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オービタルサンダーとランダムサンダーの違い

オービタルサンダーとランダムサンダーの違いサンダー
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オービタルサンダーとランダムサンダーの違い

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ラバーパッドの形状が違う

ラバーパッドの形状

オービタルサンダー長方形とランダムサンダー円形

どちらのサンダーも荒削りから仕上げまで同じ用途で使用できますが、ラバーパッドの形状に違いがあります。オービタルサンダーは長方形ですが、ランダムサンダーは円形になっているので、平面だけでなく緩やかな曲面のサンディングをすることも可能です。

サンドペーパー(ヤスリ)

取り付けられるサンドペーパーも異なる

オービタルサンダーのラバーパッドは長方形なので、ホームセンターなどで販売されている安価なサンドペーパー(30円前後)を切れば、クランプクリップで固定することができます。なので、消耗品であるサンドペーパーを経済的に交換することが可能です。

ランダムサンダーのラバーパッドは円形なので、オービタルサンダーのようにサンドペーパーをクランプクリップで固定することができません。なので、マジックテープ式の円形のサンドペーパーが必要になります。

ランダムサンダー用 サンドペーパー125mm

この円形のサンドペーパー(Φ125mm)は一般的なものより高価になるので、消耗品の交換がオービタルサンダーより割高になります。一般的に円形のサンドペーパー(Φ125mm)は、5枚1組で販売されています。

どこのメーカーのランダムサンダーもラバーパッドのサイズはΦ125mmなので、色々なメーカーがこのサイズのサンドペーパーを販売しています。そのため、穴の開いている別メーカーの安いものを利用することも可能です。例えばボッシュとマキタの吸塵穴の位置は同じなので代用することが可能です。

ネットで購入する場合は、Amazonや楽天で「サンダー 125」「ペーパー 125」「ランダムサンダー 125」というキーワードで検索すると色々なメーカーのものがヒットします。

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ラーバーパッドの運動の仕方が違う

サンダーが振動する仕組み
オービタル軌道

オービタルサンダーは偏心運動のみ

サンダーはモーターの回転軸に中心をずらした位置でプーリが固定されています。これを偏心と言い、この状態でモーターを高速回転させると偏心運動により振動が発生します。このプーリーにはラバーパッドが固定されており、オービタルサンダーは、偏心運動によって発生した振動を利用して材料を研摩します。

オービタルサンダーの使い方

オービタルサンダーの振動は規則的な動きをしていて、ラバーパッドには粉塵や砥粒を吸塵する吸塵穴が両端に開いています。なので、サンディング中に発生した粉塵や砥粒を効率よく吸塵することができません。

円を描いたサンダーの研磨跡

そのため研磨力が落ち、円をくるくる描いたような無数の研摩痕がつくことがあります。この研摩痕はサンディング中に気づかなくても、木目が見える塗料で塗装をすると目立ちます。番手が粗いほど目立ちやすく、深い傷がはいると消すのは困難です。

オービタルサンダーの使い方

なので、サンディングをするときは、本機を斜めに傾けて前後にストロークさせながらサンディングすると、吸塵穴が吸塵範囲が広がるので砥粒や粉塵が効率よく吸塵されます。目詰まりが発生しにくくなるので、研磨力が低下しにくくなり、円を描いたような研摩痕もつきにくくなります。

集塵機、ポリネット

また、集塵機に接続したり、ポリネットシートを取り付けることにより、吸塵力がアップしたり、目詰まりしにくくなるので、研磨力が落ちにくくなり、研摩痕もつきにくくなります。


ボッシュの吸塵力は優秀です。集塵機を直結したようなとまではいきませんが、粉塵排出口に手を当てると風を感じます。わたしが使用してきたDIY用の機種ではこのような強い風量はないので、動画と同じようにビニールをなびかせることはできません。また、粉塵が溜まるダストボックスには、ヘパフィルターのようなフィルターが搭載されているので排出される空気もクリーンです。

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ランダムサンダーは、偏心運動+回転運動

ランダムサンダーは、オービタルサンダーと同じ偏心運動だけでなく、回転運動も加わります。そのため、サンドペーパーだけでなく、ウールバフ、ウレタンバフ、スポンジバフを取り付けることにより、汚れをとったり、ワックスを伸ばしたり、艶出ししたりとポリッシング作業をすることも可能です。

バフ

電動工具のメーカー品のバフは高いので、安いメーカーのバフを代用することが可能です。ネットで購入する場合は「バフ 125mm」と検索すると色々なメーカーの製品がヒットします。

ランダムサンダー 吸塵穴

回転運動により、ラバーパッドが回転することで、効率よく吸塵穴に砥粒や粉塵が吸塵されます。そのため、オービタルサンダーより目詰まりしにくく強い研磨力を維持できます。回転速度は、動画を見ていただけると分かりますが、MAXでも目で追えるような速さです。

ランダムサンダーの研摩跡

ゆっくり回転しながら振動しているので、円弧状の研磨跡はつかない

グラインダーのように速い回転速度ではなく、ゆっくり回転しながら振動しているので、上写真のようにグラインダーのオフセット砥石で研摩したような円弧状の研摩痕はつきません。本体を強く抑えることで、回転スピードを遅くすることも可能ですが、抑えるとコントロールがしずらくなります。また回転スピードが止まると吸塵力が落ちるので研磨力も落ちます。

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研磨力の違い

研磨力はランダムサンダーの方が強い

オービタルサンダーとランダムサンダーは、サンドペーパーの番手を変えることにより、荒削りから仕上げのサンディングをすることができますが、研磨力はランダムサンダーのほうが強くなります。

プレーナー(自動鉋)の跡

効率を求めるならランダムサンダー、仕上げ重視ならオービタルサンダー

動画ではスプレー、油性マジック、ナイフマークを研摩して消しています。中でもプレーナー切削時に発生するナイフマークというのはオービタルサンダーで消すことは困難です。消えたように見えても塗装(オイルフィニッシュ)したときに全面に浮き出てくるので、鉋がけしたほうが効率よく消せます。

しかし、ランダムサンダーの場合は、オービタルサンダーとは比較にならないスピードでナイフマークを消す研磨力があります。なので、古いペンキや深い傷を消したい場合は、研磨力の強いランダムサンダーのほうが適しています。研摩する面積が広い場合はベルトサンダーのほうが適しています。

ランダムアクション運動

オービットダイヤ(振れ幅)で研磨力の強さが分かる

サンダーのプーリーはモータの回転軸に中心をはずした位置で固定されているので、サンダーは楕円を描きながら振動しています。このイメージ図の円の振れ幅をオービットダイヤと言います。このモーターの回転軸に固定されているプーリーは中心を大きくはずすほど、オービットダイヤも大きくなるので、オービットダイヤ(軌道)の幅が広くなるほど研磨力が強くなります。

ランダムサンダー(オービットダイヤ)

一般的なものはオービットダイヤが2mm前後ですが、動画の機種は4mmもあるので、プーリーの位置が中心の位置より倍近く大きくずれて固定されています。そのため、振動する振れ幅が広くなるので、そのぶん研磨力も強くなります。

なので、仕上げを重視する場合は、振れ幅の小さいオービタルサンダーやランダムサンダーのほうが適しているでしょう。しかし、オービットダイヤ(軌道):5mmのランダムサンダーでもイメージしていたような研摩痕がつかないので、番手の細かいサンドペーパーで研摩すると、わたしのような素人目ではオービタルサンダーとランダムサンダーの仕上げの差の違いを見抜くことはできません。

ちなみに上の写真の機種はボッシュが最近発売した機種で、この価格でプロ用、スピード調整ダイヤルも備わっています。オービットダイヤ(軌道):2.5mmですが、オービタルサンダーより研磨力が強いです。ボッシュとマキタの吸塵穴の位置は同じなので、マキタのサンドペーパー(Φ120mm)を代用することも可能です。

電動サンダーの比較表

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