口の周りの吹き出物は胃腸が原因説に疑念を抱く巻
よく口の周りにできる吹き出物は胃腸が原因と言われており、わたしもその話を信じていたことがあり、暴飲暴食をしないように心がけていた。しかし、定期的に口の周りが荒れたり、小さなニキビのような吹き出物ができたりしていたことから、胃腸が原因という通説を信じなくなった。そもそも、知人で胃癌や腸癌、そして胃腸が弱い人を見たことがあるが肌荒れはしてなかった。さらに、なぜ胃腸が悪いからといって、口の周りに吹き出物がでるのかも疑問である。口の周りのように毛が生えている部分や汗がでやすい部分は他にもあるのに関わらずなぜ口の周りなのだろうか。
吹き出物や肌荒れはカミソリが原因だった巻
自分も30なにがし。これだけ生きていると人生の途中で吹き出物の原因を見つけたりしている。自分の場合、肌荒れの原因は(カミソリ(剃刀)だったのだ。いつも夜の入浴時に髭を剃っていたのだが、髭をカミソリで剃った翌日に肌が荒れる可能性が高いことから、カミソリで肌を痛めていると考えていた。そこで、刃の多い剃刀を使用したり、シェービングジェルを使用したり、ひげ剃り後は軟膏を塗るように心がけるようになってから劇的に肌荒れはよくなった。ただし、完全に肌荒れが完治したわけではなかった。やはり、たまにひげ剃りをした翌日に肌荒れが発生することがあったのだ。
わたしの持論であるが、どんなに肌に優しいカミソリで髭をそっても肌を削ってしまうので、肌がわ弱い人はバリア機能が失われる状態になっているのではないだろうか考えている。さらに、この肌の状態で汗をかくとアレルギー反応を起こして高確率で次の日に肌荒れや吹き出物が発生すると。人は寝ているときに必ずコップ1~2杯の寝汗をかくと言われているので、肌が弱い人がカミソリで髭をそると肌荒れは避けられないのではないだろうか。
安物のシェーバーを使ったら肌荒れしなくなった巻
そんなこんなで、ひげ剃り後の肌荒れや吹き出物は諦めていた。別に当時は髭を毎日剃るわけでもなかったし、悩むほど気にしていなかったので、治そうと思う気も大してなかったのだ。ところが、30代になってから髭が伸びるスピードが早くなり、毎日髭をそるようになった。そして、毎日髭を剃るのが面倒になり、2013年に生まれて初めて電気シェーバーを購入したのだ。この時購入したシェーバーは「パソニックのES3832P-S」。一流の電機メーカーであるが、価格が1,773円という安価なモデルだ。
シェーバーを使いはじめてから口の周りの吹き出物や肌荒れとは無縁になったことから、「やっぱり吹き出物や肌荒れの原因はカミソリだったんだなー」と思った。そして、月日は流れ2017年、これまで使い続けていた「ES3832P-S」が洗面所から消えたのだ!?シェーバーを置いてた棚の下にゴミ箱を設置していたので、何かの拍子でゴミ箱の中に落ちてゴミの日に捨てられてしまったのかもしれない。当時、無くなったシェーバーがどこからか出て来ると思い、それまでカミソリで髭を剃っていたのだが、そのときに口の周りに吹き出物と肌荒れが発生し、「やっぱり、カミソリが肌荒れの原因だったのか!」と確信に変わったのだ。
フィリップスは敏感肌に優しいは本当だった巻
無くしたパナソニックのES3832P-Sが一向に出てくる気配がないので、新しいシェーバーを購入することにした。今回は自分がカミソリ負けする肌ということが分確定したので、敏感肌に最もおすすめされているフィリップスのシェーバーを購入した。フィリップスと言っても上位モデルは2万円前後と高額なので、5,000円前後で販売されている5000シリーズのS5075/06というモデルを購入した。
5000シリーズ、7000シリーズ、9000シリーズの違い
7000シリーズ:肌に一番優しいうえ深剃りできるモデル
9000シリーズ:一番深剃りできるモデル
5000シリーズでも全然剃れる巻
慣れると3分で髭が剃れるから寝坊の人にもおすすめ
長い髭やモミアゲも剃れるトリマー付き
面倒で髭を一週間近く剃らないこともあり、以前使っていた安物のシェーバーでは伸びた髭を剃ることができなかった。しかし、フィリップスは一週間くらい伸ばしたような長い髭も剃ることができた。さらに、モミアゲのスタイルが変えられるアタッチメント(トリマー)も付属されているので、どんなに長い髭もこれ一台で剃ることが可能だろう。ちなみに、5000シリーズにはトリマーが付属されていないモデルもあり、標準付属されているモデルに比べると割りやすいになっている。
ワンタッチで外刃が開くからお手入れ簡単
刃を分解せずに詰まった髭を除去する方法
刃を分解せずに詰まった髭を除去する方法
ブラウンとフィリップスの違い
ブラウンとフィリップスどっちが肌に優しいのか?
電動シェーバーで有名な専門メーカーといえばブラウンやフィリップスだが、どうしてもブラウンとフィリップスの違いが気になったので、ブラウンの下位モデルを購入して比較してみた。購入したモデルは「310s」で3,980円で購入した。
一般的に深剃りできるのがブラウン、肌に優しいのがフィリップスと言われている。わたしの体感では下位モデルを比較した場合、深剃りはどちらも差がないと感じた。しかし、最近気づいたのだがフィリップスで髭を剃った後にブラウンで髭を剃ると、ミクロの長さの髭がまだ剃れるので、やはりブラウンのほうが深剃りできるようだ。
一方、肌に優しいのはフィリップスに軍配が上がった。ブラウンで髭を剃るとカミソリで髭を剃ったように肌が綺麗になるが、少しヒリヒリ感が残るうえ、後日、吹き出物ができたのだ。久しぶりにヒリヒリ感と吹き出物を体感したことから、やはり、カミソリ負けする人はフィリップスのモデルのほうがおすすめだろう。
まとめ
結論を述べると、フィリップスは下位モデルでも肌に優しいので、カミソリ負けする人、敏感肌、アトピーの人におすすめである。さらに肌に優しいモデルを求める場合は、割高になるが7000シリーズのモデルがおすすめである。肌への優しさは若干劣るが深剃りを追求するのであれば9000シリーズを選ぶとよいだろう。