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人為的に枯らされるご神木

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枝垂桜 weeping cherry tree
枝垂桜 weeping cherry tree / ume-y

小学生の頃は夏になると友達とよくクワガタをとりにいってました。
山を登っている途中で木の枝や竹を折り、剣や杖がわりにして遊びながら登っていました。
ある日、学校の休み時間にサッカーをしていた時、校庭に生えていた桜の木の枝を折ってしまいました。
その時、普段おこらない優しい先生にもの凄い形相で怒られ、それからは枝を折ったり花をむしったりするようなことはしなくなりました。
よっぽど怖かったのか、今でも折った枝を持ちながら怒っている先生の姿が焼きついています。


 

ご神木

2012年は、ご神木が枯らされるニュースや記事をよくみました。
去年(2013年)は見ませんでしたが、掲示板で家の樹齢700年のご神木が枯らされたという書き込みを見ました。
このような事件は以前から九州地方などであったようで、最近では四国で多発しているようです。
よく見かける都道府県が高知県です。
高知県は総面積の80%以上が緑豊かな林野になっており、杉や桧がたくさんはえています。
四万十の桧も有名です。

ご神木-不自然な穴

知識の悪用|どのように立ち枯らされるのか

共通している点は、幹の地際から10~20mmほど上の場所にドリル(穴径5mm前後)で深さ50mm前後の穴をあけられています。
そこから除草剤などの薬剤を注入されて枯れていくようです。
これは病気にかかった木に殺菌剤を注入する方法と同じです。
木を枯らせる方法はいくつかありますが、確実に早く枯らせようとしています。
こんなことに電動工具が使われるなんて非常に悲しいことです。
 
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何故枯れるのか

木には水分を運ぶ管があり、この水を運ぶ管が樹皮から40mmほどのところにあります。
この管がある場所に除草剤を注入されると、除草剤が枝へと行き渡り葉や枝がみるみるうちに枯れていくようです。
除草剤が全体的にまわるように穴は複数個所開けられており、除草剤が注入された穴の周りは変色しているようです。

商品価値

除草剤を注入しても葉や枝が枯れるだけで幹には行き渡らないので、商品価値が下がらないようです。
周りが死ぬと葉や枝が生えないので、木は生きつづけることができません。
幹はまだ枯れていませんが、動画の業者さんの話だと、放置しておくと2~3ヶ月で変色がはじまり価値が下がっていくようです。

手放さざるを得ない状況に追い込まれたところに業者が買い取りにくるようです。
価値のあるもので数百万~1千万円を超えるものもあると言っていますが、腐っている部分や空洞がなければ、もっと大きな額に化けていくでしょう。

ご神木が狙われる理由

巨木の伐採は江戸時代からはじまっており、建築用材として利用され伐採が進んだことにより希少となり、切ることが禁止されている地域もあります。
希少になれば価値もあがりますし、巨木を必要とする人がいると同時に売買することにより利益を得えられる人もいます。
ご神木のような巨木は国宝や重要文化財の修復で使用されるみたいです。

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木霊

寿命が来たり、倒れかかるなどして危険な状態になったり、止むを得ない理由でご神木を切ることは仕方がないことだと思います。
しかし、このように営利目的で枯らされ倒れていく姿を見ると、心が痛く腹立たしい気持ちにもなります。
木が好きなので、喪失感を感じます。
また、何百年、何千年と守られてきたものを、こうもあっさりと枯らすことができる心のない人間が理解できません。

目撃者や監視カメラもないので、捜査が難航し犯人も捕まらないようです。
仮に犯人がわかっていても証拠がなければ捕まりません。

木霊 – Wikipedia
神木(神籬) – Wikipedia
 

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