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コレジャナイロボのレビュー

コレジャナイロボ

木で作られたロボット

木で作られた冗談のようなロボットが冗談のような価格で売られれていた。人は買い物するときに、ベネフィット(商品を使うことで得られるメリット)があるから、物やサービスを購入するが、このロボットには機能的や情緒的なメリットなに1つもない。

人は悩みや課題を持っていて、それを解決するためにお金を支払う。当サイトで紹介している電動工具、身につけている服、腕時計にしても、必ず機能的なベネフィットや情緒的なベネフィットが得られるから購入しているはずです。

わたしにとって、このロボットにはなんのベネフィットもありません。なのに買ってしまったという。

コレジャナイロボの腕

360度回転!スライドする豪腕

パブロ・ピカソのように、型破りなことをする人は、型を極めてから型をやぶる。最初に基本的な型を極めないと、型をやぶることはできないので、このロボットを作った人も恐らく、細かい細工が施されたような仏像を作っていた彫刻家だったのかもしれない。そして、ここに至るまでどれだけの時間と努力が費やされたのか、想像は計り知れない。

コレジャナイロボ(釘)

腕が360°回転するから、振り返らずに背後の敵にも対応できる

この腕を接合している釘!一見ただの釘に見えるが、よく見るとやっぱりただの釘であった…。しかも、左の腕に打たれている釘は真っ直ぐ打てておらず、斜めに傾いてしまっているようだ。

直そうと思ったが、これは数多くの試作と試験から完成されたもので、この釘の微妙な角度も千手観音の手のように細かく計算されているのかもしれない。そう考えると直すことは失礼な行為になるのでそのままにしておいた。

しかし、その気になれば左右の腕をつけかえることも可能だ。ちなみに腕は360度回転し若干左右にスライドするようだ。凄すぎてめまいがする。他の部位はみでた糊跡が見えるので、木工ボンドで接着しているようだ。なので微動だにしない。

コレジャナイロボ(角)

頭の角は「くの字」

頭の角(ツノ)を見ていてすごく懐かしい感じがした。なんだろう思い出せない。数日後、指に絆創膏を貼るため救急箱を開けたときに思い出した。これは「くの字」「つの字」という留金具であった。

昔、救急箱のような小さな木箱に、この金具が使われていたのが見たことがある。ネジで止めてネジに引っ掛けて鍵をする簡易的な留金具なので、誰でも簡単に取り付けることができそう。
プラモデルとかのこういう角の部分って細いからすぐ折れそうであるが、このロボットの角の素材は真鍮なので折れて壊れてしまうことはないだろう。

ちなみにこのこれじゃないロボシリーズには、他のモデルもラインナップされており、ザクみたいな敵ロボットにはL字フックがつけられていた。なんか、よく見ると角が中心から左にずれて固定されている気がするが気のせいだろう。

固定式キャスター

背中にはキャスターが…

背中には小さな固定式キャスターがついていた。よく分からないが、太陽炉(GNドライヴみたいなもので、このタイヤが超高速回転することにより、光の粒子的(GN粒子)なものが発生して空を飛べるのかもしれない。
もちろん、仰向けにするとかかとを引きずりながら走ることもできる。かかとを持ち上げるとねこ(一輪車)としてもつかえるかもしれない。

コレジャナイロボ(手描き)

パーツは全て手描き

よく見ると各パーツは全てまさかの手描きであった。印刷されているのかと思ったが、画像検索してみて他のロボットを見ていると、手元が狂ったのか、微妙に笑っている顔や、しかめっ面をしている顔もあったので、人の手でひとつひとつ、油性マジックで手描きしているようだ。プラモデルの細かいパーツは無くなったり、壊れやすいので、手書きのほうが利にかなっているのかもしれない。

ボディはなんの下地調整もせずに刷毛で塗られているのだろう、鮫肌のようなざらざらとした冗談のような仕上がりになっている。

これじゃないロボとダンボー

甘やかした子供に鉄槌を

これは木で作られていて、1つ1つが手作りなので、心情的な付加価値がついています。なので、子供の誕生日にプレゼントにおすすめである。何でもかんでも欲しい物が手に入ると思っているぬくぬく育った子供たちの心を叩きのめさなければいけない。プレゼントされた子供は間違いなくトラウマになるであろうが、飴をあたえすぎた子供はろくな大人にならない。

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