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ペール缶と保冷剤で自作冷風機を作ってみた

自作クーラーDIY・GADGET・NEWS・Lifehack
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自作クーラー

自作冷風機

ひきこもりの部屋はサウナのように暑くなる

以前、自作クーラーを作っている人の動画(バケツと扇風機でクーラーを作ろう)を紹介したのを思い出し、自分も保冷剤とファンを利用して自作冷風機を作ることにした。

なして、こんなものを作ろうかと思ったのかというと、自分も30なにがしになってようやく部屋の中に建てた念願のマイホーム(テント)を建てた。しかしながら、テント内でPCの電源を入れると、室内がサウナのように暑くなるからだ。

現在、工場や建設現場などで使われる巨大な扇風機(工場扇)を使用しているが、部屋を締め切っている引きこもりの部屋で使用しても、生暖かい強力な風が吹き起こるだけで暑さ対策にはならないのだ。

サンコー|サンペール

サンコー|サンペール(丸バケツ)

冷却剤を入れるバケツには「サンペールの丸バケツ」を使用した。起用した理由はバケツの材質はポリエチレンなので柔らかく加工がしやすいからだ。この丸バケツはタッパー式の蓋付きで魚や餌などを入れるのに使われているようだが、色々なサイズのサンペールが販売されているで釣り以外でも色々な用途でも使えそうだ。

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円切りカッターで蓋に穴を開ける

ファンを設置する箇所に穴を開ける

ファンには使われていないミニ扇風機を使うことにした。フタにあけた丸い大きな穴はオルファーが販売している円切りカッターを使用。穴のサイズは扇風機のカバーより少し小さめにしている。フタは一般的なバケツより柔らかいので5回ほど回転させただけで、きれいな丸い穴を切り抜くことができた。この穴から扇風機の風がバケツ内に入っていくことになりまつ。

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自由錐 樹脂

送風口のための穴を開ける

次に冷えた風が排出される穴を開けた。穴を開けた先端工具はスターエムさんが販売している自在錐だが、「ホールソー」や「座ぐりドリル」でも問題ないだろう。ただし、対応材質は木材や石膏ボードだったと思うので、樹脂に穴を開ける場合は自己責任となる。ちなみに、刃先に油を塗っておくと摩擦が制御され穴が開けやすかった。自在切りの場合、貫通したときに刃が暴れることがあるので、穴が貫通する際に回転スピードを落としたほうがよいだろう。

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空き缶

空き缶を差し込む

冷えた風がバケツから排出される穴を3箇所開け、そこにコーラーの空き缶を差し込んだ。風がでてくる穴は「コンパスカッター」で開け、「グルーガン」で開けた穴に固定している。後に時間の無駄だったことに気づく…

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保冷剤

保冷剤の代わりに凍らせたペットボトル(1.5L)

この時、家に保冷剤がなかったので水をいれて凍らせたペットボトル(1.5L)で代用した。なお、氷が溶けるスピードを遅くしたい場合は、沸騰したお湯に片栗粉を混ぜてドロドロにしたものを入れたほうがよいかもしれない。注意点として凍ったときにペットボトルが膨張して破裂することがあるので、ペットボトルに入れる水の量は8分目位のほうがよいだろう。

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自作クーラー

自作クーラー

自作クーラー

部屋やテント内の室温を下げる能力はなかった

気になる効果だが、これはクーラー(エアコン)というより、扇風扇みたいなものなので部屋全体を冷やす能力はなかった。なので、扇風機と同様に体の前に置いて風に直接当ったほうが涼しかった。

ピンポイントで強い風にあたりたいのであれば、大きな穴を1つ開けたほうがよいだろう。さらに強い風速を発生させられるサーキュレーターをセットすると風量が増しさらに涼しかった。

また、バケツの底が結露して水浸しになるので、発泡スチロールを中にタオルを敷くか、外にタオルを敷いておいたほうがよいだろう。ちなみに、心配していた湿度はまったく上がらなかった。

今回作った「自作冷風機」は当サイトで紹介しているツールで作っているが、発泡スチロールBOXを利用すれば、カッター1本で簡単に穴あけ加工することが可能。経済的に手っ取り早くつくりたいのであれば、発泡スチロールを使いたい。

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作るのが面倒なら窓用エアコンやスポットエアコンがおすすめ

自作冷風機を作ってみた結果、部屋全体を冷やすにはエアコンのスイッチを入れるしかないという結果に至った。しかしながら、なんらかの理由でエアコンを設置できなかったり使用できない場合は、工事不要で窓に設置できる「窓用エアコン」やナカトミが販売している「移動式エアコン」がおすすめだ。小さくても立派なエアコンなので熱気を窓から外に排気させれば部屋はキンキンに冷えるのだ。ただし、暑い夏は値上がりしたり品薄になるため、夏がくる前に入手しておきたい。

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