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ダチョウ ドローン

空飛ぶ猫

この動画は、オランダ在住の男性・Bartさんのそんな試みを映し出したものです。

事の始まりは、彼の飼い猫が交通事故で命を落としたこと。突然の死にせめてもの供養をということなのか、Bartさんはその遺体の剥製をドローンに作り変え、空を飛ばせることを思いつきます。しかし、そこには大きな問題がありました。彼には、ドローンやヘリコプターといったものに関する知識が全くなかったのです。

そこで彼が頼ったのが、エンジニアであるArjenさんでした。最初に構想を聞いたときこそ驚きを隠せなかったArjenでしたが、すぐに協力することを了承します。Arjenさんの力添えを得て、Bartさんの飼い猫はついに空へと飛び立つことができました。


亡くなった動物たちに、思いもよらない方法で新たな命を吹き込む

この空飛ぶ猫の動画は日本でも話題になり、さらに活動を進めていくうち、彼らは飼い猫だけでなく、ネズミやダチョウ、サメの遺骸も空へ送ることに成功しました。アナグマの遺骸は強力な噴射機を備えた潜水艦になりました。

Bartさんは動画の中で、「どんなものでも空を飛んでいるときはもっと素晴らしいんだ」と述べています。またArjenさんは、彼らの活動はいわば「亡くなった動物たちに空を飛ぶという選択肢を与えることなのだと言います。

猫のドローン

ペットとの別れにいかにして向き合うかは、ペットと暮らす者にとっては避けられない問題です。このBartさんの一見奇想天外な試みも、そんな永遠の問題に対する一つのアプローチなのでしょう。もちろん彼らの活動は、世界中で賛否両論の議論を巻き起こしました。

「面白い」「アートだ」という意見もあれば、一方で「不謹慎だ」「死への冒涜だ」との声も―それでも案外、ドローンになった動物たちは、そんな人間たちの議論を空から見下ろして笑っているのかもしれない。

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