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釘やビス(ネジ)を打ったときにひび割れしないように方法

ひび割れして台無し

初めての日曜大工!材料も手に入ったことだし、いざ木工品(机、椅子、棚など)を組み立てようとしたときに、打ち付けた釘や木ネジの部分にひび割れして、残念な経験をしたことがわたしにもありました。釘やビスを打ったところに「ひび割れ」日曜大工(DIY)で、誰しも経験する失敗だと思います。

作るものによってはひび割れなんて気にならないこともありますが、やはり普段生活の一部として使うものであれば、ひび割れた部分は不細工に見えるので、ヒビ割れしないように材料を接合したいものです。

木に釘を打ったり、ビスを締めつけるとひびが入ります。入らない場合もありますが、釘やビスの軸系が太かったり、材料が柔らかいとひびがはいりやすくなります。また、釘やビスを打った際にひびがはいらなくても、乾燥して収縮したときにひびがはいることもあります。ビスの場合はテーパー状になった大きな頭があるので、強く締めつけると必ずヒビが入ります。

乾燥するとひび割れが発生する釘

乾燥するとひびが入ってくる

また、木は乾燥すると必ず干割れするのでひびがはいります。釘やネジを打ったときにひびが入らなかったとしても、材料が乾燥したときに、釘やビスを打ったところとはひび割れが生じやすくなります。

例えば港に転がってる、パレットやケーブルを巻く木製ドラムに打たれている釘を見てください。釘を打った箇所にひびが入っていると思います。あの釘は釘打機(鉄砲)で打ったものですが、その時はひび割れはしません。日が経ってものや朽ちたものは急激な乾燥を経験しているので、釘を打った箇所にヒビがはいっています。

屋外で使うものでひびがはいるとどうなるでしょうか。ひびがはいった場所に水が入り腐りやすい原因になります。「ウッドデッキひび割れ」で検索してみてください。釘やビスを打っている場所にひびがはいっている画像がたくさんヒットします。丁寧に製作する人はヒビがはいらないように工夫して、水が溜まらないように木の表と裏を使い分けています。

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釘を板に打つときにひび割れさせない方法

釘を板に打つときにひび割れさせない方法

釘は先端を潰すとひび割れしにくくなる

釘の場合は玄翁(かなづち)で先端を潰して丸くすることでひびが入りにくくなります。釘の先が尖っていると木の繊維を裂きながら進んでいくので、結果ひびが入ってしまいます。

釘の先を丸くすることで繊維を押し潰しながら進んでいくので割れにくくなります。しかし、100%ひびが入らないわけではありません。また、柔らかい材料や木口の部分は割れる確立が高くなります。

錐

錐で下穴を開けておくとひび割れしない

どうしてもひび割れさせたくない場合は、あらかじめ錐で下穴を開けて釘を打つことでひび割れが入らなくなります。下穴の深さのは、おおむね釘の1/2から2/3程度の深さをあければ大丈夫です。材料の硬さにより深さは調整します。
ドリルドライバードリルビット(錐)
を取り付ければスムーズに下穴を開けることができます。

ショートタイプ下穴錐

下穴錐

下穴は100円ショップに販売されているような、木工/鉄鋼兼用のドリルビット(左写真)でも十分だと思いますが、写真右のような先端が細くなっているような「下穴専用の錐」を使うと保持力があがります。ビスなどは先端が細くなっているので、下穴錐で開けた穴だと奥のほうの効きが大きくなります。

釘の接合力や保持力が上げる

釘の接合力や保持力が上げる方法

下穴を開けると接合力が弱まるので、材料の継ぎ目に木工ボンドを塗ったり、釘を「ハ」の字に打ちこむと、釘の保持力や板同士の接合力が高まります。

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ビスを板に締めつけるときにひび割れさせない方法

<h2>ビスを板に締めつける際にひび割れさせない方法</h2>

必ずひび割れが発生するビス(ネジ)

ビスは軸径の太いものを木材に締めつけるとひび割れがはいることがあります。ひび割れが入らなくても、頭が太くテーパー状になっているので、強く締めつけて頭が材料にめりこんだ際に、上の写真のようにヒビがはいります。

コーススレッドとスリムビス

細いビスを使うとひびが入りにくい

上の写真のように、軸径や頭の細いスリムビスなどで、材料同士を締めつけるとひびが入りにくくなります。スリムビスはホームセンターにも置いてあり、1箱約350円、袋(100本入り)だと約100円ほどで販売されています。

下穴なし

下穴なし

一番ひび割れやすい木口(端)にコーススレッドを締めつけてみました。木口付近では、ビスの頭が材料にめりこむ前にひび割れがはいりやすいです。今回はひびが入りませんでしたが、頭が材料にめりこんだ際にひびが入ってしまいました。

下穴あり

下穴あり

次にあらかじめ下穴を開けておいてから、コーススレッドを締めつけました。下穴を開けておくと、締め付けている途中にひびが入ることはありませんが、やはり頭が材料にめりこんだ際にひびがはいってしまいました。

面取りカッター&皿取り錐

下穴+面取りカッター

最後は、下穴を開けてから、さらに面取りカッターで皿をとってからコーススレッドを締めつけてみました。今まではビスの頭が材料にめりこんだ際にひびわれが入っていましたが、今回はビスの頭が収まるスペースを面取りカッターで作っているので、ビスの頭がぴったり納まり、ひびも入らずに綺麗に仕上がりました。

皿取り錐

面取り加工と穴開け加工を同時にしてくれる皿取り錐

皿取り錐は面取りカッターと違い、センターに錐がついているので、皿取り加工と同時に下穴も開けてくれます。そのため先端ビットを取り替える手間がはぶけるので、効率的にだんどりが行えます。皿取り錐で皿取り加工をする際に、深めに穴を開けると写真のようにダボ埋めすることができます。ダボ埋めするとビスの頭が隠れるので美しい仕上がりとなります。

埋め木錐

ダボ(木栓)を自分で作れる埋め木錐

ちなみに左のダボ(埋め木)は市販されているものを使っていますが、右のダボは埋木錐という先端ビットを使って同じ材料から作っています。同じ材料からダボを作って木目を合わせると、埋め木をしていることが分かりにくくなります。

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スターエム 皿取錐 埋木錐

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