かさばるゴミ「ペットボトル」
最近は分別回収がかなり進んできたものの、ペットボトルって捨てにくいですよね。私が住む自治体でも、回収は週に1度だけ。夏場などはなかなか捨てられず、非常に困ります。
二次利用といっても、水や土を入れたり、ロケットを作るなど子供の工作の道具にするというアイディアが圧倒的ですね。衝撃には強いので壊れないという特性は再利用向きですが、残念ながらペットボトルという原型をとどめている限りは、着色したり絵を書いたりしてもダサく見えるのが難点です。
ペットボトルでロープ(紐)を作る方法
「加工を施した結果、原材料がペットボトルであるというのが、一見すると全く分からない」という不思議な方法を紹介しているのがこの動画。“How to Make a Rope from the Plastic Bottle”(ペットボトルでロープを作る方法)というタイトルを見て「はて?なんのことだろう?」と思うのは、決して私だけではないハズ。
ワッシャーにカッター刃を挟んで固定するだけ
カッターの刃の両端をワッシャーとネジで固定して「スライサー」を作り、そこに底面を切り取ったペットボトルをセットして引っ張るとあら不思議。ペットボトル容器がリンゴか大根の皮のようにスルスルと「むけ」ていくのです。料理でいうところの「かつらむき」というイメージがピッタリなのですが、こうして出来上がるのが「ペットボトル素材でできたロープ」なのです。
ペットボトルの紐は思いがけない用途がたくさん
ピンと張ると上に人が乗っても切れないとか、車の牽引もできるとか、このロープでさまざまなチャレンジをしている人もいますが、まずはロープ作りそのものの感覚を楽しんでみたいですよね。いくつか試してみて、気持ちよくロープが作れるようになったら、アートの素材として利用する、という発想もアリだと思います!素材がペットボトルとは、誰も気づかないはずですよ。