予熱時間よりトリガーやグリップを重視
基本的にグルーガン/ピタガンの吐出量や性能はあまり変わりません。予熱時間には3分のものや5分のものがありますが、どのモデルも3分も経てばスティックを溶かすことができます。(接着力を強めたい場合は、決められた予熱時間を守ったほうがよい。)
しかし、100円ショップに販売されているタイプやGM-100のような廉価なタイプは、トリガーや本体が小さいので、1本の指しかかけることができません。硬いトリガーを指1本で引くと力が入るので、ノズルの先端がブレやすく狙ったところに正確に吐出するのが難しくなります。
それに比べ右のようなトリガーやグリップが大きいものは、指を2~3本かけられるので、楽にトリガー引くことができます。そのため、長時間作業をしていても指が疲労しにくく、ノズル先端がブレにくいので狙った場所に吐出しやすい。
なので、たまにちょこっと使う程度であれば、廉価な〔GM-100〕や100円ショップのものでもよいでしょうが、正確度を求める作業や、長い時間作業するのであれば、少し予算をあげて〔GM-130〕のような操作性が良いトリガーの大きいタイプを選んだ方がよいと思います。
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GM120とGM130の違い
ちなみにGM100とGM130の違いは、GM130のほうが予熱時間が3分なので2分ほど早くなります。また、GM130には、入/切に切り替えられるスイッチが備わっています。どちらも自立しますが、GM-130はスタンドがついているので倒れにくい利点があります。
GM130