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ワインボトルをぐにゃりと潰したお皿

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funew-ボトルのお皿

瓶 DIY

木本硝子株式会社が販売しているFUNEW(ふにゅ)

ガラス瓶のリサイクル方法といえば、現在はビンを溶かして、作り直すという手法がメジャーになりましが、昔は、町の酒屋さんがビンの回収に来て、繰り返して使うといった昭和の「もったいない」を体現した昔ながらの手法を思い出します。実はビンの色分け作業や、1500℃の高温炉の設置など意外に費用がかさんでしまうそう。

そんな従来の方法を見直し、新たな手法でリサイクルに挑んだ商品が「FUNEW」です。切る、潰す、という一見単純に見えがちな作業に繊細な職人技が活きています。

まずは、ガラスをカットする際に熱の加わる面と周辺の温度差により起こるクラック(ひび割れ)。ビン全体に均一に温度を伝える技法が必要になります。切り口の処理はバーナーで丁寧に溶かして、柔らかな丸みを磨き上げているのです。
人が直に触れる物だからこその、繊細な技術で生まれた商品。見ていると優しく懐かしい気持ちになるのは、人の手がたくさん加わっているからこそです。1つ1つの商品もアイディアが光っています。

見た目にもインパクトのあるボウルやトレー。注目したいのはビンの底部分です。敢えて底をひしゃげる事によって、落下防止に役立てているという訳ですね。ワインボトルの横にチーズやおつまみを乗せたトレーを出したら、それだけで話が弾みそうです。

シンプルなデザインのグラスやカラフェは、柔らかなフォルムがガラスの持つ無機質さを和らげてくれます。漂着物のガラスの様な、不思議な暖かみを感じます。切子模様が入ればヴィンテージ感が増して、更に味のあるものに大変身。このビンを使ったのはどんな人なのだろう、どんな職人さんが作ったのだろう、とついついノスタルジックに浸ってしまいそうな商品です。

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これは、電気炉を使って800~900度ほどの熱で潰しているようなので、DIYで簡単にぐにゃりとかいかなそうである…

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