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粘土のように柔らかくなるプラスチック

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ハプラフリーレ

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ハプラフリーレ

熱に応答して粘土になるプラスチック

みなさんはプラスチック容器を電子レンジで加熱して溶かしてしまったり、ナイロン製の服をアイロンがけして台無しにしてしまった、などという経験はありませんか?そんな合成樹脂の性質を利用してつくられたのが「ハプラフリーレ」

これは60度以上の熱に反応して粘土状になり、形を自由自在に変えることができるという熱応答性ポリウレタン樹脂。静岡県浜松市の株式会社ポリシスの製品です。

冷やせば固まる 他の素材にひっつきにくい

与える温度が60度以上であれば、お湯はもちろん、ドライヤー、オーブンなどを利用して粘土状にすることが可能で、樹脂の熱が冷めて40度くらいになるまでに変形させると徐々に固まりはじめ、室温で元の堅さに。何度でも繰り返して使用できます。普通、溶けたナイロンが何かにくっつくと、とても剥がしにくいです。でも、ハプラフリーレは他の素材にくっつきにくく、外しやすいという特徴もあるので、そんな心配は無用です。

使い方次第で色々な用途に使えそう

製造業の生産ラインなどで利用されているようですが、扱いも簡単みたいですし、DIYや普段の生活でも使えそうな製品です。動画でを見ているとお湯で柔らかくするシリンコンより柔らかく形成しやすそうなので、例えば、ぱっと思いついたもので、治具、カバー、ジョイント、ホルダーなど、融点が低く柔らかい時間が長く相手材にもひっつかないので思い通りの型が簡単に作れそうです。

アイコンハプラフリーレ [粘土になる不思議な材質]
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