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巷で流行のハンドスピナーを回すとベアリングの特徴が一瞬でわかる

ハンドスピナーDIY・GADGET・NEWS・Lifehack
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ハンドスピナーの効果

・ストレスや緊張を解消
・集中力の向上
・暇をつぶせる

 

巷で流行っている指で弾いて回転させて遊ぶ「ハンドスピナー」が無駄に欲しくなったので購入してみた。上記のような効果があるということで、海外で学校の子供たちがみんな持っているというほど大流行したようだ。

ハンドスピナー

指で弾いて回すだけなら安物で十分

今回購入したものは300円で購入したリーズナブルなもの。海外のYoutubeユーザーの動画を見ているとたいがいの人が同じものを回転させている。高価なものになると金属製で作られた3,000円前後もするようなものまであり、安価なものが手で弾いて1~2分回転するのに対し、高価なものは5分近くも長く回転するようだ。

ハンドスピナー 分解の仕方

ハンドスピナーは簡単に分解することができた。外側にある黒いパーツの中にはスチールが埋め込まれているのか磁石をひっつけることができた。

ハンドスピナー ベアリング

中央には回転運動の摩擦を減らし高速回転に耐えられるベアリングがはめこまれていた。500年前にレオナルドダヴィンチが考案したといわれる「転がり軸受」は、現在も車や自転車の車輪から家庭製品などの回転する部分に広く使われている。

電動工具の回転する部分にも使われおり、回転する部分から異音が発生したり、スライドする部分は固くなった場合は、ベアリングが破損していたり、ゴミがつまっていたりする。

ベアリング

今回、色違いのものを3つ購入したが、青は外れだったらしく30秒ほどしか回らなかった。そこで、お湯と中性洗剤で洗浄して脱脂したところ1分以上回転するようになった。一般的にはパーツクリーナーで脱脂を行うが、ただの回転するおもちゃなので無ければ灯油の代用でもよいだろう。

各メーカーの潤滑剤をさして、回転する時間の違いを比較してみてもおもしろいかもしれない。均等に回転させる必要があるが、「回転計」を使えば回転スピードが簡単に調べることも可能。動画ではコンプレッサーで回転させている。

ベアリングを木に埋め込む方法

ちなみに、木にベアリングを埋め込むための穴を開ける場合は、「フォスナービット」や「自在錐」を使うとよいだろう。前者はサイズが限られているので、穴をあけた後にヤスリで穴を少し広げる手間がかかるものの、後者は開けたい穴のサイズを自由に変えられるのでピッタリの穴を開けることができた。

ベアリングを木に埋め込む方法

ベアリングを使えば、風車、車輪、回転する土台、サポートローラーなどを自作して滑らかに回転することができるだろう。工夫次第ではハンドスピナーのように世界で流行するようなものや、日常に役立つものを作って販売すれば経済を回すことも可能だろう。

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