ペットボトルのキャップで猫のおもちゃを手作り

わたしが子供の頃は鈴付きの首輪をつけた飼い猫を外でよく見かけたものだが、現代の飼い猫は室内飼いが主流になっているようで、放し飼いの猫は少なっているという。

我が家にも猫がおり、外に出さずに室内で飼っているが、放し飼いにしている猫と違って、飼い主から出されるものが娯楽の全てなので、毎月いろいろなおもちゃを購入している。

なぜ、毎月おもちゃを買っているのかというと、すぐに飽きてしまうからである。おもちゃに飽きて反応しなくなると、必要なとき以外、キャットタワーや階段を登り下りしたり、廊下を走らなくなるので太ってしまうのだ。

そこで今回、身近なもので猫のおもちゃを作れないかと、ネットで検索していると、ペットボトルのキャップで子供のおもちゃ（ヘビ）を作っている人の見かけたので、それを真似て猫用おもちゃを作ってみた。

まずはじめに捨てるはずであったペットボトルのフタを用意する。カラフルな色を選んだほうが反応がいいかもしれない？

次に用意したペットボトルのフタに紐を通す穴を開ける。「電動ドライバー」や「半田ごて」があると簡単にあけられるが、なければ釘や錐などを熱して穴を開けるとよいだろう。

そして、ペットボトルのフタを通す紐を用意し、フタが落ちないように玉止めをする。手芸用の糸だとすぐに切れてしまうので、丈夫なビニール紐や麻ひもを使用するとよいだろう。麻ひもは100円ショップにも販売されている。

玉止めした紐にペットボトルを通していく。今回、2種類の色のキャップをつかってシマシマ模様のヘビにしてみた。頭は泡ハイターのフタで、マジックで顔を描いている。

ペットボトルのキャップを紐に通したら、キャップが抜け落ちないように玉止めをする。本体を紐などに縛って動かしたりする場合は、写真のように輪っかを作って止めるとよいだろう。

尻尾の部分に紐をちょろっとだしてるのは、こちらのほうが猫の反応がいいからである。さらに反応をよくするために、ヒラヒラするビニール紐などをくくりつけるとよいだろう。

完成である。参考にしたおもちゃにくらべるとしょぼいが、キャップとキャップがこすれあったときにカチャカチャと音がなるので猫は気に入っている。長い紐にくくりつけて動かせば、尻尾の紐がヒラヒラ動くので猫も追いかけていった。しかし、販売されている玩具と同じようにじきに飽きるのだろう。