダプターは、約2年間も待ちぼうけになっていることになる。今どきソーラーパネルで充電することができないポータブル電源なんてポンコツだろう。

なぜなら、1日数時間程度電気を使う用途であれば問題ないだろうが、アウトドアや災害時に残量がなくなってしまうと、充電することができないため、全く役に立たなくなってしまうからだ。

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Anker-PowerHouse-ソーラーパネル

Anker PowerPort Solar 60(ソーラーパネル)を7月中旬に発売する朗報

2年間もPowerHouse専用のソーラーパネルが販売されていないことに対して、さすがに不満を抱いているユーザーも多いのではないだろうかと、2018年7月にAnkerに問い合わせをしてみた。すると、7月の中旬にPowerHouse専用のソーラーパネルをAmazonで販売するという回答をいただいた。

ソーラーパネルの製品名は「Anker PowerPort Solar 60」で、製品番号は「A1601011」とのことだ。ただし、在庫調達の原因で7月中旬を過ぎた今もソーラーパネルが発売されていないようである。発売時期は近いと思うので、今後、「Amazonの製品ページ」をこまめに確認し、発売されたらすぐに注文しレビューを追記したい。

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Anker PowerPort Solar 60 レビュー

在庫調達が遅れ2018年8月22日に発売されるまき

追記:予定の2018年7月中旬には発売されなかったが、8月末に型番を販売元のAmazonで検索すると「Anker PowerPort Solar 60」という商品がヒットした。商品説明には「PowerHouseとの連携!60Wでの高出力給電によりPowerHouseのような大型バッテリーにも充電が可能です」と記載されているうえ、公式ページにも同じ価格で追加されていたので、これがPowerHouse専用のソーラーパネルと考えてよいだろう。早速注文をして使い勝手や充電できるのか確認してみたいと思う。

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Anker PowerPort Solar 60 売り切れ

大きな災害(台風・地震)が続いた為すぐに売り切れるまき

9月4日に四国と近畿に上陸し列島を横断した今世紀最強といえる台風21号。大阪市では昼過ぎから猛烈な風に見舞われ、気象庁によると大阪市で午後2時すぎに最大瞬間風速47.4m/sを記録。非常に勢力の強い台風21号により家の屋根、プレハブ倉庫、駐輪場の屋根などあらゆるものを吹き飛ばした。トラックをも横転させた強い風は電信柱をもなぎ倒し大規模な停電が発生。関西電力によると近畿2府4県で約219万戸で停電が発生。一週間が過ぎた現在も停電や断水が続いてる地域があると報道されている。

そして、25年ぶりとなる非常に強い勢力の台風21号が過ぎ去った2日後の6日午前3時頃に「北海道胆振(いぶり)東部地震」が発生。最大震度7の揺れを観測した地震により、道内の最大の火力発電所である苫東厚真火力発電所をはじめ全ての火力発電所が停止、北海道全域の295万戸が停電するという前代未聞の事態に襲われた。さらに道内では一時99%の信号が停止し、地下鉄や鉄道も前線運休するなど甚大な被害が広がった。

震災によって電気・水道・ガスなどのライフラインが壊滅状態になると、必ず起きるのがコンビニ、スーパー、ドラッグストアなどの前にできる長蛇の列。行列に並んでいる人は食料・水・ガスコンロを求めるだけでなく、電池、ライト、ラジオ、モバイルバッテリーを求める人も多くすぐに売り切れるという。今回の自然災害でアマゾンや楽天市場などでもポータブル電源やモバイルバッテリーの売上が増大。PowerHouse専用のソーラーパネルもすぐに売り切れてしまった。

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Anker PowerPort Solar 60 収納時のサイズと重さ

パネルを収納したサイズ大阪で電柱をなぎ倒した台風21号、北海道全ての火力発電所を停止させた地震などの大きな災害が続く前にPowerPort Solar 60が販売されたことに気づいたため、なんとか在庫がなくなる前に注文することができた。
パネルを閉じた状態の大きさはクラッチバッグくらいのサイズになっており、非常にコンパクトにまとまっている。上部にはかばんのように持ち手がついているため、これを街中で持ち歩いてたとしても、誰もソーラーパネルと気づかないだろう。
6枚のパネルを閉じて収納した状態の大きさを測ってみると、約30×16×6(cm)であった。重量を測ってみると約1.4kgと1.5Lの飲料水より少し軽いくらい。力のないお年寄りや子供でも簡単に持ち運べるほど軽くなっている。
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Anker PowerPort Solar 60 パネルを開いたサイズ

パネルを広げたサイズパネルを広げたサイズは約86×70(cm)とけっこう広い。6枚のソーラーパネルとチャージャーポートが入ったポケット1枚で構成されており、パネルは家の屋根に設置されている多結晶パネルより薄くて軽量になっている。また、湾曲するような柔軟性があるため、誤って踏んづけたり、物を落としたりしても簡単に破損することはないだろう。
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Anker PowerPort Solar 60 口コミレビュー

どれくらいで満充電できる?日差しが強いときに物干し竿に引っ掛けると、AC電源で充電するとき同じように液晶に表示されてる電池のアイコンが点滅しPowerHouseのを充電していた。しかし、現在、西や東日本は曇りや雨が続いているため、晴天時にどれくらい充電できるのかレビューを書くことが出来ない状態が続いている。

布地の部分は撥水素材使用により多少の小雨であれば濡れても問題ないようだが、チャージャーポートが濡れると故障するので、雨が降ってきた場合はすぐに濡れない場所に移動させたほうがよいだろう。

ソーラーパネルは太陽光の強さに応じて、出力量が30Wから60Wの間で変わるため、高出力を求める場合は、出来るだけ日差しが強い場所に設置したほうがよいだろう。

 

ちなみに、日差し(太陽が真上から垂直に降り注ぐ)が強い時間帯は昼の12時前後となり、Ankerによると好条件が続けば以下の時間で満充電することができると説明を受けたが、地球は太陽の周りを回っているうえ、太陽が雲に隠れることもあるので、PowerHouseを1日で満充電することは難しいだろう。

 

  • ●PowerCore 10000:7時間
  • ●PowerHouse:12時間

Anker PowerPort Solar 60 充電時間(PowerHouse)

雲ひとつない晴れた日に発電してみた(9月・30℃・12時~2時)

ここ最近、雨や曇の日が続いていたが、天気予報でもリアルも雲ひとつない晴れの日(9月中旬)がきた。早速、一番日差しが強いと言われる午後12時に屋根の上にソーラーパネルを広げて2時間放置すると、電池の残量は50%から60%に増えた。つまり、1時間に5%(6,030mAh)も充電したことになる。

Amazonの口コミやネットのレビュー記事を見ると、[suaoki ソーラーチャージャー 60W]でPowerHouseを充電している人も散見されるが、2時間で8%ほど充電できると記載されているので、AnkerのPowerPort Solar 60はsuaokiの60Wソーラーと比較すると性能は同等か少し上と考えてよいだろう。

 

ちなみに、色が乳白色のポリカーボネートの真下(距離30cm)にソーラーパネルを上向きに設置すると1時間で1%ほどしか充電することができなかった。ポリカーボネートの下や屋根の上でもソーラーパネルの温度は60~70度まで熱くなった。ソーラーパネルは熱に弱いと聞くので、気温が下がればもう少し充電効率を上げられるかもしれない。

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Anker PowerPort Solar 60 フック

テントや木などに引っ掛けて充電することも可能パネルの真ん中や四隅にはマウントループがついており、テントや木などに取り付けることができる。S字のフックがあればさらに簡単に取り付けることができると思ったので背面ポケットにコードと一緒に入れている。ちなみに、届いた日に直射日光があたるベランダでパネルが上を向くように物干し竿に引っ掛けるとちゃんとポーターブル電源を充電することができた。
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Anker PowerPort Solar 60 ポケットのサイズ

ポケットのサイズPowerPort Solar 60を折りたたんだ状態の背面にはジッパー付きのポケットが備わっている。サイズ:約13×26×3(cm)

Anker PowerPort Solar 60 ポケットに入れてる中身

ポケットに入れたい物ポケットにはコードとフックとAnkerからプレゼントされたモバイルバッテリーを入れることに。ポケットのマチは約3cmほどあるので、各メーカーのモバイルバッテリーを入れることも可能だろう。
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Anker PowerPort Solar 60 出力の仕様

Anker PowerPort Solar 60の出力●USB 出力:5V=3A (2 ポート使用時 各ポート最大2.4A?)
●DC出力:17.6V=3A(5.5 mm)→(測定:5.5*2.1メス)
●DC出力:16.8V=8A(8mm)→(測定:7.4*5.0メス)
チャージャーポートの出力にはモバイルバッテリーやスマホなどのデバイスが充電できるUSB 5V×2口と、同社の「Anker Powerhouse 200Wh」や「Anker PowerCore AC」などを充電できるDCポート(17.6V)、そして、ソーラーパネルを接続するDCポート(16.8V)を搭載している。一番右にある切り替えスイッチで一種類の出力方式しか選択できないため、同時に各ポートを使用することはできない。
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Anker PowerPort Solar 60 付属ケーブル(Micro USB)

付属品(Micro USB ケーブル)スマホやタブレットなどのスモールデバイスやモバイルデバイスと接続して充電するケーブルである。もともとデバイス本体に付属されていたり、手に入れやすいケーブルなので無くしても問題ないだろう。長さは60cmあったのでAnker PowerHouseに付属されていたものと同じである。
延長する場合Micro USB ケーブルの長いタイプは普通に流通しているため、家電量販店などでも購入することができるだろう。、付属品の60cmだとソーラパネルを高い場所に引っ掛けたりしたときに短く感じた。パネルについてるポケットに入れて充電することも可能だが、ポケットの色が太陽熱を吸収しやすい黒で夏はかなりの高音になるため、デバイスが痛む可能性が高い。
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Anker PowerPort Solar 60 付属ケーブル(5.5mm DCケーブル)

付属品(5.5mm DCケーブル)同社の「Anker Powerhouse 200Wh」や「Anker PowerCore AC」などの超大容量のモバイルバッテリーに接続して充電することができるケーブルである。ノギスで測ってみると、生活家電のアダプターなどで馴染み深い(外形5.5mm 内径2.1mm)一般的なDCプラグであった。
延長する場合ケーブルの長さは1.5mあるので十分だが、既存のケーブルに長さを足したい場合は同じサイズ(外形5.5mm 内径2.1mm オス・メス)の延長ケーブルを購入するとよいだろう。既存のケーブルと接続したくない場合は、同じサイズで両側がオス・オスになっている延長ケーブルが必要となる。前者は色々な長さを見かけるが、後者はあまり流通していないようだ。
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Anker PowerPort Solar 60 付属ケーブル(8mm DCケーブル)

付属品(8mm DCケーブル)ソーラーパネルと同社の[PowerHouse(ポーターブル電源)]に接続すると充電することができるケーブルである。仕様上では8mmとなっているが、ノギスで測定してみると両側がオスになっている(外形7.4mm 内径5.0mm)DCケーブルであった。使用するものが狭く限定される規格である。

延長する場合ケーブルの長さは1.5mあり、長さが足りない場合は延長ケーブルを購入すればよいと思ったが、この規格の延長ケーブルは市場に出回ってないようである。なので、延長する場合は自作で延長ケーブルを接続するしか方法はなさそうだ。

自作ができない場合は、両側がオス同士の(外形5.5mm 内径2.1mm)のDC延長ケーブルに(7.4×5.0mmオス→5.5×2.1mmメス)のDC変換プラグを差し込めば、市販品で延長ケーブルを作ることができる。(下続きあり)

変換プラグを差し込んでも通電しなかった自分で試さずに紹介するのも無責任なので、上の5.5*2.1(mm)のDCケーブル(3m)と変換プラグを購入して、ソーラーパネルと本体に繋いでみたが充電することができなかった。プラグのサイズは間違っていなかったが、Ankerに付属されている5.4*5.0(mm)プラグはオスの部分が少し短いのが原因か?
(8mmDCケーブル)を延長する場合は、ソーラーパネルに付属されているケーブルを使って自作で延長するしか方法はないようである。もっとも簡単な方法は、別のDC延長ケーブルと付属されているケーブルを「圧着工具」と「半田ゴテ」を使い接続してから、「熱収縮チューブ」で絶縁・保護がよいだろう。
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