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DIYで根太を補強する方法

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根太を補強する方法

古い物置の床が湿害によって抜けるまき

古い物置の床が湿気により柔らかくなってきたので床を張り替えることに。ここには重たいものを置いたりするため、ついでに床板を支える根太を補強することにした。根太を補強する場合、単純に根太の本数を増やせばいいようだ。大工さんに頼むとけっこうな日当をとられるだろうと思い、DIYで根太を増やすことにした。

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アイリスオーヤマ(床下さらり)ゼオライト

湿害対策にゼオライトを撒くまき

根太を増やす前に、また湿気で根太や床板が傷むといけないので、調湿・防虫・消臭効果のある床下調湿剤(ゼオライト)を敷いて、大引と根太を余ってた防腐剤で塗装した。ゼオライトはアイリスオーヤマが販売している「床下さらり」という商品がいちばん安かった。床下調湿剤には色々と種類があり、その他にB型シリカゲルや炭を敷き詰めたりするそうだ。

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床下換気扇(サーキュレーター)

床下調湿剤より換気のほうが大事!?

個人的な持論だが床下調湿剤を撒くだけでなく、床下換気扇やダクトファンも設置しなければ湿気には効果がないように思う。なぜなら、湿度が下がらない環境だった場合、多孔質構造の物質は調湿ができないからである。ただし、これらの製品は高額なうえ、物置の広さは二畳くらいなので、床下換気口に向けて風が出ていくように1,000円のサーキュレーターを設置した。床は簡単に外せるようにしたので故障しても簡単に交換できる。

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根太受け金具

大引を刻みたくない場合は根太受け金具が便利だった

元の根太は根太掛けの上にのせられておらず、大引に刻み(凹み)をいれ固定されていた。木を刻む技術がなかったり、大引に傷を入れたくない場合は、根太受け金具が販売されているのでそれを利用するとよいとのこと。根太受け金具には色々な種類があり、今回は株式会社タツミが販売している「根太受け金具 Cマーク金物(C) 根太受け金物 JH-204・206」を使用した。

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 Cマーク金物(C) 根太受け金物 JH-204・206

「JH-204・206」を選んだ理由だが、この金具は2×4材(38×89mm)専用なので、既存の根太に使われている垂木(45×45mm)より強度が増すと考えたからだ。1つ66円とリーズナブルなのも嬉しいポイント。SPF材はホームセンターなどでバラで販売されており、容易に入手することができる。
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カナイ 根太受け金物(CH-46) 120-5007

ちなみに垂木用の根太受け金物(CH-46) も販売されていたのでついでに購入してみた。この金具は高さが60mm以上の垂木にしか使えないようだ。一般的なサイズ(45×45mm)の垂木をセットすると浮いた状態となるので、流用する場合は浮いた部分に板を噛ませて使ったほうがよいだろう。
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Cマーク金物(C) 根太受け金物 JH-S204・206

L字の根太受け金物(JH-S204・206)も販売されていた。サイズを見るとおそらく最初に紹介したものと同じで2×4と2×6材専用の金物だと思われる。しかし、高さと厚みが制限されないので、規格外の木材や古材を使ったりする場合に流用できるだろう。
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根太補強(フラット鋼製束 AKD31-45T アムハード小西)

これは城東テクノが販売している「伸縮自在の床束(鋼製束)」である。大引や土台を支えるものだが、大引のスパンが長い場合、根太を支持することで根太の補強になるのではないかと考えた。例えば、床の上に100kg近くの機械や水槽を置いた場合、下に鋼製束があるとないではだいぶ違うように思う。ただし、下がコンクリートではないと、鋼製束が下がりやすく支持されてない状態となるので、ブロックや板を敷く必要があった。ちなみに鋼製束の土台はボンドやビスで固定しないといけないようだ。
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根太 高さの調整

根太 高さの調整 一人きつい

ぼっちの場合、根太と大引の高さを合わせた状態で金具を取り付けるのが困難であった。そこで根太の上に板を置いてクランプで固定することにより、容易に高さを合わせた状態で金具にビスを打つことができた。クランプインパクトドライバーが当たって邪魔になる場合は、2枚目の写真のように板を根太にビス止めして固定するとよかった。
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