下駄箱
私がはじめて作った木工品は荒材でつくったやっつけの下駄箱です。
めちゃめちゃぐらついていて、数年後に薪として焼き払われました。
ちなみにその頃は、電動工具などにあまり興味はありませんでした。
ビスをうったときのひび
下駄箱は持っていたマルノコとインパクトドライバーだけで作っていました。
コーススレッドで接合していたときに、木が硬かったので上の写真のように板にひびがはいっていました。
面取りカッターと皿取錐の違い
そこで面取りカッターを購入しようと選んでいたところ、スターエムの皿取錐&埋木錐セットが目にはいりました。
皿取錐と面取カッターと違うところは、錐がついているので皿取り加工と同時に下穴をあけられることができます。
また穴を深く掘ることもできるので、木ダボで穴を埋めてネジ頭を隠すことができます。
埋木錐
そして電気ドリルなどがあれば、埋木錐で木栓がつくることができます。
この埋木錐の存在を知らなかったので、皿取錐&埋木錐セットを購入しました。
ドリルドライバーやインパクトドライバーから作ることも可能です。
インパクトドライバーで作る場合は、木栓が破損してしまうので打撃がくわわらないようにしましょう。
市販のダボを買わなくてすむようになる
皿取錐があれば、ある程度材料に厚みがあれば、端材から木栓を作ることができます。
同じ材料から木栓をつくって木目を揃えてダボ埋めをすれば目立たなくなります。
逆に色合いの違う木材から木栓を作れば、アクセントをつけることもできます。
右の埋めた跡は、同じ材料から作った木栓です。
木目の幅が近い部分から作り、木目を揃えているので目立たなくなっています。
大西工業 コテのこ
埋める穴に木工ボンドを塗布します。
埋め木は、穴径とぴったりになっているので、縁(フチ)を玄翁などで丸くして埋め込みやすくします。
飛び出た木栓はアサリがない鋸で切断します。
アサリがない鋸だと、材料に押し当てて切断してもキズが付きにくいので埋め木(木ダボ)に最適です。